未就学児向けの指遊び

ここでは、赤ちゃんと一緒に童謡を楽しむ方法や簡単な歌遊びの方法についてアイデアを紹介します。

遊び1:This little piggy went to market. 「こぶたがいちばにいったよ」

英国と北米に由来する古い歌遊び)

This little piggy went to market./この子ブタさんは市場へ行った(→ここでお子さんの足の親指をタッチします)

This little piggy stayed home./この子ブタさんは家にいた(→ここでお子さんの足の人差し指をタッチします。以下、歌に合わせて順々に足の指をタッチしていきます。)

This little piggy had roast beef./この子ブタさんはローストビーフを食べた

This little piggy had none./この子ブタさんは何も食べなかった.

And this little piggy cried, "Wee, wee, wee!"/そしてこの子ブタさんはブーブーと鳴いた

All the way home./おうちに帰りました(→ここでお子さんの体をくすぐります)

赤ちゃんのオムツを替えながら、古くから親しまれてきたこの童謡を口ずさんでみましょう。親指からスタートして、歌いながら足の各指に順番にタッチしていきましょう。「おうち」という歌詞の個所にきたら、お子さんの体のあちこちをくすぐってみてください。お子さんはきっと、這いずり回って喜ぶことでしょう。

遊び2:Round and Round the Garden 「お庭をぐるぐる」

英国に由来する古い歌遊び)

Round and round the garden/お庭をぐるぐる(→ここでお子さんのおなかに円を描きます。)

Goes the teddy bear./テディ・ベアみたいにね

One step, two steps.../一歩、二歩、三歩…(→お子さんの胸のあたりにまで指を上に進めていきます)

Tickle him under there!/そこでこちょこちょだ!(→脇の下のあたりをくすぐります)

最後は驚きの「こちょこちょ」が待っているので、お子さんはこの動作のリズムをきっと気に入ることでしょう。"round and round(ぐるぐる)"と言いながらお子さんのお腹で円を描く真似をすることからスタートし、次に"one step, two steps(一歩、二歩)"で指をお子さんの胸まで進め、そして脇やあごの下あたりをくすぐってあげましょう。.

遊び3:Jack in the Box 「びっくり箱」

(北米に由来する古い歌遊び)

Jack in the box/びっくり箱(→目を隠します。)ないの?

Yes, I will!/さあ、出るよ!(→ここで腕を上に勢いよく伸ばします。)

赤ちゃんはこの元気いっぱいのかくれんぼ遊びが大好きです。お子さんにどうやって目を覆うのかを見せてあげ、そして雰囲気を出すために最初の二行を低い声で言いましょう。三行目で少しワクワクさせ、最後の行で両手を上に元気良く上げて大きな声で叫びましょう。お子さんはきっと、静かに待って、待って、…そして最後にはびっくり箱のようにポーンと跳び上がるのを楽しむことでしょう。

遊び4:Row, Row, Row Your Boat 「ボートを漕ごう」

(英国と北米に由来する古いリズム遊び)

Row, row, row your boat/ボートを漕ごう(→お子さんを前後に揺すってあげます。)

Gently down the stream./そっと流れに乗って

Merrily, merrily, merrily, merrily/陽気に楽しく

Life is but a dream./人生はただの夢

「ボートに乗る」ところなど、お子さんはできるだけ多くをお母さんが一緒にしてあげると喜びます。床に座って、対面するようにしてお子さんを膝の上に乗せます。お子さんの頭と首を支えるのを忘れないようにしましょう。お子さんの両手とお母さんの両手をつなぎ、音楽に合わせて前後に揺すりましょう。早いボート、ゆっくりとしたボートなど、テンポを変えて楽しみましょう。簡単なリズムですので、例えば“wash, wash, wash your face(顔を洗おう)”や“roll, roll, roll the ball(ボールを転がそう)”など、好きなフレーズに変えて楽しめるのもこの歌の魅力です。お母さんもお子さんも、最後にはクスクスと笑いが込み上げてくることでしょう。

遊び5:Old McDonald Had a Farm 「マクドナルド爺さんの農場で」

Old McDonald had a farm,/マクドナルド爺さんの農場で

E-I-E-I-O!/イーアイイーアイオー

And on this farm he had a cow,/農場で飼っていた牛が

モー

And a moo, moo there./そっちでもモー、モー

Here a moo, there a moo/ここモー、そこモー

Everywhere a moo, moo./どこでもモー、モー

イーアイイーアイオー

アヒル(クワッ、クワッ)、犬(バウ、バウ)、猫(ミャー、ミャー)、羊(メー、メー)、馬(ヒヒーン、ヒヒーン)など、好きな動物を何でも歌に合わせて続けられます。

この歌は人を惹き付けるとても魅力的な歌なので、赤ちゃんはまるで自分が実際に歌詞を歌っているかのように感じることでしょう。鳴き声の音を立てるのは楽しく、また歌詞はお子さんが多くの動物の名前を覚えるのに役立つでしょう。動物園や農場に行く途中に歌い、歌詞に出てくる動物に出会ったら鳴き声を口に出してみて下さい。お子さんはきっと、ワクワクしながらその動物に親しみやすさを感じることでしょう。

遊び6:Humpty Dumpty 「ハンプティダンプティ」

英国に由来する古い歌)

Humpty Dumpty sat on a wall./ハンプティダンプティ 壁に座っていたら

Humpty Dumpty had a great fall./ハンプティダンプティ 勢いよく落っこちた(→ここでお子さんを軽く倒します。)

All the king's horses and all the king's men/王様の家来や馬でも

/ハンプティは元には戻せない

遊び7:Trot, Trot, Trot 「トロット、トロット、トロット」

(英国に由来する古い歌)

Trot, trot, trot to London./ロンドンまでお馬でパッパカ、パッパカ、パッパカ

Trot, trot, trot to Dover./ドーバーまでお馬でパッパカ、パッパカ、パッパカ

Look out, ____, /気を付けて、○○○ちゃん(→お子さんの名前を入れます。)

を片側に傾けます。)

膝を上下に弾ませながら行う遊び歌に勝るものがあるでしょうか?対面になってお子さんを膝の上に乗せます。お子さんの腕の下をしっかりと掴んで支えてから、かかとを上げて上下に動かし始めます。この遊びは、月齢を重ねて首の筋肉が強くなり、十分に頭を支えられるようになってきた赤ちゃんに最適です。

~学びと成長~

~赤ちゃんは音楽を通じて、言語発達とその後の読む力」にとって不可欠な聴覚識別能力を身に付けていきます。お母さんが一日を通してよく歌えば、お子さんは音やピッチ、言葉のパターンなどを識別し、また反応できるようになります。また、お子さんとの感情的・社会的なつながりを強めていく上でも有用なことでしょう。

「期待すること」、「予測すること」、「動作に言葉と意味を加えること」を学んでいけるので、指遊び・遊び歌・単純な繰り返しの歌は赤ちゃんの言葉と記憶の発達にとって非常に重要なものなのです。

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