赤ちゃんの歯の生え始めのサインは?
生後4~7か月になると、赤ちゃんの歯が生えてくる兆候が見えてきます。最初の歯が生えてくる時に歯茎の痛みなどで不機嫌になったり、ぐずったりする赤ちゃんもいます。赤ちゃんの乳歯は、生後3か月から14か月ぐらいの間に歯茎から見え始めてきます。乳歯が生えてくる時に歯茎が腫れたり、ムズムズとした痛みを伴ったりすることもあります。非常にまれなケースですが、2000人に1人ぐらいの割合で、産まれてきたときにすでに歯が生えている赤ちゃんもいるんですよ。
ママが歯の生え始めのサインを知っておくことはとても大切。赤ちゃんの最初の歯が生えてくる兆候を予め知っていると、ママは慌てずにすみますね。 歯の生え始めの頃に赤ちゃんが泣いたり、ぐずったりしているのに気づいたら、歯ぐずり期の赤ちゃんを落ち着かせる方法 を参考にしてくださいね。
歯の生え始め時期の一般的なサイン
産まれてから数か月間、赤ちゃんはさらに成長や発達 をしていきます。赤ちゃんの前歯が生えてくる目安は生後4~7か月ぐらいから。歯が見えてくる3~5日前頃には、歯が生えてくるサインが出てきます。赤ちゃんの歯については、歯の生え始めから生え揃いの時期 を参考にしてみてください。 歯の生え始めの頃には以下の特徴があります。注意してあげましょう。
何でもかじる。歯茎の痛みを和らげるためにおもちゃや指などをかじってしまいます。
食欲が落ちる。口が痛いので食欲が落ちたり、食べたり飲んだりするのを嫌がることがあります。
よだれが多くなる。よだれの量が多くなるのも歯の生え始めの兆候の1つです。よだれの量が余りにも多くなるので下痢になったり、おむつかぶれになる赤ちゃんもいます。あかちゃんのうんちがゆるいと感じたら、まずは赤ちゃんが十分に水分補給をしているかを確認しましょう。高熱が出たり、うんちに血や膿のようなものが混じったりしていたら、すぐにお医者さんに連絡をしましょう。
口の周りの発疹。歯の生え始めによだれの量が多くなり、口、あご、胸のあたりに発疹が出てくることがあります。ママは赤ちゃんの様子に気をつけて、よだれを拭いてあげるようにしましょう。ただ、何回も拭いてしまうと赤ちゃんの肌に刺激を与えてしまうので、拭きすぎには気をつけてあげるようにしてくださいね。
手を口に入れる。歯茎の痛みを和らげるために手や指を口に入れてしまいます。
耳を引っ張る。多く見られるものではないですが、歯茎の痛みを和らげるために耳を引っ張る赤ちゃんもいます。
寝つきが悪くなる。痛みや腫れなどの不快感で昼寝や夜の睡眠時の寝つきが悪くなることもあります。赤ちゃんを上手に寝かしつける方法 をチェックしておきましょう。
泣いたり、ぐずったりする。 歯の生え始めに赤ちゃんの機嫌が悪かったり、ぐずったりするのはよくあることなので、ママは驚かないようにしましょう。歯の生え始めの歯茎の痛みで赤ちゃんはかなりぐずります。楽しいことで気を紛らわせたり、抱っこして慰めたりして、歯の生え始めの赤ちゃんの痛みを和らげてあげましょう。
熱が出る。赤ちゃんの歯の生え始めの時期に熱が上がることがあります。知恵熱とも呼ばれるものです。ただ、38℃以上の熱は、赤ちゃんの歯の生え始めとは関係がなく、治療が必要な病気や感染症であることがあります。赤ちゃんの機嫌が悪かったり、病気の症状が出ていたり、38℃以上の熱が続く時には、かかりつけのお医者さんに連絡をするようにしましょう。
赤ちゃんの歯が生える時期には個人差があります。歯の生え始めが早いとか遅いとか、赤ちゃん同士の競争ではありません。ママは焦らずにゆったりした気持ちで歯が生えてくるのを待っていましょう。歯の生える時期には個人差があるので、少し遅くなってもママが心配することはありません。下のイラストで歯の生え始めのサインや気をつけたい症状、赤ちゃんの痛みを和らげる方法をチェックしておいてくださいね。
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