妊娠7週目

妊娠7週目には、腹部の圧迫感、つわりや疲れやすくなるなど、妊娠中によく見られる症状が出てくるママが多くなります。でも、妊娠中の症状の出方には個人差があるので、もちろん全く症状が現れないママもいます。妊娠7週目にはどのようなことが起こるのでしょう?妊娠7週目によくある症状は?妊娠7週目にお医者さんに聞いておきたいことは?ご紹介します。

妊娠7週目に知っておきたい大切なポイントは?

妊娠7週目のママに知っておいてほしいポイントが幾つかあります。

  • 予定日に月経が来なくて妊娠検査薬を使ったママは、お医者さんにも診てもらいましょう。

  • お腹の中の赤ちゃんの脳、肺、消化器官、腕や足、顔の部分がさらに発達していきます。

  • 妊娠中の嗜好の変化。ある特定の物なら食べることができる、などの嗜好の変化に気がついたママもいるはず。妊娠中は栄養バランスの取れた食生活が特に大切ですが、、無理する必要はありません。栄養バランスの取れた食生活が守れていれば、少しぐらいはお菓子や甘いものを食べても大丈夫でしょう。ただ、体重の増加にも気をつけるようにして下さいね。

妊娠7週目のママの様子

来るはずの月経が来ない。お家で妊娠検査薬 を使ったママもいるでしょう。結果が陰性だったら?その時には少し時間を置いてもう一度妊娠検査薬を試すか、産婦人科のお医者さんにママが妊娠しているかどうかを確認してもらいましょう。妊娠7週目だとして、出産予定日はいつ?妊娠が判ると、いつ赤ちゃんに会えるのかが気になりますね。 産婦人科のお医者さんがママの出産予定日を調べてくれますが、パンパースの出産予定日計算ツール もお試しください。

妊娠7週目は妊娠何ヵ月なの?

ママは妊娠7週目に入りました。ママの妊娠期間を妊娠週で伝えるか、妊娠月で伝えるかは、お医者さんによって違います。お腹のふくらみや妊娠中の症状は全くないですが、妊娠7週目は妊娠2ヵ月目の最後の週に当たります。妊娠2ヵ月目は妊娠4~7週目です。

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妊娠7週目:赤ちゃんの発達

妊娠7週目の赤ちゃんはどのような発達を遂げるのでしょう?赤ちゃんの体の様々な臓器が作られ始め、これから臓器はさらに発達していきます。

  • 赤ちゃんの脳は、生まれた後もさらに発達していきます。お腹の中の赤ちゃんの脳の基本的な部分が形成されるのがこの時期です。

  • 妊娠期間が進むにつれて、赤ちゃんの消化系組織や肺が発達していきます。

  • 顔の小さなパーツが形成されていき、小さなひれ足のような腕が見られるようになります。

  • 妊娠7週目の赤ちゃんに起こるもう1つの重要な変化は、へその緒になる組織が発達すること。妊娠期間中、お腹の中の赤ちゃんはへその緒でママと繋がり、ママから酸素や栄養をもらいます。また、へその緒は赤ちゃんの排泄物を取り除く役目もしています。

  • 妊娠7週目に妊婦検診で超音波検診(エコー検査)を受ける予定のママは、赤ちゃんの心音が確認できるかもしれませんよ。お医者さんが妊娠7週目ではなく、もう少し後の妊婦健診 で超音波検診を予定していても、それは問題ありません。

妊娠7週目:赤ちゃんの大きさは?

お腹の赤ちゃんは急速に成長しています!妊娠7週目の赤ちゃんの大きさは0.7~0.8センチメートルで、小さなブルーベリーぐらいの大きさです。

妊娠7週目の赤ちゃんの様子は?

妊娠7週目の赤ちゃんは、ママの子宮の中でどのように成長していくのでしょう?下は、ママの子宮の中での妊娠7週目の赤ちゃんの様子を表したイラストです。安全なママのお腹の中で、赤ちゃんは成長していきます。

妊娠7週目のママの体

ママがここ数週間に経験した妊娠の兆候や症状 は引き続き出てきますが、妊娠7週目にさらにはっきりと出てくる症状もあります。これらの症状は非常に不快で辛いものですが、妊娠中期 に入るまであと数週間。妊娠中期に入るとこれらの症状の多くは治まっていくので、もう少し頑張りましょう。妊娠7週目に入ったら、健康や衛生にも気をつけてくださいね。産婦人科のお医者さんが、トキソプラズマ症と言う感染症のリスクについて話してくれることがあります。生肉や加熱が不十分な肉を食べたり、ネコのフンが感染の原因とされています。ネコが用を足していることもあります。庭仕事をする時や猫のお世話をする時には手袋をつける、土や砂に触れたり、生肉を触ったら石鹸を使ってしっかりと手を洗うなど、衛生面にも気をつけましょう。

妊娠7週目:ママに出る症状は?

