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分娩のサイン―体の兆候の捉え方

分娩のサイン―体の兆候の捉え方

分娩という重大な日が近づいてくると、お母さんは「陣痛がいつ起こるのかわかるものなのだろうか」と戸惑いを感じるかもしれません。しかし心配はいりません。女性の体は必要なシグナルを常に出し、そしてそのシグナルを認識できるだけの内なる知恵を備えているのです。




分娩が近いことを知らせるサイン




分娩が23日以内に近づいていることを示すサインは、大きく二つあります。




1. 膜(羊膜嚢)の破裂
この症状については「破水」という言葉で耳にしたことがあるかもしれません。羊膜嚢から浸出して膣の外へ流れ出る透明な羊水の量は、女性ひとりひとりで異なります。ほんの数滴という女性もいれば、大量に出てくる女性もいます。驚くことに、この前兆が分娩の最初の兆候となるのは25%未満に過ぎず、実際には破水は分娩の前ではなく最中に生じるようです。しかし、分娩前に破水した場合には、24時間以内に分娩が始まる可能性があります。破水したらすぐにかかりつけの産婦人科医または助産師に連絡しましょう。破水の起きた時間、色、量、腐ったような匂いがしないかどうかを記録しておきましょう。




2. おしるし(血性前兆)
子宮の収縮が始まる1日か2日前になると、ピンク色または血の混ざった粘液がで出てくるのに気付くかもしれません。この「おしるし」と呼ばれるものは、実際には妊娠中に子宮頸部を覆っていた粘液栓です。すべての女性がこの「おしるし」に気付くわけではなく、中には粘液栓が排出される前に子宮の収縮が始まる女性もいます。また、この「おしるし」は出産前の予約検診時に行われる膣内診の後に経験したことがあるかもしれないような茶色の血性のもの(何の心配も要りません)とは違うという点も、常に頭に入れておきましょう。




初期の分娩サイン。子宮収縮




分娩が迫っていることを示す大きな手掛かりとなるのは、一定の間隔で起きる子宮の収縮(陣痛)です。最初は、そういった初期の陣痛は月経痛や腰の痛みのように感じられ、20分30分間隔で来たり治まったりします。次第に痛みや下腹痛は強くなり、また長い時間続くようになります。子宮の収縮も頻繁に起こるようになり、35分おきとなります。子宮の収縮のタイミングを計るため、毎回の痛みが始まった正確な時間とどのくらい痛みが続いたのかを書き留めておきましょう。




真性陣痛か、それとも仮性陣痛か?




真性陣痛




仮性陣痛




陣痛が一定の間隔で起こり、予測可能なパターンに沿っている(8分ごとなど)。




陣痛の間隔は不規則で、例えば10分間隔で起きた次には6分間隔、2分間隔、8分間隔になるなど、予測できない。




具体的には、陣痛の進行のパターンは、a)少しずつ間隔が短くなる、b)少しずつ長くなる、c)少しずつ痛みが強くなる、という3つがあります。




経時的な進行は見られません。




陣痛は毎回、腰のあたりから始まるように感じられ、その後体の前面に広がり、足の付け根の下方へと広がります。




陣痛では、腹部が全体的に締め付けられるように感じます。




動作や姿勢を変えても陣痛が和らいだり治まったりすることはないでしょう。




動作や姿勢を変えると陣痛が和らいだり治まったりするかもしれません。




「おしるし」があるかもしれません。




通常は「おしるし」がありません。




羊膜が破れるかもしれません。




羊膜は破れないでしょう。




医師または助産師は子宮頸部の変化(柔らかくなっている、細くなっている、膨張しているなど)に気づくでしょう。




子宮頸部の変化は起きないでしょう。




電話をかける




陣痛が始まったと思ったら、かかりつけの医師に電話しましょう。電話をかけるときには書き留めておいたメモを手元に置いて、自分の症状を正確に伝えられるようにしましょう。昼夜にかかわらず、何時でもためらわずに電話しましょう。医師は、陣痛がいつも9時17時の間に始まるわけではないとわかっています。産科医や助産師はいつでも―何時であっても―電話が鳴るのを待っていて、電話に出てくれます。


また、すぐに病院へ向かう必要はないかもしれないことも覚えておきましょう。実際に、初産の場合では産婦人科医や助産師は陣痛が5分間隔になるまでは自宅でゆったりとしておくよう指示することが多いです。経産婦であれば、陣痛は早く進んでいくのですぐに病院に来るように言われるかもしれません。




自分が陣痛を迎えているとわかると、興奮や不信感や不安などの感情が入り混じることでしょう。心を穏やかにして意識を集中させるように努めましょう。症状を記録するのを手伝ってもらったり、そばで相手をしてもらったり、いざという時が来たら病院に付き添ってもらえるよう、パートナーや友人にそばにいてもらうよう手配すると良いでしょう。そして何よりも、「赤ちゃんをこの世界に連れてくる」という目の前の大役を、自分なら必ず果たせるのだと思うことが大切です!

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