生後19ヶ月の幼児: さらにおしゃべりに、想像力が豊かに!

この時期になると覚え始めた単語を喜んで使いながら、たくさんのお話をしてくれるでしょう。少し前まで話していた可愛い「宇宙語」は、次第に正しい発音の単語に変わっていきます。 この時期は、一緒にダンスをしたり、歌を歌ったり、遊んだりして、子どもの想像力をさらに育てていきましょう。急速に成長していく生後19ヶ月の時期の成長や発達の目安を一緒に調べていきましょう。

幼児期の成長の節目

子どもの成長が同じ年頃のよその子どもと比べて早いとか遅いとか、感じたことがありますか?子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。必ずしも目安どおりの発達を示すわけではなく、時期が前後することもあります。このような違いが出てくるのは自然なことだと覚えておきましょう。 生後19ヶ月の時期に見られる特徴や発達について調べてみました。これはあくまでも目安で、全ての子どもに以下の発達が見られるわけではありません。

  • 幾つかの単語を言うようになる:お気に入りのおもちゃ、ママやパパ、体の部分の名称などの簡単な単語をたくさん言えるようになります。一般的に、話す能力は男の子よりも女の子の方が早いと言われています。最初のうち、子供の話す意味不明な「宇宙語」を理解するのはママとパパだけかもしれません。上手に単語を言えなければ、正確な発音で正してあげましょう。そうすると子どもはより早く、正しい言葉を覚えていきますね。

  • 語彙を増やす:この時期の子どもは語彙を増やし、言葉を理解していきます。一緒に会話をするだけでなく、単語を繰り返したり、子どもがやっていることを動詞などで語りかけて、語彙を増やしてあげましょう。例えば、ママやパパと遊びたいようなしぐさを見せたとします。そんな時には、“一緒に遊んでほしいの?何をやっているのか教えて!”と語りかけてみましょう。

  • 両手よりも片手:子どもが左手よりも右手をより多く使っているとか、その反対だとか、感じたことはありますか?だからと言って、必ずしも右利きとか左利きだとか決まったわけではありません。どちらが利き手なのかは、これからの数年で決まってきます。両方の手を同じぐらい器用に使える両利きの子どももいるのですよ。

生後19ヶ月の幼児の成長をサポートしましょう

生後19ヶ月の幼児の成長をサポートするためにママやパパは何ができるのでしょう? 下にまとめてみました。

  • 外国語を話す時は、使ってみましょう:ママやパパはバイリンガルですか?もしそうであれば、外国語でも子どもに語りかけてみましょう。言葉の能力の発達だけでなく、その国の文化の理解にも役立ちますね。2つの言葉をごちゃ混ぜにしても、心配しなくて大丈夫。時間が過ぎれば2つの言葉を使い分けていくようになります。

  • 想像力を伸ばしましょう:この時期の子どもは紙などに落書きをするのが大好きです。カラーペンやクレヨンと紙を渡して、芸術作品を作ってもらいましょう。お絵描きをしない時は、壁や家の中に落書きをしないよう、ペンなどはしまっておきましょう。

  • お風呂タイムをさらに楽しく水鉄砲、プカプカと湯舟に浮かぶアヒルさんやボート、水遊びできるプラスティックのコップなどのお風呂の中で遊べるものを用意してあげましょう。お風呂に入っている時は決して子どもから目を離さないように気をつけてください。

  • 一緒に歌ったり、踊ったり:音楽に合わせて動きをつけましょう。服を着せる時に歌を作ったり、ダンスパーティーで曲を作ったり。音楽は語学能力や運動能力を高めると言われています。また、一緒に歌ったり踊ったりして、ママやパパは子供の絆を深めていきましょう。

  • テレビやスマホの時間制限を:兄弟と同じようにテレビやビデオゲームをやりたがるでしょう。ただ、長時間、ぼーっとテレビを見ていることは認知発達を遅らせる可能性があります。時間を制限するようにして、できるだけ活動的な遊びをするようにしましょう。

  • 本の読み聞かせ:何度も何度も読んでとせがむようなお気に入りの本がありますか?どうしてそんなに何度も聞きたがるの?と思うかもしれませんが、 好きなものを繰り返し読み、聞くことで言葉の学習に役立ちますので、何度も読んであげましょう。 "次にクマさんは何をするのか知っている?" などの質問もしてあげましょう。読んでいる時に身振り手振りをつけたり、効果音を出したりするのも良いアイデアでしょう。ママやパパと一緒に声を出して読んでくれるようになるのはもうすぐです。

