環境影響を削減するために
より少ない原材料でより高品質のおむつを
環境影響の削減に最も大きく寄与するのは、原材料を削減すること。政府機関(英国のDEFRA等)とパンパースとの研究の結果、わかったことです。
パンパースのおむつの原材料使用量は、以前に比べて大きく削減されてきました。例えば欧州および北米のおむつに関して、この20年間でおむつおよび包装の重量は半減しており、当社としてはさらなる改善に努めています。
また、段ボール箱の使用を削減し、袋へ変更しています(欧州の一部の地域で着手)。袋の方が持ち運びに便利だというお父さんお母さんから要望に応えるとともに、これによって包装材の80%、プラスチックの10%を削減することができます。箱から袋への変更により、運搬用のトラックの台数の減少、ひいてはCO2 162トンの削減へつながります。
おむつ生産資源の削減
よりスマートな製造法を採用することで、おむつ生産に必要なリソースの削減を実現してきました。
2009年から2014年の間に次の項目を達成しました。
製造廃棄物78%
CO2排出量 9%
エネルギー消費量 8%
水消費量 4% (製造単位あたり)
現在、当社の10か所の工場は、埋め立て廃棄物ゼロで稼働しています。つまり工場へ持ち込まれる物で無駄な物は全く無いということです。当社では、すべてのパンパース工場がこれに続くことを目指しています。これを達成するために、廃棄物の別目的での再利用、リサイクル、リユースを実現する革新的な方法を編み出すべく、日々努力しています。例えば、
サウジアラビアでは、赤ちゃんのドライ性を保つための吸収材の小片を、砂漠地帯での保水に利用しています。
ドイツでは、プラスチックの加工片は、植木鉢に形を変えて再利用されています!
再生可能なエネルギー、持続可能な資源利用
2014年、ポーランド、タルグベクにある当社最大規模の工場は、パンパースの工場として初の100%再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力)使用工場となりました。これでお終いではありません。他の工場もこれに続くべく、日々努力を続けています。
また、原材料としては、持続可能な資源調達に努め、もちろん赤ちゃんの安全という点において優れた性能および最高級の品質を維持していきます。
常に進化し続けてはいますが、道のりはまだまだ遠く、今後もさらに改善を重ねていく所存です。
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