ワンオペお風呂のポイント

ワンオペで赤ちゃんをお風呂に入れるなんて、絶対にムリ!そんな風に感じるママパパは多いのではないでしょうか。でも、便利なお風呂アイテムの活用やお風呂に入れる前の事前準備、効率的なルーティンでワンオペお風呂を乗り切ることができます。スムーズにワンオペお風呂をすませるためのポイントや手順、ワンオペお風呂に便利なお風呂アイテムなどをご紹介します。

ワンオペで赤ちゃんとお風呂に入るのは大変?

ワンオペ育児に悩みや不安はつきもの。その中でもワンオペお風呂はハードルの高いタスクだと感じるママパパは多いのではないでしょう。仕事や家の用事で疲れているのに、これからワンオペお風呂なんて?一人でどうやって赤ちゃんをお風呂に入れるの?考えるだけで、疲れてしまいますね。赤ちゃんが汗まみれ状態でなければ、「今日のお風呂はスキップ」と言う日が1日ぐらいあっても問題ありません。但し、このような日が何日も続くと、ちょっと不衛生です。実は大変なように見えるワンオペお風呂は、便利アイテムの活用やお風呂に入れる前の事前準備、そしてルーティンで簡単に乗り切ることができます。ワンオペお風呂の必勝法をご紹介します。

ワンオペお風呂を乗り切るための便利アイテム

ワンオペお風呂を乗り切るために欠かせない便利アイテムをご紹介します。どのようなシーンでどのように活用できるのか、をご説明しています。ワンオペお風呂に便利なアイテムは、赤ちゃんの成長によって変わってくることを覚えておきましょう。

ポンチョ型のバスタオル

ポンチョ型のバスタオルがあると、サッと赤ちゃんに着せることができます。体を拭くだけでなく、湯冷め防止としてお風呂上がりに大活躍のアイテムです。赤ちゃんの全身を包んでいる間に、ワンオペお風呂のママパパがサッと身支度もできます。プールの後やお昼寝の時にはおくるみとして羽織ることができるので、長く使えて使い道の多い、重宝するアイテムです。

そして大人用にも用意したいのが、バスローブ。バスローブは吸水性の高いタオル地でできているので、慌ただしいワンオペお風呂にもおすすめです。濡れたまま着て、すぐに赤ちゃんのお世話を始めることができるのが嬉しいですね。湯冷め防止にもなりますが、あまり長い間バスローブでいると湯冷めするので、赤ちゃんのお世話を終えたら、すぐにパジャマに着替えましょう。

バウンサー、ハイローチェア、クーファン

バウンサーやハイローチェアも赤ちゃんと一緒にお風呂に入る時に大活躍のアイテムです。バウンサーやハイローチェアを使うことで、自分がお風呂に入っている間、脱衣所で赤ちゃんに待っていてもらうことができます。赤ちゃんの様子が見えるので、安心してゆっくりとお風呂に入ることができますね。

バウンサーは赤ちゃんが動くと自然に動くので、赤ちゃんをあやしてくれる役割も。また、角度がついているので、お風呂のドアを開けっぱなしにしておくと、赤ちゃんはいつでもママパパを見ることができます。親の姿が見えなくなると泣いてしまう赤ちゃんには、特におススメのアイテムです。赤ちゃんの様子を見ながらお風呂に入れるので、入るほうも安心です。またバウンサーは小さなスペースでも置けるので、狭い脱衣所でも安心して使えます。軽くてコンパクトなので、色々な場所で気軽に使えて、お風呂以外でも重宝するアイテムです。赤ちゃんをバウンサーに乗せる時は、必ずベルトをするようにしましょう。

ハイローチェアはサイズが大きめなので使用できる環境が限られてしまいますが、脱衣所に置くスペースがあれば活用したいアイテムです。ゆらゆら機能が赤ちゃんを心地よくしてくれるので、ワンオペでもゆっくりとお風呂に入れます足元にキャスターがついているので、赤ちゃんを乗せたままリビングへ移動できます。但し、ハイローチェアは寝返りができるようになると、大人しく乗ってくれることが少なくなります。首がまだ座らない、小さな時期に期間限定で使えるアイテムです。

クーファンには持ち手が付いているので、赤ちゃんを乗せて持ち運びが可能。また、お風呂上がりに必要な着替えやおむつなどをクーファンの中に準備して移動することができます。バッグ型のクーファンは、マットのように広げて使えるので、着替えの時にとても便利ですね。クーファンは寝返りをする頃まで使うことができます。

