Happy Life アドバイス《もうすぐママ》 - 3. 感動の瞬間を人生最高の思い出にするために

出産施設いろいろ

出産に対応している施設には、規模や施設の特徴によって5つの種類があります。

大学病院医療技術も高く設備も充実。産科以外にも複数の科があり、合併症やリスクのある出産にも対応します。
総合病院ベッド数が100以上で、大学病院と同じく複数の科がある病院です。合併症やリスクのある出産にも対応します。
病院、専門病院ベッド数が20以上の産婦人科専門の病院です。小児科を併設している病院も多くあります。
診療所ベッド数が19以下、医師の人数は1名のところから複数のところまでさまざまです。医院、クリニックという名称の施設は、診療所にあたります。
助産院助産師が開いている出産施設です。アットホームでナチュラルな出産が特徴です。医師がいないため、リスクのない正常な出産しか対応できません。

あなたの望む出産スタイルは?

出産にも、さまざまなスタイルがあります。また、それぞれのスタイルにメリットやデメリットがあります。妊娠期間中に医者や医療スタッフとも相談してみましょう。主なスタイルを紹介してみました。

自然分娩自然な陣痛がおこるのを待ち、自然の流れに沿って出産します。
ラマーズ法出産の正しい知識で不安を解消し、呼吸法で痛みをやわらげます。
ソフロロジーヨガや禅の技法を取り入れ、精神を安定させることで痛みをやわらげます。
立会出産パパが立ち会うことでママをリラックスさせ、感動の瞬間をわかちあいます。
フリースタイル出産座ったり四つん這いになったり、自分がリラックスできる自由な姿勢で出産します。
計画出産決めた出産日にあわせて陣痛促進剤や帝王切開で出産します。
リスクがある場合などにも用いられます。
無痛分娩麻酔を使うことで、出産時の痛みを取りのぞきます。

出産する施設を選ぶときはこんなポイントにも注意

希望する出産スタイルがイメージできてきたら、具体的な施設を選びます。 ママとおなかのベビーが、これから長くお世話になる施設です。パパとも相談しながらじっくり調べて決めましょう。

《CHECK!》

●施設の規模や特徴は、希望に合っていますか? ●自分が希望する出産スタイルに対応していますか? ●母親学級や個別指導は、行われていますか? ●入院室などの設備は、希望に合っていてますか? ●ママ友の評判は、どうですか? ●出産費用は、予算の範囲内ですか? ●施設までの距離や交通手段は、大丈夫ですか?

里帰り出産のポイント

里帰り出産の場合、事前に希望の出産施設に予約を入れます。出産までに1度は出産予定の施設を訪ね、できるだけ受診しておくようにしましょう。 妊娠期間中に通院する施設から出産予定の施設へ、途中で施設を変わることになります。通院だけの施設には、あらかじめ里帰り出産の意思を伝えておきましょう。

本記事の内容について
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