妊娠7週目のママに現れる妊娠中の症状をご紹介します。

  • 唾液過多症:いつもよりも大量の唾液が出てきて、つわりのような吐き気や嘔吐の経験をしたママもいることでしょう。よだれつわりとも呼ばれる不思議な症状ですが、妊娠中に出てくる症状の1つです。

  • 食べ物の嗜好の変化 :.夜ご飯にチョコレートやピクルスが無性に食べたくなる、これまでは何ともなかったのに、卵の匂いに耐えられなくなってしまった。こんな経験を持つ妊娠中のママもいるでしょう。いつもお腹が空いている、反対に何も食べたくない。これらは妊娠7週目によく見られる症状です。妊娠中は食べ物や飲み物、臭いに対する嗜好が変わることがあり、妊娠によるホルモンバランスの変化 が影響していると考えられています。妊娠中は泥やチョークなど、食べ物ではないものを無性に食べたくなる異食症の症状が出ることもあります。すぐにお医者さんに診てもらいましょう。

  • つわり:この週によくある妊娠の症状で、つわり が妊娠中のママにとって一番辛いのではないでしょうか。この時期のつわりが一番ひどく、どうにもしようがないママもいるでしょう。妊娠中のママのつわりの症状は妊娠中期になると、治まってくることが多いです。もう少し、頑張りましょう。

  • 下痢の症状妊娠7週目の下痢、便秘や消化不良は、通常、心配するものではありません。ホルモンの変化が消化器官に影響を与えていると考えられています。また、下痢が続くと、脱水症状になることもあります。リンゴをすりおろしたもの、バナナなど、体の中の過剰な水分の吸収を助けてくれるものを食べるようにし、水分はこまめに取るように心がけましょう。

  • 少量の出血:妊娠7週目の少量の出血は、問題ないものと考えられています。ただ、大量に出血したら、が、これはママが注意したい妊娠中の症状 です。すぐにお医者さんに診てもらいましょう。

  • こむら返り:妊娠7週目に軽いこむら返りや背中の下部の痛みが出てくることがありますが、これもよくあることです。ママの子宮が大きくなるにつれて、不快な症状が出てくることもあります。痛みの辛いこむら返りが長く続くようであれば、お医者さんに診てもらいましょう。

  • 疲れやすくなる:妊娠7週目の週は、常に疲労を感じることもあります。プロゲステロンと言うホルモンの分泌が急激に増えていくので、眠くなるかもしれません。できるかぎり休んで、無理をしないようにしましょう。妊娠期間中は疲れと一緒に頭痛を感じることもあります。ひどい頭痛の症状があれば、お医者さんに診てもらいましょう。

  • 頻尿の症状:頻尿の症状 は妊娠期間中を通じて、いつでも現れる症状です。ホルモンの変化で血液量が増えてママの腎機能が高まると、頻尿の症状が出てきます。ママにとっては非常に不快な症状ですが、妊娠前と同様、水分は十分に補給するようにしましょう。食事の水分量も含めて1日1.5~2Lの水分をこまめにとるようにしましょう。

  • おりもの:妊娠中はたくさんのおりものが出てきます。妊娠7週目に出てくるおりものは、ごく普通の妊娠中の症状です。

妊娠中は色々な痛み を経験します。嬉しいことに、妊娠が進むにつれて消えていく不快な症状もあれば、簡単に和らげることのできる痛みなどもあります。妊娠中の痛みについて事前に知っておき、これから起こるかもしれない事態に備えましょう。

妊娠7週目:ママのお腹の大きさは?

ママの妊娠期間は7週目に入りましたが、お腹のふくらみは目立つのでしょうか?妊娠7週目のママのお腹の大きさは、たとえ双子を身籠ってたとしても、妊娠しているとは判らないでしょう。妊娠7週目の赤ちゃんの大きさはブルーベリーぐらいです。妊娠7週目にはお腹の中にガスが溜まり、お腹がポコッと見えることがあります。ママのお腹のふくらみが目立ち始めるのは、子宮が骨盤の外に出てくる妊娠12~16週目頃です。 

妊娠7週目 :ママの様子は?

妊娠7週目のママのお腹はどんな感じなのでしょう?妊娠2ヵ月目のママのお腹は下のイラストのような感じです。

妊娠7週目: ママのやること・気をつけること

ママの妊娠期間は始まったばかりですが、色々と考えることがありますね。健康的な食生活を心がけることからクローゼットの中身の整理など、この時期にも大切なポイントがたくさんあります。妊娠7週目のママにやってほしいこと、気をつけてほしいことを下にまとめています。

  • ママのお腹が大きくなってきます。新しく着心地の良い服を数枚買いましょう。伸縮性の良いゆったりした服がお勧めですが、生地や着心地も考えて買うようにしましょう。例えば、妊娠期間中はおっぱいのサイズにピッタリ合ったブラジャーを着けるとか、ママが汗ばむことなく快適に過ごせるようにコットンや自然素材の下着を探しましょう。

  • ママとお腹の中の赤ちゃんは必要な栄養をきちんと取っているでしょうか?胸やけの原因となる場合もあるので、香辛料の多いものや揚げ物などは避けたいですね。もし、ママがベジタリアンやビーガンであれば、穀物や豆類などの植物性タンパク質 やその代替食品が、ママのバランスの良い食生活を助けてくれるでしょう。動物性食品にしか含まれていないビタミンB12などはサプリメントで摂取したほうが良いのか、お医者さんに聞いてみましょう。

