生後16ヶ月の幼児: よちよち歩きの世界

生後16ヶ月の幼児は世界が自分中心に回っている、と考えているはずです。何と言っても小さい頃は、いいとこ取りだらけですから…。他の子が自分のおもちゃに触った時のあの態度。将来、自分勝手な人間に育ってしまうのでは、とママやパパは心配してしまうかもしれません。でも、大丈夫。この時期の赤ちゃんや小さな子どもがこのように考えるのは自然なこと。また、この時期には分離不安を感じる子どももでてきますので、一緒に対応策を調べていきましょう。では、生後16ヶ月の幼児の成長をさらに知っていきましょう。

生後16ヶ月の幼児の成長の節目

子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。必ずしも目安どおりの発達を示すわけではなく、時期が前後することもあります。このような違いが出てくるのは自然なことだと覚えておきましょう。生後16ヶ月の幼児の成長の節目を見ていきましょう。

  • さらに社交的に、自己中に:生後16ヶ月の幼児は社交的な能力を発達させていきます。他の子どもや大人とさらに関りを作っていきますが、世界は自分を中心に回っていると考えています。他の人々が自分とは違う考えや感情を持っているとは考えていません。例えば、他の子どもが周りにいるとします。他の子どもたちのおもちゃをまるで自分の物であるかのように独占しようとします。同時にこの時期の小さな子どもは他の子どもにも興味を示すようになるのですよ。特に年上の子どもに興味を持ち、彼らのやることを真似しようとするでしょう。一方で、他の子どもに対して荒っぽい態度となり、機嫌が悪くなると、叩いたり、噛んだりしてしまうこともあります。遊びの場でこのようなハプニングが起こるのを防ぐためには、たくさんのおもちゃを用意して、お気に入りのおもちゃは予め隠しておくのがいいかもしれませんね。必要に応じて、子ども同士の喧嘩を見守ったり、間に入ったりしましょう。これらの行動は幼児の成長過程で見られる自然な行動です。このような状況がずっと続くわけではないので、安心しましょう。

  • 分離不安 が始まる:この時期の幼児にとってママやパパなどの家族と離れるのはとても辛いこと。疲れていたり、病気だったり、怖がっている時はなおさらです。仕事に行っていたり、夜中に起きてしまいママが側にいないとぐずったり、泣いたりすることも。子どもの側を離れる時は一言声をかけて、泣き出したら、必要な時は側にいる、ママもパパも少ししたら戻ってくるから大丈夫、と言うことを理解させてあげましょう。赤ちゃんはママやパパがどこかに行ってしまったのではない、後で戻ってくると理解し、安心してくれるでしょう。突然にいなくなってしまうと余計に不安にさせてしまい、後追いがひどくなるので、こっそりと姿を消すことはやめてくださいね。また、自分を置いてどこかへ行ってほしくない、と小さな子供はぐずってしまうので、心配そうな様子を見せないようにしてください。そして、再び幼児の側に戻ってきたら、たくさんかまってあげましょう。こうしているうちに、ママやパパがいなくなっても大丈夫、戻ってくる、と分かるようになってきます。 また、長い目で見たら、自立心を育むことにも役立つでしょう。

  • 問題解決力を育てる:この時期の子どもは遊びやおもちゃを通じて、問題解決能力を高めていきます。物がどんな風に動くのかに興味を示し、教養玩具、スイッチ、ボタンなどに興味を見せ始めます。例えば、一緒にエレベーターに乗った時にボタンを押したがるでしょう。挑戦力を引きだすようなおもちゃや遊びを考えるのはいいアイデアでしょう。ただし、機嫌が悪くならないよう、それほど難しくないおもちゃや遊びにしましょう。また、この頃の子どもは大人の真似をしたがります。これも問題解決能力を高めることに役立ちます。例えば、ゴミをゴミ箱に入れてみましょう。ゴミの行方を学ぶことができますね。

生後16ヶ月の幼児の成長をサポートしましょう

生後16ヶ月の幼児の成長をサポートするためにママやパパにできることをまとめてみました。

  • 遊びと社会的な交流の場を作ってあげましょう: 生後16ヶ月の幼児が遊ぶ時は、他の子どもが横にいても一人で遊んでいることが多いでしょう。これは互いに関わりを持たない並行遊びと言われるものです。時間や練習を重ねて、小さな子どもは関係性を持ったり、協力し合うスキルを身につけたりして行きます。同じ年頃の子どもと遊べるよう、遊びの場を作ってあげましょう。そして、ママやパパが子どもと一緒に遊ぶ 機会をたくさん作ってください。これは子どもの成長に大事なだけでなく、子どもとの絆を深める素晴らしい機会でもあるのですよ。

