2歳6カ月: 予想しておくべきこと
2歳6か月という年齢は、チャーミングで面白く、一緒にいて楽しい頃です。
言葉について
言葉に関しては、その頃の子供は、言葉が持つ力を発見して、話したり気持ちを分かちあえることが楽しくて、周りにある様々なものについて、自分なりの考えを話し始めます。こういった会話をどんどん促してあげて、言葉に詰まりながらもなんとか話そうとしているときは手助けしてあげましょう。この頃になると、二語文、三語文を話せるようになり、2つの連続したいいつけを理解できるようになります。物や動きと言葉の関係がわかるような本を含めて、たくさんの本を読むことは、楽しいだけではなく、この年齢の子供にとって非常に重要なことでもあります。
想像力について
想像力も、この時期に育ってくるので、お子さんは、本やお話、ごっこ遊びがどんどん楽しくなってくるでしょう。この年齢の子供は、単におもちゃを使って単純な動きをまねるのではなく、筋書きに沿って役割を演じるようになります。このように想像力が大きく伸びることで、新たな恐れ、不安や心配事も出てきます。
夢や悪夢は、刺激に満ちた世界を、お子さんが整理しようと頑張っているために起こるものです。数か月前と比べると、新しい状況に対してためらいがちになる傾向がありますが、安心できるようになれば、新しく出会った人と会話することにどんどん興味を持っていきます。
秩序について
秩序を好むようにもなる時期です。お子さんは、物を整理し秩序立てることを好むようになり始めるので、遊びの後のお片づけは、「まず、ブロックを拾って、全部拾えたら、次は車のおもちゃを片付けてね。」といった無理なくできるステップに分けてあげれば、楽にこなすことができるようになります。この時期の子供にとって、よい行いをほめることが一番やる気を起こさせる方法ですので、どんどんほめてあげましょう。お子さんは、敏感なアンテナで、お母さんの反応や気分のちょっとした変化も感じ取ることができます。
手先の器用さについて
お子さんの微細運動能力(手と腕を使った運動能力)に驚かされることでしょう。お母さんができると思っているよりもずっと多くのものを開けて、分解し、組み立てることができるようになります。
意志の強さについて
今のお子さんにとって、していることをやめさされることは、ひどくつらいことでしょう。次の行動に移るときは、前もって知らせた上で、気持ちを切り替えられるようにしてあげるといいでしょう。この時期、次の行動に移るときに、かんしゃくを起こすことはよくあることで、自分本位でいたいという強い気持ちの現れなのです。タイムアウトの方法を学んでおくと役立つでしょう。良くなっている面ももちろんあります。6か月前と比べて、怒りの爆発させ方は激しくなっているかもしれませんが、爆発する数は減っているはずです。お母さんがぶれずに落ち着いて対応していれば、嵐のような大爆発の後に、お子さんは駆け寄ってきてギュッと抱き着いてくることでしょう。
この時期の子供は、エキサイティングで変化が激しい冒険の毎日です!
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