  • ママのお肌ケアも大切です。妊娠7週目はホルモンの変化でニキビができやすくなります。妊娠中によくあることで、心配はいりません。毛穴詰まりやニキビ対策としてオイルフリーのスキンケア製品やコスメ類を使ってもいいですね。

  • 妊娠中はママの心や体に多くの変化が現れます。このような変化にママはどのように対処すればいいのでしょう?妊娠中に気分が落ち込んだ ら、あともう少しの辛抱だと自分に言い聞かせてください。妊娠中期に入ったら、多くの妊娠中の辛い症状は消えていきます。また、妊娠中期に入ると多くのママの元気が復活します。妊娠期間中に出てくる心や体の変化にどのように対応していくか、お医者さんとも話し合ってみましょう。

  • 大きくなっていくお腹を写真に撮りましょう!毎月、同じ洋服を着て同じ場所に立ち、写真を撮っておいてはどうでしょう。撮った写真を使って、手作りカードを作ってみるのもいいアイディアですね。写真を何年か後に眺めたら、懐かしくてつい微笑んでしまう事間違いなし。ソーシャルメディアに載せたり、メールで近しい人に記念の写真を送りましょう。

パパへのアドバイス

妊娠中のママはとても疲れています。ママがゆっくり休み、お昼寝できるよう、パパはママを労わってあげてくださいね。パパが朝ごはんを作って、ベッドのママに持って行ってあげるなんて素敵ですね!休んでる間にパパが家事をやってくれた、とママに感謝されること間違いなしです。

 

妊娠7週目: お医者さんに聞いてみましょう

産婦人科のお医者さんにはもう診てもらいましたか?妊婦健診はママが疑問に思うことや心配なことを直接お医者さんに聞くいい機会です。妊婦健診ではお腹の赤ちゃんの成長や、ママの変化を定期的に確認していくことが大切です。 妊娠初期から妊娠23週までは4週間に1回、妊娠24~35週までは2週間に1回、妊娠36週~出産までは週1回の受診が基本です。ママが疑問に思うことや心配なことは、積極的にドンドンと質問しましょう。

  • 妊娠期間中のベストな体重の管理方法は?

  • 妊娠中、職場で気をつけるべきことは?

  • 分娩について、ママはすでに考えていますか?出産時に発生する可能性のあるトラブルや対処法などについてお医者さんと相談しておきましょう。

  • 妊娠中のブレインフォグ(脳の霧)はよくある症状?

  • 妊娠悪阻のサインは?

よくある質問

質問回答
妊娠7週目に出る症状は?疲れやすくなる、腹部の膨満感、気分の浮き沈み、吐き気などが妊娠7週目によくみられる症状ですが、妊娠の症状が全く現れないママもいます。
妊娠7週目の胃の調子は?すでにつわりの症状が出ているママもいるでしょう。妊娠初期の終わり頃がつわりの症状が一番きつい時期です。胃腸の働きが原因で、気分がすぐれなくなることも。
妊娠7週目です。お腹を見て妊娠していると判る?妊娠7週目のママのお腹は、ガスが溜まって少し膨らんでいることもありますが、お腹の中に赤ちゃんがいると判るほどの膨らみはありません。妊娠12~16週目になるとお腹の膨らみが目立つようになってきます。
妊娠7週目に妊娠の症状は消えるの?妊娠初期を過ぎた頃から、妊娠中に見られる症状が消えていきます。でも、妊娠の状況はママによって違うので、妊娠初期を過ぎても症状が治まらないママもいますが、いずれ症状は消えていきます。
妊娠7週目の赤ちゃんの心拍数は?妊娠7週目の赤ちゃんはまだとても小さいので、心臓の動きを確かめるのは簡単ではありません。早ければ妊娠5週目の始め、遅くとも6週目の終わりには確認できると言われています。妊娠7週目の心拍数は110~160bpmぐらいでしょう。

 

妊娠7週目のチェックリスト

妊娠7週目は妊娠初期にあたりますが、ドキドキワクワクがいっぱいの時期です。心配や不安がいっぱいの妊娠7週目には以下のことをチェックしておきましょう。

  • 妊娠前から、葉酸 は十分に取りたい栄養素です。赤ちゃんの正常な発達に欠かすことのできない栄養素です。葉酸を多く含む緑黄色野菜をたくさん食べたり、サプリで取るようにしましょう。

  • パンパースの妊娠お役立ちガイド をダウンロードしましょう。妊娠に関する情報や赤ちゃんの成長についてなど、お役に立つ情報が満載のとっても便利なガイドです。

  • 流行前にインフルエンザ予防接種を受けておきましょう。

  • いつ、何回ぐらい、どのような検査があるの?妊婦健診について事前に調べておきましょう。

  • パンパースが理想的な体重の増え方を計算します。パンパースの妊娠中の体重の増加 を参考にしてくださいね。

本記事の内容について

本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。