生後19ヶ月の幼児の食事

子どもに好き嫌いや食べムラがあっても、驚かないようにしましょう。数日前には喜んでパクパク食べていたものでも、食べたがらない時があるものです。 健康的な成長のために、1日3回の食事と2回のおやつからトータルで1日に必要な栄養を取るようにしましょう。食事やおやつの回数を1回ぐらい飛ばしても、問題ありません。今日は食べる量が少なかったかな、と感じても、数日すると必要な栄養バランスがトータルで取れるよう、子どもの食欲や体の機能は上手くできています。好きなものを好きなだけ食べさせてあげましょう。また、食事の時に走り回ったり、うろうろと歩き回ったりするとのどに詰まらせてしまうことがあります。必ず座って食べさせるようにしましょう。 そろそろ食事のマナーを教えたい、と考えているかもしれませんね。お話しする時は口の中にあるものを飲み込んでから話す、食べる時に肘をつかない、食べる前には必ず手を洗う、音を立てて食べない。子どもに学んでほしい食事のマナーはたくさんありますね。一緒に食事をして、良いマナーを子どもに見せてあげましょう。 また、スプーンやフォーク、お箸の正しい使い方も見せてあげてください。最初のうちは上手く使えないのは当然のこと。ご飯がボロボロとこぼれることもあるでしょう。何度も練習を繰り返していると、上手になってきます。温かく見守ってあげましょう。

食物アレルギーかも?

この時期になると離乳食に多くの食材を使うようになります。特に家族の中に食物アレルギーを持つ人がいると、食物アレルギー が心配になるのではないでしょうか? 厚生労働省の資料によると、50年前には日本では食物アレルギーはほとんどなかったのですが、現在では国民の3人に1人が何らかのアレルギーを持っているそうです。食物アレルギーは1才未満の乳児にでも多く発症するようですが、小どもから成人まで幅広く認められています。最近では様々な食品にアレルギーが認められようになってきていて、以前ではみられなかった果物・野菜・芋類などによる食物アレルギーの報告があるとのこと。食物アレルギーが疑われるときの以下のサインに気をつけておきましょう。

  • 顔や体などに出る症状:じんましんや発疹が出たり、腫れてくることがあります。

  • くしゃみ、息が苦しい、喉が苦しいなどの呼吸困難の症状

  • 吐き気、嘔吐や下痢などの消化器に出る症状

  • 青白くなる、気が遠くなる、意識がなくなるなどの意識障害の症状

食物アレルギーの原因となる可能性がある食べ物:

  • 牛乳

  • ピーナッツ類

  • 大豆

  • 小麦

  • 魚や甲殻類

深刻な食物アレルギーではなく、ある食物に対して過敏症などの症状が出ることもあります。牛乳など乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を腸内でうまく分解することができない、乳糖不耐症の子どもはたくさんいます。乳糖不耐症はお腹の膨張感、痛み、下痢などの症状を伴います。 子どもが食物アレルギーや過敏症では、と心配な時は、お医者さんに相談するようにしましょう。お医者さんがテストの結果を見て、食物アレルギーなのかどうかの診断をしてくれるでしょう。場合によっては、アレルギー専門医による治療を受けましょう。

生後19ヶ月の幼児の睡眠時間は?

睡眠は子どもの成長にとても大事な役割を持っています。生後19ヶ月の子どもの睡眠時間は1日あたり12~14時間ぐらい。1回のお昼寝をする子どももいます。 子どもがベッドに行きたがらない、夜に歩き回る、怖い夢を見るなどの経験はありますか?こんな時にはもう一度、1日の生活スケジュールや入眠儀式を見直してみましょう。家族みんなが一緒に眠るような生活リズムで、子どもが眠る環境を整えてあげましょう。

良い睡眠を十分に取るためのアドバイス

良い睡眠は体の発達と脳の働きにも重要な役割を持つと言われています。良質な睡眠を十分に取るにはどうしたらいいのでしょう?以下にまとめてみました。

  • 寝る時間と起きる時間を決めて、守らせるようにしましょう。

  • 1日の生活スケジュールをたてて、守りましょう。

  • お風呂に入る、本を読む、子守唄を歌うなどの入眠儀式は少なくともベッドに入る30分前には終わらせるようにしましょう。どんな本を読むのか、どの歌にするか、は子どもに選んでもらいましょう。

  • 眠る時、お気に入りのぬいぐるみや毛布などの安心できるものを持たせても大丈夫です。夜中に起きてしまった時でもこのような安心できるものが側にあると、安心して再び眠ってくれるでしょう。

  • 子どもが眠る時は、部屋の温度や静かな環境など、眠るのに適した良い環境を整えてあげましょう。1人で眠らせる時は、部屋が真っ暗にならないよう、常夜灯などをつけてあげてもいいですね。

  • 眠る時にトントンと優しくたたいたり、撫でたりしてあげましょう。完全に眠ってしまう前にベッドに入れて、心地よい気持ちと眠りが一体化するように眠りに誘いましょう。