  • 簡単なおもちゃや安全な物で遊ばせてあげましょう:ブロックや積み木、クマのぬいぐるみやお人形、パズル、割れない容器や木のスプーンなどのお家にある安全なものは、手と目の連動性や細かい動き、想像力の発達に役立ちます。木のスプーンを魔法の杖にしたり、ケーキを作るような真似をしたり。子どもを喜ばせるために新しいおもちゃを買わなくては、なんてプレッシャーを感じる必要はありません。

  • 生活リズムを整える:生後16ヶ月になると、1日の生活リズムがある程度整っているのが理想です。規則正しい生活リズムを作ってあげることで、子どもはより簡単にルールや行動を学んでいくでしょう。ママやパパが1日の生活スケジュールを作り、できるだけ守るようにしましょう。例えば、夜のベッドに入る時間、お昼寝の時間、ご飯やおやつの時間など、毎日同じ時間に実行する習慣をつけるといいですね。子どもも次第に時間の感覚がつかめてくるでしょう。規則正しい生活習慣を作ってあげましょう。

  • 音楽を聴かせましょう: 楽しい音楽や心を落ち着かせる音楽。小さい頃からどもに音楽を聞かせることで多くのメリットがあると考えられています。心を落ち着かせる音楽を聞かせることで、子どもの機嫌が直り、ストレスや不安な気持ちを取り除くと考える専門家もいます。

  • 境界線を引く:子どもがやっていいことと悪いことを教えましょう。引き出しを引っ張って子どもに落ちてきてしまうとか、洗剤の入った棚を空けてしまうとか、電気のコンセントに触れてしまうなど、ヒヤリとする状況がでてきます。お家の安全対策 はしっかりとやっていますか?危ないものがある方へ向かっている時は一緒に遊んだり、膝に座らせて一緒に本を読んだりして、子どもの注意を別の物に向けさせましょう。一人歩きができるようになると、行動範囲が広がりますね。予測もできないようなことが起こることもあります。お家の安全対策はしっかりと!

  • 歌を歌いましょう:子どもは歌ったり、歌に合わせて踊ったりするのが大好き。言葉の練習や感受性を育てる、ストレス解消など歌を歌うことには多くのメリットがあると言われています。音楽に合わせて体を動かすことでリズム感が育ち、歌に合わせて自分たちで振り付けを考えることで想像力が豊かになりますね。一緒にたくさんの歌を歌ってあげましょう。

生後16ヶ月の幼児の食事

健康な成長のために、1日3回の食事と2回のおやつからトータルで1日に必要な栄養を取るようにしましょう。子どもの食欲はその日の運動量、新陳代謝の変化や成長レベルにもよります。昨日はしっかりと食べたのに今日は食べてくれない、など食べムラがあっても心配しなくて大丈夫です。 食事を作る時に一番大事なのは栄養のバランス。たんぱく質、乳製品、フルーツや野菜、穀物など豊富な食材と味付けのメニューを考えて、何を好んで食べるのかも観察しておきたいですね。食欲はその日の運動量や新陳代謝にも左右されます。食欲が少ないからと言って、ストレスにならないよう、気をつけてください。

生後16ヶ月の幼児の睡眠時間は?

子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。同じように睡眠リズムも子どもによって違います。生後16ヶ月の幼児の睡眠時間は1日あたり12~14時間ぐらい。1日のお昼寝の回数は1回に減ってくるでしょう。 楽しいことをして遊んでいると、なかなかベッドに入りたがらない子どももいますね。そんな時にはお風呂に入る、本を読み聞かせるなど寝つきをよくするような入眠儀式を取り入れてみましょう。

生後16ヶ月の幼児の1日のスケジュール

一般的な生後16ヶ月の幼児の1日をまとめてみました。

生後16ヶ月の幼児の1日のスケジュール

生後16ヶ月の幼児の健康と安全: 風邪をひいたかな、と感じたら

特に公園や遊び場などたくさんの子どもがいる所では、風邪をひきやすくなりますね。風邪をひかないための薬はありませんが、お家でできる風邪の症状 への対処方法を調べていきましょう。 鼻詰まりや鼻水、咳、熱など子どもが風邪をひいたかな、と言う症状に気がついた時の対処法をまとめてみました。

  • 十分な睡眠を取らせましょう。また、水分補給も大切です。

  • 鼻が詰まって苦しそうな時は、市販の鼻吸い器をつかってみましょう。使用方法に気をつけて利用してください。

  • 子どもが眠る部屋に加湿器を置くことで、気管支炎などの症状が治まるでしょう。特に咳をしている時は、呼吸が楽になります。

  • 子どもに熱がある時 は、かかりつけのお医者さんが楽になるようにと、解熱剤を薦めてくれるかもしれません。39℃以上の熱が24時間以上続く時は、かかりつけのお医者さんにすぐに連絡をしましょう。