ベビーバス、バスチェア

バスチェアが使えるようになるのは、生後2ヵ月頃から。赤ちゃんを支えて座らせるための椅子で、体を洗いやすくしたり、少しの間座って待ってもらったりする、ワンオペお風呂に便利なアイテムです。首座り前から使えるリクライニングタイプ、腰が座る生後7ヵ月ほどから使えるチェアタイプなどがありますが、3段階のリクライニング機能付いたものもあるので、成長や体のサイズに合わせた角度を選ぶことができ、長い間使えます。バスチェアがなくてもお風呂に入れることができますが、赤ちゃんを座らせることでパパやママの両手が空くので、ワンオペお風呂に便利なアイテムです。

バスチェアはお風呂以外でも使えます。脱衣所で着替える時、上の子を着替えさせる時にも活用できます。使わない時は折り畳めるので場所も取りません。

対象年齢は2歳ごろまでが多く、折り畳み機能付きや空気を入れて膨らませるものまで、機能性、素材やサイズは商品によってさまざまです。

バスマット

バスマットは水にぬれても大丈夫なように、お風呂で使うように作られています。お風呂マットがあると、赤ちゃんを寝かせたまま洗うことができるので、ワンオペお風呂にとても便利なアイテムです。赤ちゃんの体に合わせてくぼみがあり、赤ちゃんを安全に寝かせておけるマットです。

生後9ヵ月頃にはつかまり立ち、1歳前には伝い歩きが始まります。お風呂の床で滑って頭を打つこともあります。転倒対策として、滑らないようにバスマットを敷いてあげると安全です。

泡タイプのボディソープ

押したら泡が出てくる泡タイプのボディソープが便利です。泡立てる必要がないので、赤ちゃんを抱っこしたままで、ワンオペお風呂でもスムーズに洗えます。敏感な赤ちゃんの肌もやさしく洗える弱酸性を選びましょう。

ワンオペで赤ちゃんとお風呂に入る時のコツ

ワンオペで赤ちゃんをお風呂に入れながら、自分もお風呂に入って身体を洗うのは想像以上に大変な作業です。でも、コツをつかめばワンオペお風呂を簡単に乗り切ることができます。ポイントは、上に紹介した便利なお風呂用アイテムをできるだけ使うこと。レンタルで使えるものもあります。予算に応じて、これらの便利アイテムを使って、乗り切っていきましょう!ワンオペお風呂を快適にするために、以下のポイントも抑えておきましょう。

お風呂に入るタイミングを考える

お腹が空いていたり、食事直後だったり、眠そうにしていたりすると、泣いたりぐずったりすることもあります。赤ちゃんの機嫌がいい時にお風呂に入れることがポイントです。

また、赤ちゃんの生活リズムを整えるためにも、いつも同じ時間帯にお風呂に入れましょう。お風呂の途中で赤ちゃんがむずかったり泣いたりすると、お風呂どころではありません。寝る時間や夕食の準備の時間が近づいていて慌ててしまうと、事故につながる可能性もあります。

また、赤ちゃんが嫌がって手足をバタバタ動かすと、誤って手が滑り、落としそうになることも。お風呂の時間を決めておくことで、赤ちゃんの生活リズムを整えることができます。毎日同じ時間にお風呂に入れることで赤ちゃんはお風呂の時間だ!と理解しやすくなり、徐々に生活のリズムが整います。

ワンオペお風呂でも使いやすい浴室作り

浴室は体を洗う場所だけではなく、ボディケアなど生活に欠かせない場所です。お風呂好きな日本人にとって、お風呂場は毎日の生活の中でも重要な役割を持つ場所と言えるでしょう。これからお風呂場のリニューアルなどを考えていれば、以下のアイデアを取り入れるとワンオペお風呂が楽になるはずです。

  • 洗い場に十分なスペースがあること

  • 湿度が高い場所です。換気扇や浴室乾燥機能をつけましょう

  • バスルームと脱衣所の段差をできるだけなくす

  • 濡れても滑りにくい床材や浴槽を使う

  • ヒートショック現象が起きないよう、浴室や脱衣所の寒さ対策、断熱性の高い建材を使う

室温の設定を変えておく

寒い冬には、浴室や脱衣所の寒さ対策が欠かせません。風邪をひかないよう、部屋や浴室内の温度調整はしっかりと!ワンオペお風呂の時には赤ちゃんのお世話で走り回ることもあるので、浴室や脱衣所の温度調整は重要です。ワンオペお風呂時にサッと羽織ることのできるバスローブがあると重宝します。