子どもがどうしても寝てくれないなどの心配があれば、お医者さんに相談するようにしましょう。

生後19ヶ月の幼児の1日のスケジュール

子どもの1日はどんなものなのでしょう?毎日、色々な変化があって面白いのですが、一般的なの1日のスケジュールをまとめてみました。

生後19ヶ月の幼児の1日のスケジュール

生後19ヶ月の幼児の健康と安全: 体を動かして遊ぼう

積み木を積み上げたり、ボールを投げたり。遊びは子どもの成長や学習に欠かせないもの。 大きな動きも小さな動きも、筋肉を鍛えてバランス感覚を高めてくれます。ボール投げやキャッチボールなどの遊び を子どもと一緒にやってみましょう。 毎日少なくとも30分間、大人と一緒にキャッチボールなどの体を動かす遊びや、少なくとも60分間は自分一人で庭を走るなどの好きなことをして体を動かして遊ぶことを勧める専門家もいます。子どもに危険がないように、見守っていてあげましょう。

よくある質問

  • 生後19ヶ月の幼児は以下のようなことができるようになっているでしょう。

    • ボールを蹴る
    • ソファーなどに上ったりするようになります。ケガをしないように気をつけてあげましょう。
    • おもちゃを分解したり、もう一度そのおもちゃを組み立てたりするようになります。
    •  聞いた言葉を繰り返すようになります。

    子どもにはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。必ずしも目安どおりの発達を示すわけではなく、時期が前後することもあります。このような違いが出てくるのは自然なことだと覚えておいてくださいね。

  • 子どもが癇癪を起した時や起こさないようにするための対処法をまとめてみました。

    • 上手にできた時にはたくさん褒めてあげましょう:何かを上手にできた場合、抱っこやキスをしてたくさん褒めてあげましょう。褒められることで安心し、次のやる気にもつながります。
    • 選択肢をあげる: “今、お昼ご飯を食べたい?” と聞く代わりに “かくれんぼうをする前にお昼ご飯を食べる?それともかくれんぼうの後?” と言うような選択肢を与えましょう。選択をすることで、自立心を育むことができます。
    • 気を反らせる:やりたいことができずに癇癪を起した場合、別のものに興味を向かせてみましょう。一緒に遊ぼうと声をかけたり、外に出かけようと声をかけたりするのはいいアイデアでしょう。別のものに興味を向かせたり、話題を変えることで癇癪が収まります。
    • 子どもの様子に注意しましょう:子どもの機嫌や体力にも注意しましょう。疲れていたり、眠かったりしたら、癇癪を起しやすくなります。そんな時はお家でのんびりと過ごすようにしましょう。
  • 厚生労働省が発表する「授乳・離乳の支援ガイド」では、「1歳以降に牛乳を与えるのが望ましい」と記載されています。アレルギーなどの症状が現れないか、少しずつの量を注意して飲ませてあげましょう。たくさん飲ませすぎると他の栄養が取れなくなるので、牛乳の量は子ども用のコップ1~2杯を目安としましょう。

  • 唇を上手に使えるようになったら、スパウト やストロー付きマグカップや両手で持ちやすい取っ手付きのコップを使い、コップ飲みトレーニングを始めてみましょう。コップ飲みトレーニングを始めるのは 2歳 頃を目安としましょう。

親としての生活: 自分だけの時間とサポートネットワーク

小さな子どもがいると、毎日が大忙しですね。でも、子どもの世話だけではなく、時には自分の時間も大切にするようにしてくださいね。 小さな子どものお世話は体力勝負。子どものお世話でママもパパもすぐに疲れてしまいますね。疲れていると、子どもにも伝わってしまうものです。そんな時には、少しの間、おじいちゃんやおばあちゃん、一時預かりサービスに子どものお世話をお願いしてみませんか。自分だけの時間を作り、リフレッシュするように心がけてくださいね。 子育て中に孤独感を感じるママは多いでしょう。こんな時には近所の公園、子育てサロンや図書館でママ友を作るのはどうでしょう?同じ悩みを持つママやパパはどこにでもいます。悩みを話して、子育ての情報をシェアできるといいですね。 子育てはママ1人でするわけではありません。サポートネットワークを作り、同じように子育てをするママやパパ達と情報交換や悩みなどをシェアし、ストレスや不安を解消していきましょう。

チェックリスト

  • 歌や手遊びを思い出してみましょう: 童謡や子どもの歌を歌ったのは、随分と昔のこと。たくさんある童謡ですが、忘れてしまいましたよね。この機会に代表的な童謡や子どもの歌を集めてみましょう。手遊びや体を動かしながら歌う童謡や子どもの歌もありますね。一緒に歌ってあげましょう。

  • 子どものおもちゃは安全?:おもちゃが壊れていないか、取れている部品がないか、先がとがっているものがないか、欠けているものがないか、などを確認しておきましょう。

  • チャイルドベッドへの交換:子どもがすでにベビーベッドから出てこられるような高さになっていれば、チャイルドベッドへの交換 を検討してみましょう。寝床の高さを下げることのできる多機能タイプのベビーベッドもあります。安全に眠れるスペースを確保してあげましょう。

  • コンパクトな超軽量ベビーカー:子どもと一緒にお出かけや旅行に行く機会が多ければ、コンパクトな超軽量タイプのベビーカーや折り畳み式ベビーカーがお勧めです。どちらのタイプも簡単に折りたたむことができて、持ち運びが簡単で車にも簡単に乗せられます

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