妊娠検査薬とは

来るはずの生理予定日に生理が来ない、もしかしたら妊娠したかも、と疑う妊娠 の 兆候症状がありましたか? 妊娠検査薬を使ったらいいのか、と考える女性もいるでしょう。妊娠検査薬の特徴や種類、どのくらい正確な結果が出るのかについて知っておきましょう。妊娠検査薬についての情報を載せていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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妊娠検査薬 はどのように妊娠を判断するの?

妊娠検査薬 はhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠ホルモンを感知すると、反応します。このホルモンは受精から数日後、受精卵が着床すると子宮内膜の中で分泌されます。hCGホルモンは妊娠後最初の3~4か月にかなり高い値で分泌されます。妊娠の維持に重要な働きをし、尿や血液中に出てきます。

妊娠検査薬にはどんな種類があるの?

hCGホルモンが出ているかの反応は以下の方法で調べることができます。

  • 尿検査:尿中にhCG ホルモンが含まれているかどうかを検査するものです。スティック状の妊娠検査薬で、尿採取の部分に直接尿をかけるか、検査薬を紙コップに採った尿につけて検査することができます。自宅での妊娠検査薬は全て尿中のhCGホルモンの値をチェックするものです。商品によって使用法や待ち時間が変わってくるので、注意してくださいね。商品それぞれなので、尿を取って調べる市販の妊娠検査薬 を検索してみましょう。判定線や+サインで判定結果が出る最も知られたものからデジタル式の検査薬まで多くの種類があります。もちろんお医者さんの所で尿検査をすることもできます。この場合、お医者さんが正しい使い方や結果について詳しく説明してくれるでしょう。

  • 血液検査:費用がかかるので一般的ではないですが、産婦人科でこのような検査を受けることができます。血液検査では尿検査のようにすぐに結果は出ません。結果が出るまでには数時間から1日以上かかるようですが、尿検査よりも反応が良く、早くて受精卵の着床後9~12日後に検査することもできます。妊娠しているかどうかの血液検査には2つの種類があります。 定量的血液検査やhCGβ検査では、血液中の hCGホルモン分泌量を調べます。一方、 定量的hCG 血液検査では、血液中にhCGホルモンが出ているかどうかを調べます。

市販の妊娠検査薬はどのくらい正確なの?

ほとんどの市販の妊娠検査薬で99%以上の正確な結果が出るようですが、正しい使い方をしないと正確な結果が出ないこともあります。その例を以下に書きますね。

  • 検査の時期:より正確な結果を知るためには、生理が来るはずだった日の1週間後hCGホルモンが最も尿に含まれる朝一番に検査することをお勧めします。

  • 検査薬の使用期限のチェック:検査薬の使用期限が過ぎていないかどうかをチェックしましょう。使用期限を過ぎたものだと正確な結果が出ないことがあります。

  • 水分摂取量:検査前に水分を多く採ってしまうことで、妊娠しているかどうかが判る尿中のhCG ホルモンの濃度が薄くなってしまうことがあります。

  • 検査薬の使い方:検査薬の説明書の記載通りに使用しましょう。間違った使い方をすると検査結果が正しく出てこないことがあります

  • 検査薬のメーカー:メーカーによっては反応が異なってきます。

  • hCGホルモンを含む薬を飲んでいる:ほとんどの薬は市販の妊娠検査薬に影響を与えませんが、 hCGホルモンを含む排卵誘発剤などを飲んでいる場合、結果に影響が出ることがあります。

間違って陰性の結果が出てしまうことがあるの?

妊娠しているのに妊娠検査薬で陰性の結果が出てしまうことがあります。これを偽陰性と呼んでいます。 検査の時期が早すぎたり、尿が薄すぎたり、十分に結果を待たなかった時に出ます。検査や使用方法によっては、正確な結果が出るのに10分間は待たなくてはならないこともあります。使用方法をきちんと読んで使い、結果が出るまでの時間を待つようにしましょう。検査後にタイマーをセットして、正しい結果が出るまでゆっくりと待つのもお勧めです。

間違って陽性の結果が出てしまうことがあるの?

市販の妊娠検査薬では 妊娠していないのに間違って陽性の結果が出てしまうこともあります。また、 これはとても稀なケースですが、妊娠しているのに体がhCGホルモンを分泌しないこともあります。 . また、hCGホルモンを含む排卵誘発剤を飲んでいる場合には、妊娠していないのに陽性の結果が出てしまうことがあります。.

妊娠検査薬はいつ使えばいいの?

生理が来るはずだった日の1週間後が、妊娠検査薬を使う一番いいタイミングです。もちろんこれよりも早い時期に検査をすることができますが、あまりにも早い時期に使ってしまうと十分にhCGホルモンが分泌されていないこともあるのです。hCGホルモンが分泌され始めるのは、受精卵が子宮内に着床し、胎盤を形成する時期になってから。妊娠初期の時期は、hCG ホルモン値は2~3日ごとに倍増していきます。結果を早く知りたくても、このタイミングまで妊娠検査薬の使用を待ったほうがいいのは、これが理由です。でも、どうしてもワクワク、ソワソワしてしまう場合には、妊娠初期の兆候 が表れてきているかをチェックしてみましょう。妊娠の兆候には以下のようなものがあります。

  • おっぱいが張ったり、敏感になる

  • トイレが近くなる

  • つわりや吐き気がしたり、吐いてしまうほどむかむかする

  • 疲れやすくなる

妊娠検査薬はどこで買えるの?

市販の妊娠検査薬は薬局、ドラッグストア、ネットで買うことができます。数は少ないですが、妊娠検査薬を買えるコンビニもあるようです。

もちろん、産婦人科や病院に妊娠をしているかどうかを調べてもらうこともできますよ。

妊娠検査薬で陽性反応が出た時は?

妊娠していると言う嬉しい結果が出たら、早いうちに産婦人科を選んで、お医者さんに診てもらうようにしましょう。

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妊娠しているかも、と感じているようなら、妊娠検査薬で調べてみましょう。ちょっと、ワクワクしてきますね。

本記事の内容について:
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