妊娠23週目

この時期の赤ちゃんの大きさは

なすび

妊娠23週目: 妊娠23週目の赤ちゃんの成長

おなかの中の赤ちゃんはすでにママの声が聞こえているんですよ、と言えばママは驚くでしょう。赤ちゃんの耳が発達してきた証拠なんです。赤ちゃんに本を読み聞かせたり、話しかけたり、歌ってあげたりしましょう。パパにも一緒にやってもらいましょう!

妊娠23週目の赤ちゃんはたくさん眠っています。この睡眠の80%は眼球が急速に動くレム睡眠と呼ばれています。レム睡眠の間、赤ちゃんの目と脳は活発に動いています。

羊水と呼ばれる羊膜嚢の中で赤ちゃんを取り囲む液体について、ママはあまり考えたことがないかもしれません。羊水にはとても大切な役割があります。例えば、羊水は健康な赤ちゃんが産まれるための完璧な環境を作りだしています。赤ちゃんの体温を調節して、赤ちゃんが大きくなるにつれてクッションの役割を果たしています。妊娠中はいつもよりも多く水分を取ることを勧められますね。この理由はママの妊娠中の健康を保つだけではなく、ママの飲む水が羊水を作るからだとも言われています。

双子を妊娠する妊娠23週目のママは、双子の妊娠 について調べておきましょう。

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妊娠23週目の赤ちゃんの大きさは?

妊娠23週目の赤ちゃんの頭からお尻までの大きさはナスビほどになっています。

妊娠23週

妊娠23週目のママの体

ママが妊娠23週目になる頃には、妊娠前と比べて4.5~7.0キログラムほど体重が増加しているでしょう。ママが理想的な体重増加をしているか、お医者さんと定期的に一緒にチェックしてみましょう。妊娠中の理想的な体重増加 について、その原因やアドバイスを見ておきましょう。

妊娠中にママが太り過ぎている、または、体重が十分に増えていないとお医者さんが判断したら、理想的な体重増加についてお医者さんがアドバイスをくれるでしょう。例えば、ママの体重が増えすぎている場合には、お医者さんが食生活の見直しとママの体に無理のない運動をするようにと勧めてくれるでしょう。妊娠中に理想的な体重の増え方をしていると、出産後はゆっくりと楽に体重が元に戻りますよ。

妊娠23週目に入ったママは、胎動を感じるようになるでしょう。胎動をもう少し後になって初めて感じるママもいるので、今の時点で感じなくても心配しないようにしましょう。数カ月したら、お医者さんがママに毎日、胎動をカウントするようと勧められることもあります。胎動カウントはどのようにすればいいのでしょう?赤ちゃんが活発な時間帯を選んで、ママが胎動を10回感じるのにどれだけの時間がかかったのかを調べましょう。10回のカウントに2時間以上もかかったり、胎動に変化を感じた時にはお医者さんに連絡をするようにしましょう。

妊娠23週目 は妊娠何カ月目になるでしょう?答えは妊娠6カ月目です! あと1か月もしたらラストスパートの妊娠後期に入ります。大丈夫、ママなら乗り切ることができますよ!

妊娠23週目:ママの症状

  • 痛み:ママのおなかが大きくなり体重が増えてくると、 ママが動いたり、休もうとした時に痛みを感じることがあります。妊娠23週目頃に筋肉の痛みや軽い頭痛を感じるママもいます。筋肉の痛みを和らげるには、温かいお風呂に入ったり、痛い部分をマッサージしたり、保温パッドを当ててみましょう。頭痛がある時には横になって、冷たいタオルなどで頭を冷やしてみましょう。ひどい痛みが現れたり、頭痛の症状が消えない時にはお医者さんに相談するようにしましょう。 市販の痛み止めなどを飲むときには、妊娠前にママが飲んでいたものであっても、まずはその薬を飲んでいいのかお医者さんに相談するようにしてくださいね。

  • 足のこむら返り:妊娠23週目あたりに足のこむら返りを経験するママも多いでしょう。妊娠中期や後期に良く現れる症状です。ふくらはぎを長く下向きにマッサージしたり、足を上や下に動かしましょう。この方法でこむら返りの症状はすぐに消えるでしょう。

妊娠23週目: ママのやること・気をつけること

  • 妊娠中のママと赤ちゃんにとって非常に大切な妊娠中の食生活。塩分の摂り過ぎになっていないかを調べてみましょう。厚生労働省が発表する「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」では、日本人の成人女性に推奨される1日の食塩摂取量は「7.0g未満」とされています。加工食品やインスタント食品などのナトリウムの多い食事は控えるように気をつけましょう。

  • 妊娠中に食中毒や食あたりにならないためには何に気をつけたらいいのか、食中毒になった時の早期発見方法などについて調べていきましょう。ママの体調が悪くなるだけではなく、おなかの中の赤ちゃんに影響を及ぼす可能性もありますね。一般的に食中毒の症状には嘔吐、下痢、高熱、悪寒、痛みや下腹部のけいれんがあります。ママが食中毒を疑うような症状があれば、すぐにお医者さんに連絡して、治療してもらいましょう。 もちろん一番大切なことは食中毒にならないことです。予防策を見ていきましょう。