浴室内に暖房がない時はどうしたらいいの?心配不要です。お風呂の蓋を開けたままにしたら、湯気ので浴室内を温めることができます。浴室のドアを開けておくと脱衣所も温まるので、一石二鳥です。

服やおむつをセットしておく

お風呂からあがったらすぐ着替えができるように、脱衣所やリビングにバスタオル、着替え、おむつ、スキンケア用品などを事前に準備しておきましょう。下着やパジャマは広げて、着る順番に置いておくと着替えがスムーズに行えます。ワンオペお風呂時に役立つ大人用のバスタオル、バスローブや着替えも忘れずに用意しておきましょう。

ワンオペお風呂時には、予想もしないことがおこりえます。お風呂に入ってから「あれがない!これがない」と走り回らなくてもいいよう、必要なものはお風呂に入る前にしっかり準備しておくことがポイントです。

 お風呂上がりに必要なものリスト

  • ポンチョ型のバスタオル

  • 着替え(着せる順に並べておくとよいでしょう)

  • おむつ

  • 保湿クリーム

  • 自分用の着替え

  • 綿棒

  • 爪切り

  • 水分補給用のお茶や授乳に必要なもの etc...

 

 

赤ちゃんの成長によってワンオペお風呂に必要なアイテムは変わってきます。また、必要なおむつの種類やサイズも変わってきます。
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脱衣所に子供のための場所を作っておく

ワンオペお風呂の場合、赤ちゃんを脱衣所に一時的に待たせて、先に大人が自分の身体や髪の毛を洗う流れにすると、ワンオペお風呂がスムーズになります。お風呂に入れる準備をしている間、赤ちゃんを一時的に待たせる場所作りがポイントです。寝かせられるマットやバスタオルを重ねたものを敷き、安全に寝かせる場所を作りましょう。寝返りをして頭をぶつけないか、触って危険なものはないかなど安全面も確認しましょう。

ワンオペでお風呂に入れる時の手順

ワンオペお風呂を成功させるコツは、何と言っても事前の準備とルーティンです。効率の良いお風呂の入れ方、流れをご紹介します。赤ちゃんとのお風呂の時間をより安全でスムーズに進めるためのワンオペお風呂のポイントは、安全な待機場所で赤ちゃんを待たせている間に、大人が先に自分の入浴を済ませておくことです。

ワンオペお風呂の基本の流れをまとめました。 1. 脱衣所や浴室内を温める 2. 入浴後に必要なものを準備する 3. 温度は38℃~39℃くらいを目安にお湯を張る 4. 赤ちゃんが安全に待機できるスペースを確保する 5. 赤ちゃんを待機させている間に、サッと自分の体や髪を洗う 6. 赤ちゃんの体を洗う 7. 一緒にお風呂から上がる 8. お風呂上がりのスキンケアをする 9. 赤ちゃんの着替えをする

赤ちゃんを待機場所に

赤ちゃんをバウンサーなどに寝かせ、ベルトを締めて安全を確認し、脱衣所で待たせます。脱衣所と浴室は25度以上に設定しましょう。気温が低い場合は肌着を着せたりタオルをかけてあげたりして、寒さ対策を忘れずに。脱衣所のドアを開けたままにしておくと、赤ちゃんはママパパの姿が見えるので安心してくれます。まずは、自分自身の身体と髪を先に洗います。赤ちゃんが安心するよう、時々声をかけてあげてください。生後7ヵ月ぐらいになると、座ることができるようになります。浴室内でバスチェアに座らせて待たせることもできます。

まずは親が身体と髪を洗う

まずは素早くサッと自分の身体と髪を洗いましょう。脱衣所で待たせる時は赤ちゃんが不安な気持ちにならないように、声掛けをしながら手早く済ませます。洗髪後は浴室に用意したタオルをすぐに頭に巻いておくと、その後のお世話がしやすくなります。

赤ちゃんを入浴させる

今度は赤ちゃんの番です。まだ首が座っていない場合は、首から手が離せません。赤ちゃんをしっかりと抱えて浴室内で体を洗います。膝の上で抱っこするか、ベビーマットやベビーバスの上に寝かせて洗ってもよいでしょう。首が座ったらバスチェアも使えます。月齢に応じたおもちゃなどがあると、赤ちゃんのご機嫌取りに助かります。ベビー石けんをしっかり泡立てて洗い、ガーゼや手などでやさしくぬぐっていきます。片手で押して泡の出るポンプ式のボディソープが便利です。

