赤ちゃんの名前ランキング 女の子編

生まれてくる赤ちゃんの名前を考えるのは妊娠中の楽しみのひとつ。どんな名前にするのか悩んでしまいますね。赤ちゃんが女の子なら、ママパパはきっと、可愛らしく人から好かれる女の子に育ってほしいと思うでしょう。将来、どんな人になってほしいのか、どんな人生を歩んでいってほしいのか、ママパパの願いや希望を込めて、可愛く素敵な名前をつけてあげたいですね。

名前の選び方は様々です。人気のある現代風な名前から選ぶこともあれば、生まれてくる赤ちゃんの将来を想像しながら名づけることも。音の響きがいいもの、可愛らしさや温かさ、柔らかさなどのイメージ、日本的な古風な名前、1文字や2文字など文字数や字画数から選ぶ方法もあります。2022年に人気の女の子の名前は?女の子の名前のランキングは?名前を決める時に気をつけたいポイントは?ご紹介します。

人気の赤ちゃんの名前ランキング 女の子編 1~100位 2022年版

日本最大の育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダーが公表したデータによると、2022年人気の名前ランキング女の子編 1~10位にランキングしたのは以下の名前でした。

順位名前  主な読み方
1陽葵ひまり、ひなた、ひな
2りん
3芽依めい
4あおい、あお
5うた
6結菜ゆいな、ゆな、ゆうな
7莉子りこ
8つむぎ
9陽菜ひな、はるな、ひなた
10みお、れい、しずく

 

「陽葵」は2021年の3位から1位の座を獲得しました。漢字を見ただけではなんと読めばいいのか分からず、少し難しいかも、と言う意見もあるようです。「陽葵」には自分だけではなく周りの人を元気にするような、優しくて温かいくイメージがありますね。2位は根強い人気を誇る「凛」。「凛とした」と言う表現で使われるように、テキパキ動くきりっとしたイメージ。女の子だけでなく男の子にも人気の名前です。「芽依」の芽の字は何かが新しく始まる印象や強い生命力、グングン伸びていく発展性や成長を感じさせますね。「葵」「陽菜」「澪」などの自然の力を感じさせる名前も女の子の名前には人気です。また、「陽」を使った名前が多いのも特徴です。「ひなた」「ひかり」「あかり」など、あたたかくて明るい、光のイメージを持つ名前がランクインしています。太陽の光をイメージさせる「陽」という漢字には積極的という意味もあるので、自分はもちろん、周りの人を太陽のように暖かく照らす、積極的な人に育ってほしいとの願いが込められているのではないでしょうか?「詩」が22位から5位に急上昇していることにも注目です。漢字1文字であることも人気の理由ですが、素直な感性やまっすぐとした表現力を持つ女の子のイメージがあります。10位から上昇した7位の「莉子」。少し硬いイメージがあるのですが、響きは可愛いですね。8位の「紬(つむぎ)」はランクダウン。紬は丈夫で庶民に愛された織物。健康で丈夫な人に育つように、多くの人に愛される、糸から布を織るように物事にコツコツと取り組んで自分の夢に向かって進むようにと言う願いが込められているようです。9位の「陽菜」には太陽のように明るく、菜の花のように可愛い女の子に育ってほしいと言う思い、柔らかくてフワフワしているイメージがありますね。

株式会社ベビーカレンダーが公表した2022年の人気の赤ちゃんの名前ランキング女の子編11位以下のランキングはこちら。

順位名前主な読み方
11結月ゆづき、ゆつき、むつき
12咲茉えま
13結愛ゆあ、ゆな、ゆめ
14琴葉ことは
15結衣ゆい
16彩葉いろは、あやは
17かえで、ふう
18りん
19すい、みどり
20柚葉ゆずは
21咲良さくら、さら
22莉緒りお
23なぎ、なぎさ
24あん、あんず
25美月みつき、みづき
26心春こはる、ここは、ことは
27美桜みお、みおう
28心陽こはる、みお、ここは
29一華いちか、ひな、いちは
30杏奈あんな
31ひなたひなた
32依茉えま
33紬希つむぎ、つき
34光莉ひかり、みつり
35芽生めい、めばえ
36紗奈さな、すずな
37さくらさくら
38莉央りお
39らん
40心結みゆ、ここな、みゆう
41朱莉あかり、しゅり、じゅり
42陽咲ひなた、ひさき、ひさ
43愛茉えま
44柚希ゆずき、ゆき、ゆの
45凪咲なぎさ
46美結みゆ、みゆう
47凪紗なぎさ
48花音かのん、はの
49莉愛りあ、まりあ、りお
50紗菜さな、すずな
51琴音ことね、こと
52はな
53しずく
54一花いちか
55乃愛のあ
56心晴こはる、ここは、みはる
57陽菜乃ひなの
58風花ふうか
59詩乃しの、うたの、ことの
60ひかりひかり
61愛莉あいり
62あおい、あお
63咲那さな、えな、えみな
64すず、りん、れい
65百花ももか、もか
66すずすず
67ひまりひまり
68菜月なつき
69玲奈れな、れいな
70和花わか、のどか、ほのか
71ゆい、ゆう
72愛菜まな、あいな、えな
73茉白ましろ
74優月ゆづき、うる、ゆづ
75結葵ゆあ、ゆき、むぎ
76六花りっか、りつか、ろっか
77柚乃ゆの、ゆずの
78結心ゆな、ゆい、ゆの
79七海ななみ、なみ
80千晴ちはる、ちせ
81紗良さら
82詩葉うたは、ことは、おとは
83なぎさ
84さくら
85彩羽いろは、あやは
86葵衣あおい、きい
87あかりあかり
88栞奈かんな
89紬葵つむぎ
90咲来さら、さくら、さく
91怜奈れいな、れな
92柚羽ゆずは
93陽向ひなた、ひな
94明莉あかり
95美羽みう、うるは、みわ
96絃葉いとは
97永茉えま
98柚月ゆづき、ゆずき
99楓華ふうか
100咲希さき、さつき、えま
101音羽おとは