  • 生モノや十分に加熱されていない魚介類や卵は避けましょう。

  • 食べる前に果物や生野菜をよく洗いましょう。

  • 特に肉を触った後には石鹸を十分に泡立て、熱いお湯で手を洗いましょう。

  • 台所の表面や調理器具はすぐに洗いましょう。

  • 十分に調理されていないサラミやソーセージなどの冷たい肉料理やスモークや酢漬けの魚は避けるようにしましょう。

  • 妊娠中には避けたほうがいい食べ物があります。お医者さんなどにもどのような食べ物を避けるべきか、尋ねておきましょう。

  • 妊娠中のママの血圧がかなり高ければ、お医者さんは高血圧、蛋白尿、むくみが主な特徴である妊娠高血圧症候群を疑うかもしれません。妊娠後期によく見られる症状で、妊娠20週目以降に現れます。妊娠の早い時期にこの症状が現れた時には重症化するケースもあり、注意が必要です。お医者さんがママの血圧や尿中のたんぱく質レベルを調べ、ママが妊娠高血圧症候群にかかっていないかどうかを診断してくれるでしょう。目がかすんだりチカチカとしたり、頭痛が長い間続いたり、足や手にむくみが出てきた、ムカムカする、急激な体重増加、呼吸が苦しいなどの妊娠高血圧症候群を疑う症状に気がついたら、すぐにお医者さんに連絡をしましょう。妊娠高血圧症候群を治療しないで放置しておくと、胎盤に送られる血液量が減ったり、ママの腎臓、肝臓、脳や目に悪影響を及ぼすことがあります。

  • 万が一のために早期陣痛の兆候を知っておきましょう。早期陣痛は妊娠37週目前に起こります。お医者さんが早い段階でママの陣痛が始まったことに気がつけば、赤ちゃんがさらに成長と発達ができるように子宮内に留めて出産時期を先延ばしにするでしょう。陣痛のサイン に注意して、陣痛が始まったかなと感じたら、すぐにお医者さんに連絡しましょう。継続的に続く背中の下部の痛み、水っぽい粘液のようなあるいは血の混じったおりものが出てくる、骨盤への圧迫、下腹部のけいれん、下痢、規則的な陣痛、破水なども陣痛の兆候の可能性があります。

  • 産まれてくる赤ちゃんには上の兄弟がいますか?もしいるのなら、上の子供達が赤ちゃんを迎える準備をするいい時期です。ママは上の子供達から、赤ちゃんはどこから来るのなど聞かれるかもしれません。予期せぬ反応へ心の準備をしておきましょう。ママの体の変化に気がついた子供達には、その時に妊娠のことを言うのがいいかもしれませんね。上手に説明できないとか、妊娠の話を上手に始める自信がなければ、お医者さんに相談してみましょう。

妊娠23週目: お医者さんに聞いてみましょう

  • 騒音が赤ちゃんの聴覚の発達に与える悪影響は?

  • 骨盤底筋を鍛えるケーゲル体操とは?正しくやれているかしら?

  • まだおなかにいる赤ちゃんに読み聞かせたり、音楽を聞かせることは役に立つの?

  • 重いものを持ってもいいの?安全な持ち方は?

妊娠23週目: チェックリスト

  • これまでの妊娠期間を振り返ってみたいママもいるのではないでしょうか?ママの元気のあるうちにたくさんのマタニティフォトを使った素敵なアルバムを作ってみましょう!専門のプロカメラマンにママの写真を撮ってもらうのもいいですし、写真を撮るのが上手なお友達にお願いしてもいいでしょう。両手でハートの形を作ってママのおなかの上にあてた写真、小さな手袋をママのおなかの上に載せた写真。おなかの中の赤ちゃんが産まれるのを心から待っている、と言うメッセージが伝わる写真のアイデアを考えたいですね。マタニティフォトは奇麗な景色を背景に外で撮るのもいいですし、すでに赤ちゃんの部屋があれば、赤ちゃんの部屋で撮ってもいいでしょう。ママだけの写真やパパと一緒に撮った写真もアルバムに入れましょう。

  • この週に自由な時間のあるママは、注意したい妊娠中の症状 を読んでおきましょう。これからママにどのようなことが起こるのか、出産まで万全の準備をしておきましょう。

  • 赤ちゃんを迎える準備はなにをやったらいいのかしら? そんなママは赤ちゃんを迎える準備 診断テストを試してみましょう! 結果がどうであっても、心配しないで。まだまだたくさんの準備をする時間がありますよ。

  • 体力が少し戻ってきて、何か新しいことを始めたいママはいますか?産まれてくる赤ちゃんの人生最初のアルバムを作るのはどうでしょう?ママの大きくなるおなかの写真や妊婦健診でもらった赤ちゃんのエコー写真をアルバムに貼って、メッセージを添えるのもいいでしょう。数年後に大きくなった赤ちゃんと一緒に眺めることを考えたらワクワクとしてきます。これらのカードや写真をSNSでシェアすることもできますね。

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妊娠23週:チェックリスト

  • おなかの中の赤ちゃんに本を読んだり、話かけたり、歌ったりしてみる

  • 鉄分がたくさん含まれる食品をとる

  • 腰痛を軽減するため、枕を両足にはさんで寝てみる

  • 妊娠週別アドバイスを受け取る

本記事の内容について
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