赤ちゃんは顔→頭→おなか→手足→おしりの順に洗いましょう。洗い終わったら手桶などでせっけんをよく流し、一緒に湯船につかります。浴槽の中では、大人の膝に赤ちゃんを乗せるなどして、しっかりと抱っこしてください。お湯につかる時間の目安は、冬は3分〜4分、夏は2分〜3分程度。赤ちゃんが疲れたり体の水分を多く失ったりするのを防ぐため、体を洗う時間を含めて入浴時間は10分〜15分以内が目安です。

お風呂から上がったらスキンケアをする

滑らないように気をつけてお風呂からあがったら、赤ちゃんを大きなタオルで優しく拭きます。そのまま包んで待機場所のマットで寝かせ、その間に自分の体を手早く拭きます。赤ちゃんが湯冷めしないように、自分のことはどうしても後回しになってしまうもの。こんな時にはバスローブがあれば、さっと羽織れるので便利ですよ。保湿クリームを塗るなど赤ちゃんのスキンケアをして、おむつをつけて、服を着せましょう。赤ちゃんの着替えが終わったら、大人も着替えて、ワンオペお風呂の終了です。お疲れさまでした。着替え後は母乳、ミルクや麦茶など、赤ちゃんの月齢に応じた飲み物で水分補給をしましょう。

月齢別:ワンオペでお風呂に入れる時の注意点

ワンオペお風呂で注意してほしいことを月齢別にまとめました。浴室内は滑りやすく、危険がいっぱいです。数センチの水でも溺れてしまうことがあります。浴室内では赤ちゃんや子どもから目を離さないようにしましょう。浴室で移動する際はしっかりと赤ちゃんの体を支え、転倒に注意しましょう。

 

 

赤ちゃんの月例

注意点

生後1ヵ月まで

首をしっかり支え、石鹸で手が滑らないように注意しましょう。声掛けをしながら、10〜15分を目安に沐浴をしましょう。事前に赤ちゃんに必要なものの準備をしておくことがポイントです。肌着などは着せやすいように重ねてセットしておきましょう。バスタオル一番上に置いておき、お風呂からあがったら素早く全身を拭いて、湯冷めしないように注意しましょう。

生後1ヵ月頃~首座り

(生後1~3ヵ月)
 

生後1ヵ月健診でお風呂に入ってもいいと許可が出たら、いよいよお風呂デビュー。ワンオペお風呂の場合、赤ちゃんをバスマットやバウンサーなどに乗せて脱衣所で待たせましょう。その間に先に大人がサッと体を洗います。その後に赤ちゃんの体を洗い、一緒にお湯につかります。首が座るまでは、湯船の中でも首の後ろをしっかり支えてあげましょう。赤ちゃんを外で待たせずに、浴室内のバスチェアに座らせても大丈夫です。季節や状況に応じて、お風呂の入れ方を決めましょう。赤ちゃんを抱きかかえたまま足を滑らせたり転んだりしないように注意しましょう。

首座り〜お座りの頃
(生後3~5ヵ月)
 

生後3ヵ月を過ぎる頃には、首が座り、足の筋肉も発達してきます。向かい合うように赤ちゃんを抱っこして洗ってあげましょう。冬には、座面のくぼみに浅くお湯が張れるバスチェアなどに座らせて洗ってもOK。生後5ヵ月頃になると、おもちゃに興味を持つかも。お気に入りのおもちゃがあると、機嫌良くお風呂に入ってくれるでしょう。

お座り〜つかまり立ちの頃
(生後6ヵ月~1歳頃)

生後6ヵ月頃になると、一人でお座りができるようになる子も。生後9ヵ月頃〜10ヵ月頃には、ハイハイやつかまり立ちが安定し、伝い歩きをする子もいます。この頃には赤ちゃんが自分で身体のバランスが取れるようになるので、ワンオペお風呂が少しだけ楽になります。赤ちゃんも大人も徐々にお風呂に慣れてくる時期ですが、油断は禁物。動きが活発になるので、転倒に注意しましょう。浴室内ではバスチェアに座らせて洗い、滑り止めマットを準備してください。また、危険なものは赤ちゃんの手の届かない場所にしまっておき、ボトルのキャップ類など飲み込んでしまいそうなものは放置しないようにしましょう。

