2歳児には何を食べさせるべきか
二歳児になると成長の速度が少し落ち着いてくるので、お子さんは実際にはお母さんが考えるほど多くの食べ物を必要とするわけではありません。また、この年齢になるとお子さんは自分が何を食べるのか、いつ食べるのか、どこで食べるのか、どのお皿に入れて食べるのかなどに対して極端に主張が強くなります。そういった状況へのアドバイスは、「けんかしなさい」ということです。
「おかあさんには勝てない」ことを素直に認めさせましょう
口うるさく選り好みするこういった食習慣にお母さんが黙って屈していたら、お子さんは食習慣をめぐって真剣に言い争おうとしなくなるでしょう。お母さんが自分なりの主張をすることによってのみ、親子での言い争いはお子さんにとって重要なものとなり得ます。つまり、「何が食べたい?」とお子さんに尋ねてはいけない、ということです。食べたい物を尋ねるということは、二歳の小さな子供にはとても扱えないような過剰な主導権を与えてしまうことになるからです。子供向けの理になかった食べ物の中からお母さんが選ぶようにしましょう。
食事は必ず食卓で取らせるようにしましょう
一定の決まった時間と場所で食事をする人は、最高の栄養状態と体調を維持していることが多いようです。そういった良い食事の習慣を早期に身に付けさせることが大切です。食事は車内やベッドの上でさせず、またTVを見ながらの食事も止めましょう。もしもお子さんが牛乳をあまり飲まないのであれば、チーズやヨーグルトなどの形でカルシウムを摂らせるようにして下さい。また、今こそ哺乳瓶から完全に卒業するべき時期です。
食事中にケンカするのは避けましょう
二歳のお子さんが目の前に出された食べ物をどれひとつ食べようとしない時に、食べさせようと真っ向からお子さんに挑んでも何の効果もありません。代わりに、こういった場合には次のような方法を試してみましょう。
お子さんを食卓から降ろし、数時間後にやってくる次の食事時にもう一度食卓に座らせてみて下さい。
チーズ、クラッカー、フルーツなどの栄養価の高いおやつから始めてみて下さい。トレーに入れてお子さんのそばに置いてみましょう。
上記のような方法を試しても依然として食べることを拒むようであれば、再び食卓から降ろし、心配するのは止めましょう。たとえ二歳児であろうと、健康な子供が自ら飢え死にしたことなどありません。
保育施設との連携
お子さんの一日の食習慣についてお近くの保育従事者に尋ねてみましょう。保育施設では、子供は異なった環境からさまざまなことを学び、また食事に関するゆとりもあります。できることなら、時々はお子さんとそういった施設に立ち寄ってランチをしてみるのも良いでしょう。
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