食事を嫌がる

食事のときに、じっと座っていなかったり、以前に比べてあまり食べなくなったり。思わず心配になってしまいますが、実はこれ、1歳くらいの子どもにありがちなこと。今は、歩くことやおしゃべりをマスターしたいという気持ちが強いため、食事の時間がちょっぴり退屈に思えているだけなのです。
子どもは活発に動きまわることでたくさんのエネルギーを使いますが、体には燃料タンクのようにエネルギーを脂肪として蓄える機能がきちんとあります。また、子どもの成長スピードは、今後は赤ちゃんのときに比べてゆるやかに落ち着いていきますから、少しくらい食べる量が減っても、一時的なものであれば健康にそう害をおよぼすことはないでしょう。
でも、食事の時間はきちんと食べなければいけないということを学ばせるために、家族が食事する時間には子どもをテーブルに座らせるようにしてください。たとえ数口しか食べなくても、一度はきちんと座らせなければなりません。そして、食べる量が足りないようであれば、食事の合間のおやつは、できるだけ健康的なものを食べさせましょう。
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