おくるみの巻き方:赤ちゃんを包むためのステップガイド
生まれてから最初の数ヵ月間、おくるみを使うと赤ちゃんは安心して、ぐっすりと眠れるようになります。この記事では、おくるみの巻き方やおくるみを使うメリット、おくるみをいつまで使うべきか、どのくらいの期間使用できるか、等についてご紹介します。
おくるみとは?なぜ大切なの?
おくるみとは、生まれたばかりでまだ首の座らない赤ちゃんを包む大きな布のことです。 赤ちゃんを大きな布で包むことで、ママのおなかの中にいるような安心感を与えます。 一般的には正方形や長方形の形ですが、フード付きなどのデザイン性に優れたものも存在します。 おくるみには様々な素材がありますが、通気性のいいガーゼ素材、冬も夏も使えるコットン素材、保温性重視のフリース素材が人気です。 おくるみは絶対に必要ではありませんが、赤ちゃんを寝かせたり抱っこしたりする時に、おくるみでくるんでしっかりと抱っこできるので、非常に便利です。 また、成長してからも使い続けることができます。
おくるみを使う利点
おくるみは必ずしも必要なものではありません。 でも、赤ちゃんだけでなく、ママパパも安心できるように、おくるみを使うメリットはいくつかあります。おくるみを使うメリットについて、ご紹介します。
おくるみでしっかり包むことで、赤ちゃんの体温調整をサポートします。
モロー反射を抑えて、赤ちゃんが驚いて起きるのを防ぎます。
ママのおなかの中にいるような心地良さを感じるので、赤ちゃんは安心して落ち着きます。
赤ちゃんがコリック(黄昏泣き) Visit を起こしても、おくるみで包むことで落ち着きます。
予防接種後のような赤ちゃんがぐずりそうな時にも、おくるみの中で赤ちゃんは安心して過ごせます。
おくるみの巻き方 :ステップバイステップガイド
基本的なおくるみの巻き方をご紹介します。下の図を見ながら、おくるみの巻き方をステップごとに確認していきましょう。
おむつ替え台やベッドなどの平らな面にブランケットを広げ、上部の一角を三角形に折り下げます。
赤ちゃんを仰向けにブランケットの上に置き、頭が折り下げた角の上にくるように配置します。
赤ちゃんの右腕を体の横にまっすぐにし、ブランケットの右角を赤ちゃんの体に巻きつけ、背中の下に入れ込みます。
下部の角を赤ちゃんの足元に持ち上げます。ブランケットが顔に近い場合は、顔を覆わないように折り下げてください。
次に、赤ちゃんの左腕を体の横にまっすぐにし、ブランケットの左角を赤ちゃんに巻きつけます。頭と首だけが露出するようにし、ブランケットがしっかりと包まれていることを確認してください。
最後に、おくるみが腰や脚の周りできつくなりすぎていないか確認します。 赤ちゃんの下半身は自由に動ける状態であるべきです。包みがきつすぎると股関節脱臼の原因になることがあるため、おくるみと赤ちゃんの胸の間に手が入る程度の余裕が必要です。
おくるみの選び方
おくるみを選ぶ時に重視するのは、赤ちゃんの安全性と快適さです。 赤ちゃんの胸や肺を圧迫しないよう、ずっしりと重いおくるみは避けましょう。 また、SIDSのリスクを減らすと宣伝するおくるみもありますが、このような報告は科学的に証明されていないので、慎重に選びましょう。 また、使う季節や場所に合わせておくるみを選ぶことがポイントです。 素材によって、保温性や通気性が違います。 季節や場所に合わせて、ぴったりのおくるみを何枚か用意しておくと便利です。 夏の暑い日には通気性が良いガーゼ素材、冬には保温性の高いもの、フリース素材、ボアやキルティング素材、また、冬も夏も使えるコットン素材を用意しておくと便利ですね。 また、フード付きの物、手足のカバー付きのおくるみなど、多くの種類があります。
おくるみはいつ使うべき?
