赤ちゃんの下痢について
赤ちゃんのうんちの状態は様々です。ちょっとゆるめのうんちも普通のうんちに入ります。でも、水のようなうんちが1日に何度も出るようであれば、赤ちゃんが下痢になっている可能性があります。 下痢のうんちは酵素を含み、肌への刺激が強いです。赤ちゃんや幼児にとっては不快ですね。また、赤ちゃんや幼児のおむつを交換するママやパパにとっても、下痢は嬉しくない症状です。下痢の原因、赤ちゃんが下痢になった時の対処法や予防法、赤ちゃんをお医者さんに診せるタイミングなどを学びましょう。
下痢とはどんなもの?
下痢は腸の内部が刺激を受け、赤ちゃんの腸が食べ物の栄養をちゃんと消化吸収できていない状態です。うんちの状態がゆるくて水っぽくなり、1日に何度もうんちが出てきます。通常、急性の下痢は数日続いて回復しますが、慢性の下痢の場合、数週間続くこともあります。 下痢の時、赤ちゃんの体はたくさんの水分を失っています。また、大切なミネラルや塩分も失ってしまうので、脱水状態 を起こしてしまうことも。ただ、下痢だけでなく嘔吐などの症状もあれば、赤ちゃんに水分を与えようとしても飲むことができません。こんな時には、スプーンを使って少しずつあげてみましょう。ひどい下痢の場合は、胃や腸を休ませるために固形物は与えず、水分やスープだけを与えましょう。柑橘類(オレンジ、みかん、グレープフルーツなど)、乳製品、砂糖は与えないようにしましょう。 赤ちゃんが下痢の時には、 脱水状態にならないよう、経口電解質液の補給を勧めるお医者さんもいるでしょう。下痢の時には水分と一緒に塩分も失われるので、ナトリウムやカリウムなどの電解質の補給が必要です。赤ちゃん用のイオン飲料(アクアライト等)、野菜スープや電解質を含む飲み物もあげるようにしましょう。
下痢、その症状とサインにはどんなものがあるの?
下痢の症状は、ゆるくて水っぽいうんちが、1日に何度も出てくる状態を言います。では、これ以外に下痢の時に出てくる症状にはどのようなものがあるのでしょう?気をつけたいポイントは以下の通りです。
赤ちゃんが下痢になった時の対処法はあるの?
赤ちゃんに下痢の症状がある時、どのような対処法や治療法があるのでしょう?どのような治療をするかは、下痢の原因や症状のレベル、お医者さんがどのような診断をするかによります。 ウイルス性の下痢の場合、特にこれと言った治療や対処法はありません。ウイルスによる下痢は、数日もすると自然に治っていきます。何が下痢の原因となっているのかを調べるお医者さんもいます。 非常にまれなケースですが、バクテリアなどの細菌や寄生虫が下痢の原因であることもあります。お医者さんがこれらの原因を疑う場合、赤ちゃんのうんちを検査して、検査結果に応じて薬を処方してくれるでしょう。 下痢の原因が食物アレルギーや過敏症によるとお医者さんが疑う場合、お医者さんの指導の下、下痢の原因となる疑いのある食べ物をメニューから除くことも有効です。毎日のメニューから除くことで、下痢の症状が治まるかどうかを確認してくれます。 市販の下痢止めの薬などは、腸にダメージを与える恐れがあるので、2歳以下の幼児には勧められません。下痢の症状が見られるときにどんな薬を与えてもいいのか、まずはお医者さんに聞いてみましょう。
軽い症状の下痢の対処法は?
赤ちゃんや幼児に下痢の症状が見られても、嘔吐、脱水症状や熱などの他の症状はなく、機嫌が良く元気で、食欲もいつも通りで水分も採れているのであれば、特に治療や食事を制限することはないでしょう。 赤ちゃんの様子を見ながら、通常の時間内にお医者さんに診てもらうようにしましょう。 授乳や離乳食を普段通りに与えていたら、下痢の症状は次第に治まっていくでしょう。与える固形物の量を減らすのも1つの方法ですが、おかゆや煮込んだうどん、野菜スープ(スープのみ)、すりおろしリンゴなどの消化の良いものを与えるようにしましょう。 下痢の症状がある時は、水分やミネラルの補給がとても大切です。赤ちゃんに下痢の症状以外に嘔吐の症状がある場合、 冷たすぎない経口電解質液や赤ちゃん用イオン飲料水を与えるのも1つの方法です。量や与える回数について、まずはお医者さんに相談してみましょう
すぐにお医者さんに診せる時は?
赤ちゃんに下痢の症状が見られるときは、症状が軽くても、通常の診療時間にお医者さんに診てもらうことをお勧めします。ただ、赤ちゃんに以下のような下痢の症状が見られたら、すぐに検査を受けなければならないこともあります。以下の症状が見られたら、すぐにお医者さんに連絡しましょう。
緑や黄色の水っぽいうんちが出る。ウイルスによる下痢の症状の可能性あり。
白、黒や赤の水っぽいうんちが出る。うんちに血が混じっている可能性あり。腸に傷がついたり、腸が何らかの刺激を受けていることも。
いつもと違う色やここに記載されていないうんちが出た時。
24時間以上、高い熱が出て、12時間以上、嘔吐を繰り返す。
腹部がパンパンに腫れている
下痢が1日に6回以上ある
機嫌が悪い
食欲がなく、水分を取りたがらない
おしっこの量が極端に少ない
下痢が長引いて、唇や舌が乾いている
半日以上、おむつが濡れていない
黄疸の症状
新生児や幼児のうんちの色は変わることがあります。黄色いうんちが出ることもありますが、これは通常、下痢のサインではありません。心配なことや判らないことがあれば、赤ちゃんのお医者さんに相談してみましょう。
水分補給を忘れずに
下痢の時には、体から多くの水分が失われます。下痢に加え、吐き気があるときは、水分補給が必要です。赤ちゃんや子どもが脱水症状を起こさないよう、水分補給に気をつけてあげましょう。また、赤ちゃんが生後6か月未満の場合、母乳かミルクで水分補給をするようにして、生後6カ月の赤ちゃんに水は与えないようにしましょう。生後6カ月を過ぎた赤ちゃんや幼児には、水でも大丈夫です。
母乳を飲む赤ちゃん: いつものようにお世話をしてあげましょう。お医者さんの指示に従って、経口電解質液を与えるのも良いでしょう。
ミルクを飲む赤ちゃん:下痢の症状が治まるまで、ミルクは止めて経口電解質液を与えるようにしましょう。下痢や嘔吐の症状が治まれば、ミルクをあげるようにしましょう。
離乳食を食べる赤ちゃんや幼児: 下痢や嘔吐の症状が落ち着くまで、離乳食は控えて、経口電解質液を飲ませるようにしましょう。症状が治まってきたら、離乳食はおかゆなどの水分の多いものを与えるようにしましょう。食事はおかゆ、うどん、柔らかく煮た野菜など消化の良いものを中心に少しずつ、与えていきましょう。
赤ちゃんに元気がない、唇や口の中が乾燥している、おしっこの量が減る、泣いても涙が出ない、目や大泉門がくぼんでいる、などの症状に気がついたら、脱水症状の可能性があります。脱水状態の症状が見られる時には、すぐにお医者さんに連絡しましょう。
よくある質問
赤ちゃんが下痢の時には、必ずお医者さんに相談するようにしましょう。下痢止めの薬などは2歳以下の子どもにはあげないようにしましょう。
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