 

人気の赤ちゃんの名前 読み方ランキング 女の子編 1~100位 2022年版

株式会社ベビーカレンダーが公表した人気の赤ちゃんの名前 読み方ランキング 女の子編 2022年版の1~10位まではこちら。

順位読み
1えま
2みお
3めい
4さな
5あおい
6りお
7ゆい
8ひまり
9こはる
10いちか

 

最近人気なのが2音のシンプルな名前です。「えま」が前年に引き続き1位を獲得。柔らかい印象で、咲茉、依茉、愛茉など漢字の組み合わせも多いですが、ひらがなでもいいですね。エマは外国の女性の名前としても人気で、発音しやすい名前です。4位に急上昇した「さな」はどうでしょう?響きが可愛らしく、女の子の名前として非常に人気が高いです。また、ひらがなで名づけられることも多いです。「みお」は「美桜」の漢字を組みあわせて、心の美しさ、女性的、穏やかさのイメージがあります。「みお」の「澪」は水のように澄んだ心。水や雨、川のイメージから人に優しく強い意志を持った人、清らかで濁りのない人に育ってほしいと言う願いがこめられます。8位に上昇した漢字二文字の「ひまり」という名前には、「陽葵」の組み合わせがよく使われるようです。太陽の「陽」に太陽を向く植物を意味する「葵」という文字を組み合わせれば、光に向かって強くたくましく前向きに生きていく女の子のイメージになります。

株式会社ベビーカレンダーが公表した人気の赤ちゃんの名前読み方ランキング 女の子編 2022年版の11位以下のランキングはこちら。

順位  読み
11つむぎ
12りん
13ほのか
14ゆあ
15あかり
16ひなた
17ひな
18りこ
19いろは
20さら
21ふうか
22ゆな
23はな
24さくら
25のあ
26なぎさ
27うた
28ゆづき
29ひかり
30いと
31えな
32ひより
33ことは
34みゆ
35ゆの
36かんな
37みつき
38ゆずは
39ももか
40かほ
41かのん
42ゆいか
43おと
44せな
45ゆいな
46るな
47れい
48すい
49るか
50りあ
51ひなの
52りんか
53すず
54はる
55あんな
56なな
57しおり
58りの
59おとは
60なぎ
61ゆずき
62はるか
63みあ
64まな
65ゆうな
66あいり
67すみれ
68さき
69ここな
70しずく
71そら
72なお
73なつき
74みこと
75かりん
76れな
77まお
78みのり
79すずか
80こと
81いとは
82ななみ
83いおり
84にこ
85かえで
86みれい
87くるみ
88りほ
89るい
90ゆず
91ゆら
92みく
93れいな
94あこ
95あん
96みおり
97ゆうり
98かれん
99ゆめ
100あお

 

人気の赤ちゃんの名前 漢字ランキング 女の子編 1~100位 2022年版

名前をつける時には音の響きも大切ですが、名前が持つ意味も大切なポイントですね。女の子の名前には「葉」や「莉」「花」「菜」など、果樹や花の植物を表す漢字を使ったボタニカルネームが好まれているようです。

順位読み
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

 

1 位になった「莉」はジャスミンの花の漢字に用いられ、美しい、可愛らしい、明るい、健やかな成長などのイメージがあります。可愛らしく健康で利発な子どもに育ってほしいと言う、ママパパの願いが込められていますね。3位の「結」にはむすぶと言う意味があります。毎日のコツコツとした努力が実を結び、成功をつかみ取れる人になってほしい、人との結びつきを大切にして、優しく思いやりのある人間になってほしいと言う願いが込められています。7位の「心」は男女ともに人気の漢字です。澄んだ心のきれいな人、誠実や信頼のイメージがありますね。周りの人から信頼されて、愛される優しい人になってほしいという思いが感じられます。漢字の組み合わせによっては、心の強さや自立心のイメージがあります。総合的に見ると、自然や生命力を連想させる漢字が女の子の名前のランキングに入っています。いずれの漢字も成長や生命力、健やかさのイメージを持つ漢字で、子どもたちの健康と明るい将来を願うママパパの気持ちが込められていますね。

赤ちゃんの名前を決める時に気をつけたいポイントは?

