赤ちゃんはいつ寝返りするの?

赤ちゃんは生まれてからの数ヵ月間で、すくすくと成長し、動きが活発になっていきます。赤ちゃんの成長の目安の1つとして寝返りがあります。今回は、赤ちゃんが寝返りをする時期や、遊びを通じて寝返りを促す方法について、学んでいきましょう。

赤ちゃんはいつ寝返りをするの?

赤ちゃんの成長や発達のスピードには個人差があります。成長や発達の目安が同じ年頃の他の赤ちゃんと比べて少し遅くても、ママやパパは焦ったり、心配したりしないでくださいね。大抵の赤ちゃんは生後6~7ヵ月 頃になると腹ばいで足を動かしたり、蹴る動作をしたり、腕をバタバタと動かしたりします。これらの運動能力の発達 は、赤ちゃんが寝返りをするのに必要です。 生後7ヵ月 になると、仰向けの状態からうつ伏せへ、うつ伏せの状態から仰向けへ寝返りができるようになります。最初は、うつ伏せ状態から仰向けに寝返りする赤ちゃんが多いようです。赤ちゃんによって、寝返りができるようになる時期は異なります。生後7ヵ月になってまだ寝返りをしなくても、もう少し待ってあげてくださいね。

生後8ヵ月 頃になると、赤ちゃんは簡単に寝返りができるようになります。寝返りができるようになれば、次の成長の目安である1人座りやハイハイ、伝い歩きができるようになる日も近づいています。 赤ちゃんが新しい動きを練習している時は、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。特におむつ交換台、ベッド、ソファなど、高い所にいる時には十分な注意が必要です。赤ちゃんが寝返りをして高い所から下に落ちてしまわないように、ベッドに柵を取り付けたり、手で赤ちゃんの体を支えるようにしましょう。 お家の中の安全対策 は万端でしょうか?新しいものに興味を示すこの時期には、ママやパパがドキッとしてしまうようなことも。どれだけ気をつけて赤ちゃんを見守っていても、事故は一瞬の内に起きてしまいます。すでにお家の安全対策はしていると思われている方も、もう一度、赤ちゃん目線で確認してみましょう。例えば、ベビーゲートは設置してありますか?動きがますます活発になる赤ちゃんが危ない目に遭わないよう、危険なものは手の届かないところにしまっておく、テレビが倒れないように固定する、テレビ台の角にコーナーガードを取り付けるなど、お家の中を安全にする対策を始めましょう。 生後6~7ヶ月になると、小さなものを器用につかめるようになってきますので、口に入れてはいけない物は赤ちゃんの近くに置かないようにしましょう。食べ物であっても、豆類・木の実など、むせたり、誤嚥しやすいものは、手の届く範囲に置かないようにしましょう。

寝返りを促す方法はあるの?

赤ちゃんは遊びや探検を通して学んでいきます。ママやパパも遊び感覚で赤ちゃんの寝返りをサポートしてあげましょう。赤ちゃんの運動能力の発達に繋がると良いですね。 赤ちゃんがうつ伏せの状態で遊ぶ時間を作ってみましょう。うつ伏せ遊びには腕や背中、お腹の筋肉を鍛えるだけでなく、寝返り、お座り、ハイハイの練習にもなります。うつ伏せ遊びは傾きのない水平なところで、柔らかい布団の上ではなく、硬めのマットの上で行いましょう。ぬいぐるみやタオルなど、赤ちゃんの顔を覆ってしまう可能性があるものは近くに置かないようにし、必ず誰かが側について見守ってあげるようにしましょう。 床で赤ちゃんを腹ばいにして、寝返りをする練習をしてみましょう。必ずママやパパが側についていてください。体を動かしやすいように、少し硬めのマットの上でしてみましょう。下記のような楽しくて安全な寝返り運動がおすすめです。

  • 顔や体が沈んでしまうような、フワフワで柔らかい布団の上だと体を動かしにくいので、うつ伏せ遊び は硬めのマットの上でするようにしましょう。

  • うつ伏せ遊びを1日に2~3回程度してみましょう。うつ伏せ遊びに慣れてきたら、回数や1回あたりの時間を増やしていきましょう。

  • うつ伏せ遊びをする時には、お気に入りのおもちゃを使って音を立てたりして、寝返りしやすいように工夫をしましょう。手を伸ばしたり、横向きになったら、優しく手助けしてあげてくださいね。

  • うつ伏せ遊びをする時には、必ずママやパパが側についているようにしましょう。この時期の赤ちゃんは何でも口に入れてしまいます。窒息や誤嚥などの危険があるので、小さなおもちゃや小物、豆類は赤ちゃんの側に置かないようにしてください。

赤ちゃんの寝返りを応援する方法については、下記のビデオを参考にしてください。

赤ちゃんが寝返りをしない時は?

赤ちゃんの成長や発達のスピードには個人差があります。早く発達する赤ちゃんもいれば、少し遅めの赤ちゃんもいます。発達の目安時期より多少遅れているからといって、ママやパパはあまり心配し過ぎないでください。病的な発達の遅れがあれば、乳児検診で見つけてもらえるので、乳児健診は必ず受けましょう。 小児科医は、赤ちゃんの成長曲線で発達の様子を確認しています。赤ちゃんが寝返りができるようにならない、赤ちゃんの動作がおかしい気がするなど、不安や心配があれば、次の乳幼児健診の時に保健師さんやお医者さんに相談しましょう。

よくある質問

生後7ヵ月になると、多くの赤ちゃんは仰向けの状態からうつ伏せへ、うつ伏せの状態から仰向けへ寝返りができるようになります。

寝返りができるようになった赤ちゃんも、練習中の赤ちゃんも、まだ体は発達途中です。1人で座ったり、つかまり立ちをしたり、家の周りを走り回ったりするようになるのはまだ先です。慌てず、ゆっくり見守りながら、成長を楽しむようにしましょう。 最初の寝返りの時期を待ちわびている間も、おむつの交換は必要です。パンパースアプリ をダウンロードして、ポイントを貯め、素敵なギフトと交換しましょう!

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About 杉山 剛

静岡県裾野市出身。 1998年に山梨医科大学(現山梨大学医学部医学科)卒業後、同年5月に山梨大学医学部小児科入局。以後、山梨大学医学部救急部、山梨県立中央病院NICUなどの勤務を経て、2009年11月 山梨大学医学部小児科学講座助教、2014年6月 山梨大学医学部小児科講座学部内講師を担当。2017年4月より社会医療法人杏嶺会一宮西病院小児科部長を務めた後、2023年7月に日本初となる小児の睡眠とアレルギーの専門医院である「尾張こどもの睡眠・呼吸・アレルギークリニック」を開業。 受賞 ...

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