薬をあげる時は、必ずかかりつけのお医者さんに聞いてからにしましょう。使用上の注意をよく読み、飲ませる量や薬を与える間隔にも注意しましょう。

よくある質問

  • 生後16ヶ月の幼児は以下のようなことができるようになります。

    •    ボールなどの動いているものを拾うことができる。
    • おもちゃをバラバラにして、再び組み立てることができる。
    • 簡単な単語が言えるようになる。
    • お願いしたことができるようになる。

    子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。必ずしも目安どおりの発達を示すわけではなく、時期が前後することもあります。このような違いが出てくるのは自然なことだとママもパパも覚えておきましょう。

  • 生後16ヶ月の幼児のお昼寝の目安は1日あたり1~2回。この時期になったら、約半数の子どもはお昼寝が1回になります。睡眠時間は1日に12~14時間くらいですが、子どもによって異なります。

  • 子供が癇癪を起した時の対処法 をまとめてみました。

    • 癇癪が収まり、落ち着くまでちょっと離れて少し様子を見てみましょう。
    • 外出中に癇癪を起こしたら、周りがびっくりするかもしれません。癇癪が収まるまで車や静かな場所へ移動しましょう。
    • 癇癪が収まったら、まずは話を聞いてあげましょう。子どもが落ち着いたら、癇癪を起す代わりにどのように表現すればよかったのか、などを一緒に考えてみましょう。
  • 自然と他の子どもと比べて乱暴になってしまう子どもがいますが、ママやパパの親としての態度も影響することがあります。子どもが蹴ったり、噛んだり、叩いたりなど乱暴な行動を始めたら、様子をしっかりと観察して必要に応じて対応しましょう。

    ただ、子どもの態度が悪いからと言って、叩いたりしてお仕置きするのはお勧めできません。お仕置きをされると他の子にもこうしていいんだ、とさらに態度が乱暴になってしまうこともあります。乱暴な態度を取ったら、こうすればよかったね、など話し合ったり、やっていいことと悪いことなどを決めたりましょう。もちろん良い行いをした時にはたくさん褒めてあげましょう。

親としての生活: よその子どもと比べてしまう

私の子どもはどうして小さいの?話したり、歩くのにどうしてこんなに時間がかかるの?自分の子どもの成長を同じ年頃のよその子どもと比べてしまうのは、よくあることですね。でも、子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があることを忘れないようにしましょう。また、どの子どもにもそれぞれ得意なことや苦手なことがあります。また、成長のスピードが違うと言うことも覚えておきましょう。自分の子どもをよその子や上の兄弟と比べることはやめておいてくださいね。 よそのご両親や自分は何でも知っていると言うような人からのおせっかいなアドバイスは、聞かなくてもいいでしょう。子どもの成長に疑問がある時は、かかりつけのお医者さんに相談するようにしましょう。

生後16ヶ月のチェックリスト

  • 子ども用救急箱のチェック:必要な薬が揃っているか、薬の期限が切れていないか、など定期的にチェックしておきましょう。出かける時には、車にあるファーストエイドキット の中身も確認しておきましょう。期限切れの薬などは適切に処理し、包帯や無くなりかけているものは補充しておきましょう。冷蔵庫に保管が必要な薬もあります。確認しておきましょう。

  • 季節に応じた洋服の確認:冬や春が近づいてきたら、コートなど一回り大きめの物を準備しなくても良いかを確認しておきたいですね。シーズン終了前のバーゲンなどで大きいサイズの服を購入するのもいいアイデアです。

  • 遊びの計画を立てましょう:同じ年頃のお友達と遊ばせる計画を立てましょう。子どもの社会性の発達に繋がりますよ。近所の子どもや保育園のお友達と週末に公園で遊ぶのも良いでしょう。外で遊ぶ時は必ず大人が側で見守っていましょう。

  • おむつのサイズアップとテープタイプからパンツタイプへの切り替え:子どもがますます活発に動き回るようになったり、家の中をはい回るようになると、テープタイプからパンツタイプへの切り替えを考えるママもいることでしょう。脚をバタつかせるようになったり、はいはいやたっちができるようになっておむつ替えが大変になってきたら、パンツの方が替えやすくて便利といわれています。ただし、はいはい前の、ねんね時期でも、よく動く、寝返りが多いなど、おむつ替えが大変と思ったら、パンツタイプを試してみるのもオススメです。

  • パンパースに登録して、子育てに関する情報をメールで受け取りましょう

Flexible banner