コリック(黄昏泣き)とは?原因や症状、対処法について

コリック(黄昏泣き)とは?: 症状と対処法

生後2週間を過ぎたころから、原因ははっきり判らないけれども、日中に赤ちゃんがぐずることがあります。時にはどう対応しても赤ちゃんが落ち着かず泣き止まないことがあります。このような赤ちゃんにイライラしてしまう症状が現れたら、コリックかもしれません。 コリック について知識を深め、赤ちゃんの不快な気分を和らげてあげましょう。

コリック(黄昏泣き)とは?

コリックは、はっきりした原因もないのに赤ちゃんが1日に3時間かそれ以上、または1週間に3日かそれ以上、激しく大声で泣き続ける状態のことを言います。ひどい時には3週間以上も続くこともあります。この状態は生後2週間から4週間の間に始まって昼夜問わず見られ、しばしば夕方6時ぐらいから真夜中まで続くこともあります。

赤ちゃんの約5分の1がコリックを経験すると言われています。男女問わず同じ確率で発生し、母乳かミルクかは関係なく現れます。コリックは生後2~3ヶ月が最もひどく、コリックが続く期間は 赤ちゃんによって変わりますが、生後6ヶ月頃には治まっていきます。

コリック(黄昏泣き)の原因は?

はっきりとした原因は不明ですが、以下のような理由が考えられています。

  • 赤ちゃんの消化器官が未発達で不快な症状が発生している。赤ちゃんは泣くことで不快感を伝えようとしている。
  • 胃酸の逆流が赤ちゃんに不快感をもたらしている。
  • お腹にガスが溜まっている。
  • 新しい情報がいっぱいで刺激的すぎる一日が終わるころ、疲れが出てきて泣いてしまう。
  • 母乳やミルクに含まれる成分による食物アレルギーやタバコの煙がコリックを引き起こす原因になっているとも言われている。

コリック(黄昏泣き)の症状

産まれたばかりの赤ちゃんの成長 を心配したり、コリックと通常の泣き方の違いは、と不思議に思ったりするのは当然のこと。 赤ちゃんにコリックの症状が出てきたと思ったら、以下のコリックの症状が当てはまっているか見てあげてください。

  • 足をお腹に届くほど上げている。
  • 背中を反らせている。
  • 腕や足をバタバタさせて泣いている。
  • 真っ赤な顔をして泣いている。
  • こぶしを握って泣いている。
  • 時々、痛そうにしている。
  • 胃が膨張していてガスが溜まっている。コリックの症状 は赤ちゃんが泣くときにたくさんの空気を吸い込んでしまうことや食後に上手にゲップができないことが原因とも言われています。

コリック(黄昏泣き)への対処法は?

赤ちゃんにコリックの症状が現れたら、多くのパパやママがどうしよう、何をしてあげればいいの、と困ってしまうことでしょう。以下のように赤ちゃんに接してみたら、大泣きし始めるのを抑えられるかもしれません。

  • 生後数週間、赤ちゃんをいっぱい抱っこして綿密にスキンシップを図ることが、赤ちゃんの成長とともに泣く時間を短くすると言う研究があります。
  • 授乳のスケジュールに関係なく、赤ちゃんのお腹が空いているようであればおっぱいやミルクを飲ませてあげましょう。
  • おっぱいやミルクを飲んだあとはゲップをさせましょう。ママの肩に赤ちゃんを乗せて背中をやさしく叩いてゲップをさせてあげましょう。
  • 泣き出す前に赤ちゃんの気を紛らわすようなものを与えましょう。
  • おっぱいやミルクを与えている間、空気を飲み込まないようにできるだけ真っ直ぐに座らせましょう。
  • 赤ちゃんがミルクを飲んでいてコリックの症状が現れたら、別の哺乳瓶や哺乳瓶の乳首に代えてみましょう。ミルクを飲むときに飲み込む空気の量が減るかもしれません。

泣いている赤ちゃんをあやすには?

