乳腺炎の症状と治療

乳腺炎とは?その治療方法は?

乳腺炎は片方のおっぱいが痛くなったり、敏感になる感染症です。この乳腺炎は一般的に新生児に母乳を与えるママが授乳開始から2-3週間の期間に経験しますが、これよりも遅い時期に感染するママもいます。このおっぱいの感染症を早い時期に治療することは、困難な事態を避けるためにも大切なことです。お医者さんは一般的に乳腺炎の治療には抗生物質を提供します。実際、母乳を与えることは状況の悪化を妨げ、状況のさらなる悪化を阻害しますが、両方のおっぱいが空っぽになるように正しいテクニックを使うことが重要です。兆候やリスク要因を知り、乳腺炎にならないようにするにはどうすればよいのか、どのように治療していくのかを見ていきましょう。

乳腺炎とは?

乳腺炎は感染の結果として、乳房組織が炎症を起こした時に発生します。ほとんどの場合、授乳を開始してから6-12週間の授乳中のママがかかります。(このために授乳乳腺炎と呼ばれます。) が、この期間よりも後に発症することもあります。乳腺炎には痛みがあり、授乳をやめたいと思うこともあるでしょう。しかし、一旦、症状が治まると痛みなく授乳を続けることができるのです。あなたと赤ちゃんに幸せをもたらす授乳、この共有の時間を心から楽しんでください。

乳腺炎の兆候と症状

初めての授乳開始時におっぱいが敏感になったり、ヒリヒリとするのは至って通常のことです。 乳腺炎とはどのようなものなのでしょう? 乳腺炎には以下の兆候と症状があります。

  • 授乳中におっぱいに痛みや焼けるような感覚を感じる(通常、片方のみが痛くなる)
  • おっぱいに圧迫するような痛みやチクチク感を感じる
  • おっぱいの腫れ
  • おっぱいが熱っぽい
  • おっぱいの赤み ( V字型パターンが現れる)
  • 疲労感と体調の不調
  • 熱と悪寒

乳腺炎の原因とは?

乳腺炎の原因には以下が挙げられます:

  • 母乳が詰まっている: 授乳方法が正しくない場合、おっぱいが完全に空っぽになりません。 この詰まった母乳がおっぱいのチクチクする痛みを引き起こし、感染症を引き起こす可能性があります。
  • 乳管の詰まり: 乳管が詰まることにより、母乳が溜まるのが原因と考えられています。この詰まりを解消しなければ、おっぱいへの感染が生じてしまいます。
  • 細菌: ママの皮膚や赤ちゃんの口からの細菌が乳首の皮の亀裂やあるいは乳管の穴を介して乳管に侵入します。母乳は乳腺炎を引き起こす細菌の繁殖地となりえるのです。
  • 他のママと比較して感染しやすいママもいます。リスク要因は以下が挙げられます:

  • 乳首の亀裂
  • 授乳中、ずっと同じ姿勢でいる。そうしていると、おっぱいが完全に空になりません。
  • きついブラジャーを着用している、あるいはおっぱいに圧力がかかっていて母乳の流れが抑制されている。
  • 非常に疲れている、あるいはストレスを感じている
  • 過去に乳腺炎に罹っており、授乳性乳腺炎の再発リスクが高い
  • 栄養不足

乳腺炎の予防法は

乳腺炎の予防に役立つことをご紹介します。

  • おっぱいを飲んでいる間、赤ちゃんはしっかりと乳首を口にくわえているかを確認。
  • 両方のおっぱいが完全に空っぽになるように姿勢を変えていく
  • 赤ちゃんがもう一つのおっぱいに移る前にこれまでに飲んでいたおっぱいが空っぽになっているかを確認する
  • 赤ちゃんのお腹が空いている時はできるだけ頻繁に授乳を行う — 授乳の時間を空けすぎないこと
  • おっぱいを空っぽにするために温かく濡らしたタオルなどの温湿布をおっぱいにあてたり、授乳前に温かいシャワーを浴びる。
  • さらに詳しい授乳に関する情報はこちらから。 また、授乳の間に各おっぱいが完全に空になるように授乳相談室にアドバイスを求めたり、授乳に関する正しいテクニックなどを助産師さんから教わったりするのも良いでしょう。 いつか、ママが赤ちゃんを卒乳させたいと思うとき , どのようにして乳腺炎にならずに母乳が出なくなるようにするのかと疑問に思うかもしれません。成功の鍵は徐々に卒乳していくことです。助産師さんやお医者さんと相談し、さらに知識を深めていきましょう。

授乳と乳腺炎

乳腺炎になっていても授乳はできます。最初は少し不快感があるかもしれませんが、授乳を行うことで実際は問題を早く解決してくれるのです。また、母乳の抗菌特性は赤ちゃんを感染症から守ってくれるので、あなたの赤ちゃんにとっても安心です。乳腺炎で抗生物質を飲んでいる時は母乳を与えることに関して医師に相談してみましょう。

乳腺炎のための治療

乳腺炎に気づいたら、すぐに治療することが大切です。最初は風邪のような症状がでてきて、胸に チクチクする痛みを感じます。この時点で どのように乳腺炎を治療していくかについてお医者さんや助産師さんと相談することが大切です。治療をせずに放置すれば、膿が溜まり膿瘍が形成されてドレナージュ術が必要となるでしょう。乳腺炎の治療には一般に経口用の抗生物質が処方されます。なかなか治らない場合や症状が再発した場合には、他の抗生物質を試す可能性なども含めて永久に乳腺炎を解消する方法についてお医者さんや助産師さんと相談しましょう。

乳腺炎を軽減するためのアドバイス:

  • 先ほど述べた予防のヒントを守る。これらは問題を解決するのにも役立ちます。 (例、規則的な授乳は 炎症を抑え詰まった部分を広げてくれます。)
  • 1日に数回10分程度、暖かいお風呂に浸かり、おっぱいをお湯の中につけましょう。母乳が流れるのを妨げる乾燥した分泌物を取り除くことができ、授乳中に両方のおっぱいを空っぽにすることができます。
  • 痛みをやわらげたい場合は、鎮痛剤を服用してもいいかお医者さんに相談する。
  • 十分に休息を取る (赤ちゃんと一緒に休むことでより頻繁な授乳を促します)
  • 身体が感染症に打ち勝つよう水分を多く採る
  • 授乳がかなり辛い場合、搾乳器で母乳を搾るか手で搾りだしてみてください。
  • サポートブラジャーを着用する。

乳腺炎になって悲観的になることもあるでしょう。でも、状況が解消すれば、通常のように授乳を再び行うことができ、赤ちゃんとの絆を深める時間を楽しむことができますよ。

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