赤ちゃんのおむつモレ

赤ちゃんがようやくまとめて眠ってくれるようになりました。でも、赤ちゃんが成長して長く眠るようになると、別の困った問題が出てきます。それは、おむつモレ。赤ちゃんのおしっこやうんちが背中や横のおむつからモレて、困った経験のあるママやパパも多いのではないでしょうか。おむつモレの原因や正しいおむつのつけ方、おむつのサイズアップの時期についてご紹介します。

おむつモレの原因は?

おむつのつけ方が正しくない時や、おしっこやうんちの量や状態によって、背中や太もものおむつからモレてしまうことがあります。また、おむつサイズが小さすぎると、おしっこの量に比べて吸収材が十分で無く、おむつモレの原因になります。赤ちゃんの体重が、今使用しているおむつサイズの上限に近くなってきたら、そろそろサイズアップを考えてみましょう。

どこからモレてくるの?

おむつモレと一言で言っても、モレる場所によって原因や対応策は変わってきます。モレる場所と原因をチェックしてみましょう。

1)テープタイプの場合

[背中からのおむつモレ] 新しいおむつを付けるとき、背中側がしわしわになったままおむつをつけてしまうと背中からモレることがあります。背中側がしわになっていないかを確認しながらおむつをつけましょう。 テープをベルトのより中央側にとめると、のびのびストレッチサイドが伸びた状態で背中がフィットします。 また、テープを逆ハの字にとめる(=テープの端を斜め下に向けてとめる)ことで背中のすき間を防ぐ効果もあります。抱っこの時やおむつ交換で寝かせた時等に柔らかいうんちが押し出されてしまう場合には、その直前に一時的に背中のすき間にティッシュ等を詰めることも有効です。 授乳中の刺激で赤ちゃんがうんちをする事もありますが、その時のモレも起こりにくくなります。 Sサイズ~の場合は、パンツタイプへ切り替え いただくと改善する場合もあります。パンツの方がウエストまわりにフィットしやすくなっています。

[太ももからのおむつモレ] テープをベルトのより中央側で留めてみてください。のびのびストレッチサイドが伸びた状態で足まわりにぴったりフィットさせることができます。さらに、テープをベルトの下側にとめることにより足まわりが狭くなり、すき間を減らすことができます。

-夜などおしっこの量が多い時、おむつがパンパンになってモレている場合- できるだけ早く取り替えましょう。寝る前の水分摂取量の調節やひとつ大きいサイズへの切り替えてもいいでしょう。同じ場所からおむつモレをしている場合は、モレている側を広くおおうようにつけるとモレを防げることもあります。例えば、赤ちゃんがほとんど常にあおむけの姿勢で寝ていて背中側からあふれる様にモレている場合、背中側をおなか側よりやや長めに当ててテープをベルトのより中央側にとめます。

2)パンツタイプ つけ方のチェックポイント ウエストや足まわりのギャザーは内側に折れ込んでいませんか? うんちガードはお尻にくいこんだりしないで、立っているでしょうか?

[おしっこモレを防ぐコツ] モレの主な原因は適応体重です。でも赤ちゃんの体型やおむつのつけ方等によって、おむつがぴったりとフィットせず、すきまができていてモレる場合と、おしっこがおむつの吸収量を超えてモレる場合があります。

-フィット性による場合- おむつ全体を引き上げて股上が深い状態で使うと、おむつと体のすき間ができにくくなります。 赤ちゃんとおむつの間にどうしてもすき間ができてしまう場合は、 もうひとつ下のサイズのパンツタイプを、 赤ちゃんの体型等によってはサイズの微調整ができるテープタイプを試してみましょう。

-夜などおしっこの量が多い時、おむつがパンパンになっておしっこがモレている場合- できるだけ早く取り替えましょう。場合によっては、寝る前の水分摂取量の調節やひとつ大きいサイズへの切り替えを試しましょう。

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正しいサイズのおむつを選びましょう

今使っているおむつは、赤ちゃんにぴったり合っているでしょうか?赤ちゃん一人一人、大きさも体型も違います。なので、おむつのフィット感も赤ちゃんによって違います。 パンパースのおむつサイズは体重別になっていますが、体型は赤ちゃんによって様々なので、目安の体重はサイズ間で重複するようになっています。一般に、赤ちゃんの体重が該当するサイズのおむつを使用しますが、赤ちゃんはそれぞれ体型や大きさが異なるので、体重とはずれているサイズのおむつを使用しても、もちろん問題ありません。ママやパパが判断して、ぴったりサイズを決めましょう。

正しいおむつのつけ方は?

赤ちゃんにおむつをつけた時に、ズレがなく、おむつがまっすぐになっているのが理想です。おむつをつけたら、以下の点を確認してみましょう。

  • おむつがおへそのすぐ上まであり、ウエスト部分がピッタリしている。

  • 足回りとおしりをきちんと覆っている。おむつをはかせた後、足回りに指を入れて一周させ、フリルが内側に折りこまれていないか確認しましょう。フリルが内側に折りこまれていると、モレの原因になります。

  • テープタイプのおむつの場合は、色の付いたゾーン(テープ受け部)にテープが左右対称に止まっているか確認しましょう。パンパースのおむつは赤ちゃんの体型や動きに合わせることができるよう、両サイドに余裕があります。

サイズアップのタイミングは?

おむつのサイズアップ をするタイミングが判らない!と困っているママやパパもいるでしょう。おむつがもう少ししたらなくなりそうな時、次に買うおむつのサイズで悩んでしまいますね。おむつのサイズアップのタイミングは、以下を目安としましょう。

  • おむつがおしりを完全に覆っていない。

  • 腰まわりや太ももが摩擦で赤くなっている

  • おむつがびしょ濡れになっている

おむつのサイズを大きくすれば、吸収材も増えるため、吸収できるおしっこの量も増えます。ただし、サイズが大き過ぎてもおむつモレの原因となります。ウエストや太ももにぴったり合っているかどうか、指をぐるりと入れて隙間が無いか、きつ過ぎないかを確認しましょう。 ゆるめの方がいいと思われるかもしれませんが、隙間があるとおむつモレするので、気をつけて!

恐怖のうんちモレを防ぐ

全てのママとパパにとって一番の恐怖、それはうんちモレ!サイズが小さかったり、おむつと体の間に隙間ができていたりすることが主な原因です。うんちモレを防ぐためにも、正しいサイズのおむつをつけることが大切です。でも、どれだけ気をつけていても完全にうんちモレを防ぐことはできません。おむつだけではなく、赤ちゃんの着替えは常に持ち歩くようにしましょう。

よくある質問

おむつのサイズが小さすぎるのかもしれません。おむつサイズが小さすぎると、おしっこの量に比べて吸収材が十分で無く、おむつモレの原因になります。また、おむつのつけ方が正しくない可能性もあります。

おむつモレを完全に防ぐことはできませんが、ちょっとした工夫で最小限に抑えることはできます。赤ちゃんの成長とともに、動き方やおしっこやうんちの量も変わってくるので、赤ちゃんの体のサイズや動き方などをチェックし、その時に合ったおむつを選んで、正しくつけてあげましょう。また、せっかく吸収力の高いおむつをつけても、何時間もおむつを交換しないでいると、おむつモレにつながります。こまめに取り換えてあげるようにしてくださいね。出かける前にはおむつ交換を忘れずにして、出かける時には必ず替えのおむつを持って行くようにしましょう。

本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。

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