おくるみで包まれると、赤ちゃんは安心します。 就寝時やお昼寝の時間 Visit にあると赤ちゃんはぐっすりと眠ってくれるでしょう。 また、ぐずったりした時に落ち着かせるのにも役立ちます。特にコリック(黄昏泣き)の赤ちゃんにはおくるみは効果的です。
赤ちゃんをおくるみに包むことで、睡眠の質を向上させる Visit 効果があると言われています。 赤ちゃんが眠る時におくるみを使えば、ぐっすり安心ですね。
おくるみはいつまで使っていい?
メリットがいっぱいのおくるみですが、いつまで使っていいのでしょう?通常、生まれてすぐから生後3~4ヵ月まで使われることが多いですが、その後生後4~7ヵ月頃まで使うことも可能です。 赤ちゃんの大きさによって、おくるみの使用期間は変わってきます。 出産してから退院するまでの間にすでに使い始めるママもいます。 おくるみをやめるタイミングとして、「赤ちゃんが首がすわったら」や「気候がよくなったら」などを挙げることができますが、赤ちゃんの動きが活発になってきたら、動きを妨げないようにおくるみの使用をやめるのがよいでしょう。
おくるみの使い方:腕は上げるのと下げるのどっちがいい?
赤ちゃんをおくるみで巻く時に、赤ちゃんの腕を上げるべき?下げるべき?迷ってしまいますね。 正しいおくるみの巻き方は、赤ちゃんの腕を体の横にまっすぐに置くことです。胸の上でクロスさせたり、おくるみから出したりはしません。
赤ちゃんが成長して寝返りを始める兆候が見られたら、両腕を自由に動かせるようにする半ぐるみがおすすめです。 基本の巻き方と同じように、両腕を巻き込まずに胸から下だけを包み込みます。 このような包み方をする時にも、赤ちゃんの安全性を最優先にしましょう。
おくるみは必ず使うべき?
おくるみは必須アイテムなの?疑問に思うかもしれませんね。おくるみは絶対に必要ではありませんが、体温調整や赤ちゃんに安心感を与えるなどのメリットが多いので、大変便利なアイテムと言えるでしょう。
おくるみの巻き方をご紹介しました。それでもおくるみで赤ちゃんを上手く包めない場合には、お医者さんや看護婦さんに優しく教えてもらいましょう。
新生児の寝る時のおくるみ:安全な使い方のポイント
赤ちゃんの安全のために、おくるみを使う際は以下のポイントに注意しよう:
おくるみを使っていても使っていなくても、赤ちゃんは必ず仰向けに寝かせましょう Visit 。 赤ちゃんを仰向けに寝かせる Visit ことで、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを減らすことができます。 窒息の恐れもあります。 ベビーベッドにはブランケットやぬいぐるみ、枕などの柔らかいものはおかないようにしましょう。おくるみを使うことで赤ちゃんは暖かく、快適に過ごせるので、ブランケットは必要ありません。
おくるみは安全ですが、SIDSのリスクが高まる可能性があると言う報告もあり、注意が必要です。 おくるみに巻かれていることで寝返りができなかったり、体温が上昇してしまうことが原因とも言われています。 おくるみで赤ちゃんを包んでいる時は、長時間、目を離さないようにしましょう。。
おくるみを巻く時には力加減に注意しましょう。 きつく巻きすぎると、赤ちゃんが呼吸しにくくなるリスクがあります。 赤ちゃんの様子を見ながら、きつすぎず緩すぎず、巻いてあげましょう。 おくるみの間に2〜3本の指が入るぐらいが目安です。おくるみをきつく巻きすぎると、股関節に負担があると言うリスクも指摘されていますので、注意が必要です。
おくるみを使う時は、赤ちゃんが暑くなりすぎないように注意しましょう。 汗をかいていたり、髪が湿っていたり、頬が赤くなったり、あせもができたり、呼吸が速くなったりしたら、暑すぎるのかもしれません。おくるみをした状態で、長時間、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
まとめ
おくるみを使うことで、赤ちゃんが安心し、ぐっすり眠れる Visit などの利点があります。 でも、おくるみを使うリスクにも注意が必要です。おくるみを使うべきかどうか迷ったら、お医者さんにメリットやデメリットを聞いてみましょう。
おくるみを始める決めたら、パンパースのおくるみの巻き方を参考にしてくださいね。 上手にくるめない時にはお医者さんや看護婦さんに相談して、みましょう。赤ちゃんを包む達人になるのはもうすぐです。
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