時代によって流行の名前や漢字は変わるものです。先輩ママパパはどのようにして赤ちゃんの名前を決めたのでしょう?先輩ママパパに聞いた名前の決め方をご紹介します。

  1. こう育ってほしいという願いを込めた漢字や言葉を入れる 「将来、こんな子になってほしい」「こんな人生を歩んでほしい」といったママパパの願いを込めた名前をつけましょう。

  2. 読みやすさや音の響きで決める 名前はこれから一生、呼ばれるもの。名前の響きや音、イメージ、呼びやすさ、リズムがとても大事ですね。名前がどう聞こえるかで、硬い印象にも柔らかくもなります。外国の人が読みやすい名前もいいですね。

  3. 季節や植物、自然からのイメージで決める 春なら「花」、夏なら「海」など生まれた月の季節感のある名前や、好きな花や木の名前をつける選択肢もあります。

  4. 赤ちゃんと初めて対面した印象で決める 初めて赤ちゃんと対面した時に赤ちゃんの顔を見て決めるママパパもいます。赤ちゃんにいいなと思っている名前で話しかけてみましょう。どのように反応してくれるでしょうか?赤ちゃんの意見も取り入れてみましょう。

  5. 尊敬する人や憧れの人の名前を参考にする 好きな作家や憧れのスポーツ選手、ママパパの好きな有名人や尊敬する偉人の名前を参考にする人も。将来、あのように育ってほしい、世界で活躍してほしい、などの希望も込めて、有名人の名前を参考にするママパパも多いです。

  6. 祖父母、親、兄弟の名前を参考にする ママパパやおじいちゃん、おばあちゃんの名前の字をもらってつけることもよくあります。家族の絆や一体感が生まれますね。兄弟姉妹で一文字同じ漢字を使うこともあります。

  7. 画数で決める 姓名判断は、苗字と名前の総画数や、字画数をみて、運気が良いか悪いかを診断するものです。縁起の良い画数になる漢字を当てはめていくのもおススメですが、姓名判断には様々な流派があり、考え方が異なるのであくまで参考程度にしましょう。

名前を決める時に知っておきたいポイントは?

  1. 出生後14日以内に名前を決めよう 赤ちゃんの名前は、出生後14日以内に決める必要があります。戸籍法では、出生後14日以内に「出生届」という書類を役所へ提出することが義務付けられています。出産日が1日目となるので、注意しましょう。出生届は、法的に赤ちゃんが家族となったことを証明するために必要な届け出です。出生届を提出することで、児童手当や1ヵ月検診、予防接種などが受けられるようになります。提出期限は必ず守りましょう。

  2. 常用平易の文字を使用する 戸籍法では「子どもの名前には、常用平易な文字を用いなければならない」と決められています。常用平易な文字は法務省令で定められており、ひらがなとカタカナ、漢字が当てはまります。漢字には常用漢字1945字と人名用漢字984文字があり、この中には「々」「ゝ」「ゞ」などの繰り返し記号や、長音符号である「ー」も含まれます。常用漢字とは、中学校までの義務教育で習う漢字のことです。人名用漢字は義務教育では習わないものの、名づけに使っていいと決められている漢字になります。使用できる漢字は法務省のサイトで確認できるので、見ておきましょう。漢字の読みについては法律で定められていないため、当て字を使っても問題ありません。

  3. 記号や数字は使えない 名前に使える文字は漢字、ひらがなやカタカナだけです。繰り返しの記号である「々」「ゝ」「ゞ」と、長音符号の「ー」は使用することができます。また「一」「二」などの漢数字は常用漢字なので、赤ちゃんの名前に使っても大丈夫。但し、それ以外の記号や算用数字、アルファベットは、名前に使える文字として認められていないので注意が必要です。

女の子に人気の名前

おわりに

赤ちゃんの名前ランキング 女の子編や赤ちゃんの名前を決める時に注意したいことをご紹介しました。赤ちゃんに一生ついて回る名前。こんな風に育ってほしいと言うママパパの願いを込め、時間をかけて素敵な名前を考えてあげましょう。赤ちゃんの性別は生まれた時のお楽しみにしている?お医者さんから聞いていない?そんなママパパは赤ちゃんの名前ランキング 男の子編 も読んでおいてくださいね。

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