乳児脂漏性湿疹の赤ちゃん

赤ちゃんの頭や体にかさぶたやフケのようなものが出ていませんか?そのような症状が出ていたら、乳児脂漏性湿疹かもしれません。

赤ちゃんの頭にフケのようなものがあると、ちょっと見た目が良くないものの、特に害はありません。残念ながら乳児脂漏性湿疹にすぐに効く治療法はありませんが、時間をかければ症状を和らげることはできます。対処法などを見ていきましょう。

乳児脂漏性湿疹とは?

乳児脂漏性湿疹は黄色いかさぶた状の湿疹です。主に赤ちゃんの頭に現れますが、髪の毛の生え際や額からまゆ、鼻や首、わきの下、へそ、足や足の付け根にも見られます。 お医者さんは、頭以外の部分に症状が出ている時に、乳児脂漏性湿疹と診断することが多いです。

乳児脂漏性湿疹は人に直接感染するものではありません。また、痒みや痛みはなく、傷が残ることもありませんので、安心してくださいね。

乳児脂漏性湿疹の症状は?

乳児脂漏性湿疹の場合、皮膚が赤くなり、湿ったかさぶたのようなものができます。通常、首の近くや耳の後ろなどの皮膚のひだに症状が現れます。また、湿った黄色のものやうろこ状になったものもあります。

乳児脂漏性湿疹は皮膚炎と混同されることもあります。でも、皮膚炎とは違い、乳児脂漏性湿疹は痒みや不快な症状がないのが特徴です。

乳児脂漏性湿疹が股間に現れたら、おむつかぶれ と混同されることもありますが、全く違います。

乳児脂漏性湿疹は何が原因なの?

乳児脂漏性湿疹のはっきりした原因は判っていません。専門家の見解は、頭が不衛生な状態や使っているシャンプーが合っていないなどのアレルギーが原因ではないとのことです。

妊娠中にママから受け継いだ妊娠ホルモン が原因と言う説もあります。ママの妊娠ホルモンが赤ちゃんの体の中に入ることで、赤ちゃんの皮脂腺や毛包の皮脂の分泌が活発になり、皮膚細胞が詰まるのでは?と言われています。 また、皮脂を好み皮膚に常在する常在菌マラセチアが原因と言う説もあります。

乳児脂漏性湿疹の症状はどれくらい続くの?

生後2週間~12ヵ月 の赤ちゃんに乳児脂漏性湿疹の症状が現れることがあります。赤ちゃんの 3人に 1人はこの湿疹が認められると言われています。通常、症状は生後数週間~数ヵ月、または生後12ヵ月になる頃には消えていきますが、思春期にフケと言う形で症状が再び現れることもあります。

乳児脂漏性湿疹の治療法は?

乳児脂漏性湿疹は新陳代謝が活発な赤ちゃんによく見られる症状で、特別に治療が必要と言うわけではありません。いずれは自然に治っていきますが、お家で簡単にできる対処法もあります。べったりとしたかさぶたを取るにはコツがあります。下の方法を試してみましょう。

  • 毎日、赤ちゃんをお風呂に入れる ようにしましょう。赤ちゃん用シャンプーや石鹸を泡立てて頭を優しく洗ってあげましょう。

  • いつも使うベビー用シャンプーで改善されないようであれば、乳児脂漏性皮膚炎用のシャンプーを使う方がいいのか、お医者さんと相談してみましょう。

  • ガーゼをつけた赤ちゃん用のくしで優しく髪をとかすと、頭皮のかさぶたがキレイに取れると言われています。ただし、力を入れて無理にはがしたり、取らないようにしましょう。

  • べったりと張り付いたしつこいかさぶたには、赤ちゃんをお風呂に入れる30分位前にベビーオイル、オリーブオイルやワセリンを塗って、ふやかしてから石鹸などで洗い流すと効果的だと言われています。 上の方法以外にも対処法を聞いたことがあるかもしれませんが、まずはお医者さんと相談してみましょう。

いつ、お医者さんに診せるべき?

乳児脂漏性湿疹の症状がシャンプーや石鹸で洗っても改善しない時や、赤ちゃんの体や顔に症状が出てきた場合には、お医者さんに診てもらいましょう。

よくある質問

  • ママの女性ホルモンの影響で、赤ちゃんの脂成分の分泌が多くなっていることが原因だと言われています。生後 2 ~3週間から6ヵ月の間に症状が出ることが多く、赤ちゃんの 3 人に 1 人はこの湿疹が認められると言われています。


    黄色っぽいかさぶた状のものが髪の生え際や、額からまゆにかけてできて、触るとベタベタしていてます。かさぶたの下には赤い湿疹ができていることが多いですが、かゆみはあまりないのが特徴です。

  • 乳児脂漏性湿疹の症状が見られたら、無理にはがそうとはせず、お風呂の時にシャンプーや石鹸を使って洗いましょう。2かさぶたは自然に取れていきますが、なかなか取れない場合は、ベビーオイルやワセリンを塗ってふやかし、柔らかくしてから洗い流してみましょう。

    赤ちゃんがかいてしまわないように、爪は短く切っておきましょう。


    治りが悪い時やかゆみが強い時は、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。

  • 乳児期のアトピー性皮膚炎の症状とよく似ていますが、アトピー性皮膚炎よりはかゆみが少なく、一過性で、幼児期によく発症します。皮脂分泌が活発になることや、汗や細菌感染などが加わって起こってくることが原因ですが、生後6ヵ月頃には自然に治っていきます。また、乳児脂漏性湿疹は冬に症状がひどくなることがありことを覚えておきましょう。


    アトピー性皮膚炎は、生後2ヵ月頃から顔、頭、耳の周囲に強いかゆみを伴う赤いぶつぶつやじくじくが現れ、体や手足に広がり、良くなったり悪くなったりを繰り返します。


    この2つの症状は合併することも多く、はっきり区別しにくいこともあります。勝手な判断をしないで、かかりつけのお医者さんに診てもらうようにしましょう。

  • 乳児脂漏性皮膚炎を予防する方法は、シャンプーを使って頭皮を洗い、よくすすぐこと。毎日きれいに洗ってあげることで、再発防止にもなります。

赤ちゃんの頭に張り付いた黄色いかさぶた。初めて赤ちゃんの頭に現れた時はびっくりして不安になってしまいますね。でも、時期が来ると自然に治るものなので、心配しないでください。赤ちゃんの肌を健康に保つために、赤ちゃんのお肌のケア を試してみましょう。

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本記事の内容について
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