つかまり立ち〜あんよ
以降(
1歳頃~2歳頃)

1歳を過ぎると、つかまり立ちから伝い歩き、あんよをするようになります。赤ちゃんがバスタブのふちにつかまり立ちができるようになれば、その体勢で洗ってあげれます。つかまり立ちができるようになる頃から、浴室内での転倒や溺れないような対策をしっかりと。浴槽のお湯は少なめが基本です。大人が髪を洗う時などには赤ちゃんを浴槽からあがらせ、浴室内には滑り止めマットを敷きましょう。また、子供が小さなうちは、入浴後にお風呂のお湯を抜くことを習慣にすると安心です。

 

上の子と一緒にお風呂に入る時は?

子どもが1人でも大変なのに、ワンオペお風呂で上の子も一緒になんて、できるの?はい、どうにかなるものです。ワンオペ育児の中でも最難関のタスクですが、安全を最優先にしながら、ちょっとした工夫やルーティンで、上の子も一緒に入ることができますよ。そんな時は、「上の子→大人→赤ちゃん」の順番で洗うのがおススメです。上の子を洗っている間、下の子はバスチェアで待たせます。上の子を洗ったら、次は自分を洗い、その次に下の子が続きます。上の子が1人で浴槽に入れるのであれば、下の子を洗っている間は浴槽で待ってもらいます。のぼせたり、おぼれたりしないように37℃~38℃くらいのお湯を浅めに張っておきましょう。まだ1人で浴槽に入るのが心配であれば、バスチェアに座って待っててもらいましょう。下の子を洗ったら一緒に湯舟に入りましょう。

上がる順番はまずは「下の子→上の子」です。3~5分温まったら下の子と一緒に出る。上の子はお風呂の中で少し待つことになってしまうので、好きなおもちゃを用意すると飽きることなく、機嫌を保つのに役立ちます。また、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらってもいいでしょう。1歳半を過ぎるとイヤイヤ期に入ってくるので、お風呂嫌いになってしまうこともあります。ワンオペお風呂で大変なのに、さらにイヤイヤなんてされたら悲しくなりますね。そのような時にはお風呂タイムを楽しくしてくれるようなおもちゃ、お風呂用のバスボールや入浴剤を使えば、喜んでくれるはずです。

でも、首が座っていない赤ちゃんとやんちゃ盛りの上の子どもを2人同時にワンオペお風呂なんて、絶対に無理と言う人もいるでしょう。時には諦めも必要です。無理する必要はありません。負担のないやり方で対応しましょう。

赤ちゃんを一人でお風呂に入れられない時は?

赤ちゃんは新陳代謝が盛んで、汗や皮脂の分泌も多く、おしっこやうんちで皮膚がかぶれてしまうことがあります。 但し、赤ちゃんの肌が乾燥してしまうなどの影響も考えられるため、必ずしも毎日お風呂に入れる必要はないでしょう。

よくある質問

疲れていたりして、どうしてもワンオペお風呂が無理なこともあるでしょう。洗面器にお湯を入れて、スポンジやガーゼで優しく体を拭いてあげましょう。

暑い夏の日や汗をかいた日にどうしてもワンオペお風呂は無理であれば、洗面器にお湯を入れて、スポンジやガーゼで優しく体を拭いてあげましょう。拭いたところは、体が冷えないようタオルをかけます。汗をかきやすいところ(首、わきの下、手足、おむつの中)だけでも拭いておくと、赤ちゃんもスッキリします。 その時も拭いてすぐに服を着せてあげましょう。湯冷めしないように素早くが基本です。

1日くらいお風呂に入らなくても、きちんと赤ちゃんの全身を拭いて清潔にしていれば、問題はありません。大きな負担であるワンオペお風呂を毎日、頑張る必要もありません。時には気を抜いて、ストレスにならないように対応していくことも大切です。

まとめ

ワンオペ育児の中でもハードルが高いワンオペお風呂の手順やコツについてご紹介しました。便利なお風呂アイテムを使って、ワンオペお風呂の安全な環境づくりや事前準備をすることで、ワンオペお風呂が楽になることが間違いなしですね。

但し、ワンオペ子育ての中でも最難関のワンオペお風呂を無理して、毎日やる必要はありません。

1日ぐらいお風呂に入れなくても、大丈夫です。時には気を抜いて、ストレスにならないように対応していくことも大切です。

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