赤ちゃんが一度泣き出したら、以下の方法がコリックをする赤ちゃんをなだめるのに役立つかもしれません。

  • ゆらゆらと前後左右に動かしてあげましょう。
  • 赤ちゃんの気持ちを紛らわすものを与えましょう。おしゃぶりを与えるのも良い方法ですね。
  • ゆりかごや新生児用かご型ベッドに入れてあげましょう。心地よい動きが赤ちゃんを落ち着かせるかもしれません。
  • ベビーカーに乗せて散歩したり、胸のところで赤ちゃんを抱っこしたりしましょう。ベビーカーの動きや密着することで赤ちゃんの気持ちが落ち着きます。
  • 赤ちゃんのお腹を下にしてママのひざに赤ちゃんを乗せ、赤ちゃんの背中をさすってあげましょう。
  • 静かにラジオをつけるか、赤ちゃんを落ち着かせる効果のある扇風機や掃除機の音(ホワイトノイズ)を聞かせましょう。
  • 車に乗せてドライブに行きましょう。車の揺れと音には赤ちゃんを落ち着かせる効果があります。
  • 暖かいお風呂に入れましょう。
  • 光や雑音の洪水で参ってしまったり、刺激を受けすぎたりしているのかもしれないので、少しそっとしておいてあげましょう。

ママがどう対処しても赤ちゃんは泣くことがあることを覚えておきましょう。一つの方法を1週間試してみて効果が現れなければ、別の方法に切り替えるといったアプローチでの実験のようなものです。色んな方法を試しているうちに、の時期は終わっているかもしれませんね。

パパとママのコリック(黄昏泣き)対策

赤ちゃんにコリックの症状が現れたら、ママの精神状態に注意を払うことも大切です。 コリックの赤ちゃんをあやすのは辛く、パパやママを不安や無力にさせます。ストレスも溜まってしまいますね。どんなにストレスが溜まっても、赤ちゃんを決して揺さぶってはいけません。産まれたばかりの赤ちゃんを揺さぶると脳内出血を引き起こすことがあります。この結果、脳に一生のダメージを与えたり、死に至らしめたりすることもあります。赤ちゃんの大泣きに対処のしようがないと思ったら、もう一度しっかり気を立て直すまで、信頼できる大人に赤ちゃんの面倒を見てもらえるようにお願いしましょう。周りにそのような人が見つからない場合、 柵つきのベビーベッドや他の安全な場所に赤ちゃんを置いて、一息つくようにしましょう。

コリックが原因で不安になってしまったら、以下のように対処してみましょう。

  • 家族や友人に少しの間赤ちゃんのお世話をお願いして、休みましょう。
  • ひっきりなしに泣き叫ぶ赤ちゃんへのイライラに対処するための方法をお医者さんから聞きましょう。
  • 同じ経験をしているママのグループやネットコミュニティを探してアドバイスをもらいましょう。 十分に休みましょう。
  • 赤ちゃんをあやすのに罪悪感や、後ろめたさを感じる必要はありません。赤ちゃんを甘やかしているわけではありません。赤ちゃんを抱っこしたりなだめたりして、赤ちゃんを気持ちよくさせようとしているのです。
  • 前向きでいましょう。こんな時期はいずれ過ぎ去っていきます。コリックをしたからと言って難しい子供になるとは限りません。

いつお医者さんに相談するの?

上に書いたコリックをなだめる方法を読んで、あなたの赤ちゃんにはどの方法が最も効果があるかが判ったでしょう。でも、赤ちゃんが泣きやまずどうしていいか判らないときは、お医者さんに相談するのも1つの方法です。赤ちゃんがコリックなのかどうかをお医者さんが判断して、何が理由で赤ちゃんが泣き続けるのかを調べてくれるでしょう。

以下の症状を感じたら、お医者さんに相談しましょう。

  • 泣き声が甲高く、普通ではない
  • 泣いている間、赤ちゃんの唇や肌が青みがかっている
  • 嘔吐を繰り返し体重が減ってきている
  • 下痢の症状が現れ、血便が出ている
  • 食欲がなくいつもよりおしっこの量が少ない

赤ちゃんが泣いているときにどんな気持ちでいるかに関係なく、パパやママは素晴らしい仕事をしていることを覚えておいてくださいね。コリックの時期はすぐに過ぎ去っていきます。だから、ママは乗り越えていける 、と思っていてくださいね。

心の準備ができたら、赤ちゃんのお世話 も併せて読んでくださいね。

今、あなたにオススメ: