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幼児のしつけ:罰よりも・・・

幼児のしつけ:罰よりも・・・

タイムアウト(罰として短時間隔離すること)は、最も効果的なしつけの一つだとする研究がある一方で、育児のツールとしてそれだけではいけないとも言われています。子供が成長するに従って、効果が薄れてくるためです。幸い、子供の成長に伴って効果が上がっていく手法もあります。




例を挙げましょう:
よい子でいる時をきちんと見てあげる。
良い面を強化する。
完璧を期待しない。
代替案を提示する。
安全かつ適当な場合は自然の流れに任せる。
具体的、限定的な目標を設定する。
しつけと罰は違うということを肝に銘じる。

よい子でいる時をきちんと見てあげる。
正直な話、お子さんの振る舞いを改善させたい場合、これが最も簡単で、最も強力な手法でしょう。親というものは、子供にして欲しい振る舞いではなく、して欲しくない振る舞いにばかり、時間やエネルギーを費やしがちです。

ちょっと気が付いてやること、それがお子さんを喜ばせるものです。言葉で褒めたり、ハグしたり、背中をポンと叩いてやったり…ほんの数秒のことが大きな効き目を持つのです。夕食時にフォークを使っていたら、褒めてやりましょう。洋服をスパゲッティソースまみれにしても怒らないこと。




ただしやり過ぎは禁物です。いくら幼くてもお世辞かどうかわかってしまうものです。お子さんがストレスを感じているようなときは、こういった正の強化は特に効果的です。さらにストレスを加えるのではなく、緊張を開放してくれるためです。言葉ではなくジェスチャーも同じくらい有効です。お子さんが一人で静かに遊んでいたら、近くへ行って、そっと1、2回髪を撫でてやります。もちろんそうされるのが好きなお子さんの場合です。最初は、遊ぶのを止めてしまうかもしれません。でも数日後には、このちょっとした気遣いを受けながら静かに遊び続けるようになるでしょう。

お子さんが良い振る舞いをした時、そのことをきちんと表したいと思ったらこう言います。(「『どうぞ』と『ありがとう』が上手に言えたわね!」) お子さんはまた次からも言うようになるでしょう。お子さんの良い振る舞いを無視すると、次は良くない振る舞いをするようになります。そうした方がお母さんの注目を得ることができるのですから。ですから悪いことではなく、良いことに注意を向けるようにしましょう。

良い面を強化する
正の強化(良いことを追加する)は、負の強化(良いことを取り除く)または罰(悪いことを追加する)よりも効果的であるということを是非覚えておいてください。また逆説的ですが、ちょっとした気遣いや特別メニューといった小さなご褒美の方が、例えば自転車を買ってあげるといった大きなご褒美よりも効果があるものです。あげると言われていた大きなご褒美がもらえないとなると、努力を止めてしまうことがあるためです。


未就学児の場合、褒めるときの言葉遣いには十分注意しましょう。




次のような研究結果があります。






  • 男の子 の親は子供を褒めるとき、成し遂げたことを具体的に挙げる傾向がある:「すごい!ブロックで高いビルを造ったのね。」.
  • 女の子の親は、一般的な言葉で褒める傾向がある: 「なんて賢い子でしょう。」.
  • 具体的な褒め言葉をかけると、子供は自分の成し遂げたことを評価することができます: 「高いタワーができたよ。すごいでしょう。」.
  • 一般的な褒め言葉では、子供は自分の行動の評価を他人に任せるようになります: 「今度はどう?賢い子なの?」

ですから、褒め言葉は行動に対して具体的に表すようにしましょう。

完璧を期待しない
子供に完璧に振る舞うよう期待するのは無理なことです。もしそうしてしまったら、お子さんのストレスは非常に大きくなり、その緊張を壊すためにわざと悪い振る舞いをしてしまうでしょう。

お子さんもお母さんも達成できる現実的な目標を設定します。例えば、お友達が遊びに来た時、お子さんが自分のおもちゃを全て貸してあげると期待してはいけません。お友達が来る前に、お子さんが一番大切にしているおもちゃは別の所に置いておきましょう。そうすればお子さんは、気持ちよく、それ以外のおもちゃをお友達に貸してあげることができます。

代替案を提示する
振る舞いを変えさせたいと思ったら、どうすればよいかをお子さんに示します。例えば、大声で叫んでいるお子さんを止めさせたいなら、静かに話しても、他の人に聞いてもらえるやり方を実際にして見せます。ぴしゃりとお仕置きするのが、長期的には罰として効果的ではない理由の一つとして、ではどうすればよいのかということを子供に教えることができない、ということが挙げられます。

具体的、限定的な目標を設定する
大切なことは何か、ここできちんと整理しておきましょう。安全、もちろんこれが第一です。ではこの年齢のお子さんにとって、礼儀正しさというのはどの程度重要でしょうか?整理整頓は?親切な振る舞いは?集中することは?…一度に多くのことに注意を向け過ぎないようにしましょう。さもないと常にお子さんを正し続けなくてはならず、母子ともにボロボロになってしまいます。社会性を身に付けさせるための時間はこれからもまだまだたくさんあるのですから。

お子さんが4歳にもなったら、お尻を蹴飛ばすのではなく、そろそろ寝る時間よと上手に言うようにしましょう。一般的で絶対的な目標を設定してしまうと、達成できているのかどうかの判断が難しくなり、実際、達成するのも難しくなります。そうではなく、もっと具体的で現実的な目標を立てましょう。例えば1週間のうち5日、お母さんから寝る時間よと言われたら15分以内にベッドに入る、というような目標にするとよいでしょう。お子さんにも自分にも完璧を期待してはいけません。

しつけと罰は違うということを肝に銘じる。
この二つを区別することは難しいことですが、努力しましょう。しつけ、というのは教えることでもあります。自分の言動が、お子さんに身に付けて欲しいことをきちんと教えるようなものであるかどうか自問自答しましょう。良い例を示すことは、最も効果的なしつけの手法の一つです。

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