
夜のおむつの中 では何が起こっ ているの?
赤ちゃんの肌を守りたいすべてのママとパパへ

おしりペタペタは肌負担のサイン
朝のおむつ替えのときに、赤ちゃんのおしりがペタペタしている。 寝ているときに暑かったのかな。それとも……?

ムレによるふやけ
おむつの中は高温多湿になりやすく、ムレが汗疹(あせも)やおむつかぶれの原因になることも。とくにおむつ交換の回数が減る夜間は、あたたかく湿った状態が長時間続きます。肌が水分を含んでふやけると、肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすい状態になります。さらに、おしっこは排出された直後は弱酸性から中性ですが、時間がたつとアルカリ性に傾き、肌への刺激となって、おむつかぶれを引き起こすことがあります。
⇀対策
長時間の使用に対応した吸収量が多いおむつを選びましょう。
肌に水分が残りにくく、さらさらな状態を保つことが期待できます。
とくに夜用は通常のおむつに比べて吸収量が多く設計されています。

摩擦による刺激
おむつかぶれのもうひとつのおもな原因が摩擦です。赤ちゃんは寝ている間も寝返りをしたり、足をバタバタさせたりするため、おしりは常におむつの生地とこすれている状態にあります。適切なサイズのおむつを着用していれば過度に心配する必要はありませんが、おむつの中がムレて皮膚がふやけていると、肌へのダメージにつながることがあります。
⇀対策
寝返りによるおむつとの摩擦を軽減するため、やわらかく肌あたりのよいおむつを選びたいところ。なかには肌が触れる部分にワセリンを配合したおむつも。肌への刺激の少なさも選ぶポイントに。

Q1 昼間はテープSを使ってます。夜用にパンツMだと大きすぎる?
A, パンツタイプは伸縮素材でフィットする設計のため、心配はあまりありません。動きに合わせてフィットするぶん、就寝中も漏れにくく、生後2か月頃から使えるものもあります。
また、夜用おむつは長時間の使用を前提としているため、吸水体の量が多いながらも立体ギャザーによって隙間をつくらないように工夫されています。サイズ選びで迷った場合は、体重の目安だけでなく、お腹まわりや足まわりのフィット感も確認しましょう。大きな隙間がなく、跡が強く残らない状態であれば、ひとつ上のサイズでも問題なく使用できます。お試しとして、トライアルパックを利用されてもよいかもしれません。

Q2 夜用おむつは、 漏れが心配な人向け?
A, 夜用おむつは、漏れ対策のイメージが強いですが、長時間着用する際の肌環境を整える観点から選ぶ方もいます。まとまって眠るようになったタイミングで見直してみるのもよいでしょう。
赤ちゃんが夜に長く眠るようになると、おむつ交換の回数が自然と減ります。その結果、おしっこが長時間おむつの中にとどまり、ムレやベタつきが気になることがあります。夜用おむつは吸収力を高めることで肌に触れる水分を減らし、快適な状態を保てるよう工夫されています。朝になるとおむつが重くなっている、肌がペタペタしていると感じる場合は、漏れの有無にかかわらず夜用おむつを検討するひとつの目安になります。

Q3 夜中におむつが気になったら、 起こして替えたほうがいい?
A, うんちをしている場合を除き、ぐっすり眠っている赤ちゃんを無理に起こす必要はないと言われています。夜中に起こさずに済むよう長時間着用できるおむつを選びましょう。
ぐっすり眠ることは、赤ちゃんの体や脳の成長を支えるだけでなく、肌を休ませて健やかに育むためにも欠かせません。おむつが少し濡れているからといって毎回交換すると、せっかく眠っていた赤ちゃんが完全に目を覚ましてしまうこともあります。もちろん漏れそうな場合や、うんちをしてしまったときはおむつ替えが必要になりますが、長時間吸収タイプのおむつであれば夜間の交換回数を減らしやすくなります。赤ちゃんの睡眠リズムに合わせて無理なく対応することが大切です。

Q4 ゆるうんちが心配。 夜用でも対応できるの?
ゆるうんちが気になる場合は、背中側にポケット構造が付いたものを選ぶと、漏れを防ぎやすくなります。夜用おむつにもこうしたタイプがあるので、確認してみてください。
また、パンツタイプはテープタイプに比べて、漏れの原因となる隙間ができにくい傾向がありますので、パンツタイプを選ぶのもひとつの方法です。

Q5 何度も目を覚ますのはなぜ? おむつも関係ある?
夜中に赤ちゃんが目を覚ます原因はお腹が空いた、暑い・寒い、成長に伴う睡眠リズムの変化などさまざまですが、おむつ内の湿気や不快感が影響する場合もあると言われています。
朝になるとおしりがペタペタするような場合は、汗やおしっこによっておむつの中がムレている可能性があります。吸収量の多い夜用おむつにするなど、おむつを見直してみると、寝てくれることもあります。快適な睡眠環境づくりの一環として考えてみましょう。