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早産で生まれた赤ちゃんのお世話

早産で生まれた赤ちゃんのお世話

赤ちゃんが予定より早く生まれて入院期間が延びた場合、知りたいことがたくさんあって当たり前です。発達小児科医のスザンス・ディクソン医師が早産児の親によく聞かれる心配事や疑問にお答えします。

退院について。早産で生まれた赤ちゃんはいつ退院できますか?退院の判断基準は何ですか?小さく生まれた赤ちゃんは、一般的には本来の出産予定日の24週間前に自宅に帰りますが、例外はいくつもあります。早産児の退院には様々な要因が考慮されます。赤ちゃんの呼吸、心拍数、体温が一般の新生児用コットでも安定していなければなりません。お子さんがモニターで無呼吸(呼吸停止)や徐脈(心拍数の低下)を監視されている場合は、モニターの使い方とアラームへの対応方法を理解していなければなりません。退院するまでに、聴覚スクリーニング検査と目の検査を含めた検査を済ませておく必要があります。赤ちゃんの体重を順調に増やさなければならないので、直母、哺乳瓶、経管栄養(胃に通したチューブからの授乳)のいずれか、もしくはこれらを組み合わせた決められた方法で栄養を与えられるようにならなければいけません。

自宅への訪問客について。赤ちゃんが自宅に帰ったら訪問客を迎えてもいいでしょうか?お子さんの小ささや状態にもよりますが、しばらくの間は訪問客を制限したり一切断ったりする必要があるでしょう。何週間も入院していたとても小さな赤ちゃんは訪問客をすべて断って隔離する期間が必要になりますし、出生体重が非常に少なかった赤ちゃんは1年あるいはそれ以上にわたって人との交流を制限する必要があるでしょう。やっとお子さんを自宅に連れて帰ることができた喜びを分かち合いたいお母さんにとって、訪問客を制限することはつらいことに思えるでしょう。ですが、お子さんが危険な病原菌にさらされないようにしてあげるのは大事なことです。咳をしていたりかぜをひいている人は、早産児によくある症状の肺疾患から回復しつつある赤ちゃんにとって、大きなリスクになります。赤ちゃんと同じ空間で生活している家族やお世話をする人は、軽症であれば接触しても大丈夫です。訪問客を制限することで、過剰な刺激を与えるリスクも減らすことができます。月齢の低い乳児にとって、過剰に触ったり動かしたり、話しかけたり弾ませたりするとストレスになることがあります。家族としての結び付きを強めて赤ちゃんのことをもっとよく知るために時間をとっておきましょう。

フォローアップ健診の予約について。赤ちゃんはいつまでフォローアップ健診に連れて行く必要がありますか?微妙な学習上の問題や認知能力に関する懸念は、学齢期になるまで出てこない場合があります。最も良いのは、小学生になるまでフォローアップを続けることです。フォローアップ健診は、サポートや役立つ知識が得られる大事な機会でもあることを覚えていてください。

誕生日について。赤ちゃんの誕生日は実際に生まれた日か本来の予定日かどちらでお祝いすればいいですか?赤ちゃんが生まれた日が公式の誕生日になりますが、お子さんの発達は「修正月齢(早産した週数を修正した月齢)」の目安により近くなるでしょう。両方ともお祝いしてはどうでしょう。どれほどの試練を乗り越えてきたかを考えれば、お祝いするべきことはたくさんあるはずですよ。

家族のことについて。上の子どもについてはどうでしょうか?赤ちゃんで手一杯です。体の弱い赤ちゃんはとても多くのお世話や注意を必要としますから、上の子どもの要求に応えることはなかなか難しいことです。最初から上のお子さんと一緒になってやってみましょう。何が起こっているのかを簡潔に説明したり、お母さんの感情の起伏が激しくなってしまう理由を分かりやすく話したり、どんなお手伝いができるのか提案してみたりすると喜ぶでしょう。壊れてしまいそうな赤ちゃんを新生児室で見ると圧倒されてしまうことがあるので、もう会わせてもいいと思えるまでは、上のお子さんには、絵や写真を届ける準備や小さなおもちゃとか服を選ぶお手伝いをしてもらうのもいいでしょう。上のお子さんが元気で、赤ちゃんをサポートするために体につけられた機器が少なくなったら、上のお子さんを連れて行ってあげましょう。自宅では、お兄ちゃんお姉ちゃんにお風呂やオムツ替えなどの赤ちゃんのお世話を手伝ってもらうようにしてください。短い時間でも構わないので、上のお子さんと1対1で向き合う時間を毎日設けてあげましょう。可能であれば、赤ちゃんを誰か他の人に見てもらって、上のお子さんだけに集中してあげられるようにするのもいいでしょう。おもらししたり眠れなかったりかんしゃくが増えたりするような赤ちゃん返りはつらいものですが、よくある正常なことです。上のお子さんもお母さんと同じように状況の変化に適応しようとしているのです。お子さんが赤ちゃんを大好きになることも期待しないようにしてください。上のお子さんから見れば、赤ちゃんはそれほど楽しくなくて問題ばかり起こす存在なのです。

将来的なリスクについて。
次の赤ちゃんもまた早産になりますか?それは、最初の赤ちゃんが早産になった理由によって異なります。非常に若い女性と35歳を過ぎた女性、そして双子を妊娠中の女性は早産のリスクが高くなります。前回の早産の事実以外に分かっている早産の危険因子がなければ、次の赤ちゃんの生まれる日が出産予定日近くになる確率は80%を上回ります。

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