陣痛バッグと入院バッグ。病院に持って行きたいものリスト一覧
さあ、出産予定日 が近づいてきました。出産準備はバッチリですか?突然の破水や陣痛で赤ちゃんが予定より早く生まれてくる可能性もありますよ。また、妊婦健診ですぐに入院を勧められたり、急に赤ちゃんが動き出して早産になるかもしれません。慌てることのないよう、陣痛バッグと入院バッグの準備は、万が一に備えて妊娠28週目 までには準備しておきたいですね。
陣痛バッグと入院バッグ。いつ、準備する?
出産予定日が決まっていても、必ずしもその日に赤ちゃんが生まれてくるわけではありません。予定日より早く生まれてくることもあります。出産の時に必要な陣痛バッグと出産後に必要な入院バッグは、妊娠8ヵ月目ぐらいから準備しておきましょう。赤ちゃんが大きくなりママの身体が重くなると、準備をするのも大変です。
陣痛バッグと入院バッグがあるの?
バッグは陣痛から出産までに必要な「陣痛バッグ」と、出産後から退院までに必要な「入院バッグ」に分けておくと安心です。 陣痛バッグは陣痛がきた時、破水した時などに自分ひとりで持って行ける必要最低限の荷物を入れたバッグ。陣痛バッグの大きさはマザーズバッグやトートバッグ位がいいでしょう。入院バッグは、出産後から退院までの入院生活で必要な荷物を入れたバッグのことです。 移動しやすいように入院バッグの大きさはスーツケースぐらいが便利でしょう。
まずは、出産時と出産後にママと赤ちゃんに何が必要なのかを、リストに書き出してみましょう。初めて出産するママは何を持って行けばいいのか、判らないこともあるでしょう。そんな時は、出産時にあってよかったものなど先輩ママにアドバイスをもらいましょう。赤ちゃんが生まれる季節によって退院時に必要な赤ちゃんの服なども変わってきます。パパに持ってきてもらう用のミニリストもお忘れなく。必要なものがバッグに入っているか、パパと一緒に陣痛バッグと入院バッグの中身をダブルチェックをしながら詰めていきましょう。バッグを詰めたら、分かりやすいところに置いておきましょう。
陣痛バッグの中身は?
陣痛バッグは、出産に備えてママが病院へ持っていく必要最低限のものです。
財布、母子手帳、健康保険証、診察券、印鑑、筆記用具、医療診断書: 入院の手続きに必要なものです。お医者さんがママのこれまでの診察記録をすぐに見ることができるよう、過去の医療診断書などをコピーしておきましょう。病院では、健康保険証の提示を求められるので、コピーをとっておきましょう。 タクシーでの移動になるかもしれません。お財布も忘れずに。
バースプラン (あれば):すでにお医者さんとバースプラン についてよく話し合っているかもしれませんが、出産に立ち会うお医者さんチームがいつでも見ることのできるよう、何枚かコピーもとっておきましょう。
タオル:陣痛中は汗だくになります。汗を拭く時に使いましょう。産院によってはタオル持参となっているところもあります。
バスローブ: 柔らかいバスローブは出産時や出産後、病院の中での移動に便利です。
パジャマ:授乳しやすいように前開きタイプを用意しましょう。
靴下:出産中や入院中は足が冷たくなることがあります。冷え防止に役立ちます。
スリッパやサンダル: 病院を歩くときに簡単に履いたり脱いだりできるスリッパが便利です。シャワーを利用するときにサンダルも役に立ちますね。
ヘアゴムやリップスティック: 出産時は唇が乾燥します。リップスティックを使って唇が乾燥しないようにしましょう。 髪の毛が長いママはゴムでまとめましょう。
ボディローションやマッサージオイル: 出産時にマッサージをしてもらいたいママもいるでしょう。入院用バッグにマッサージローションやオイルを入れておきましょう。
うちわ、スプレーやハンカチ: 出産時に暑くなったら、パパにうちわであおいでもらったり、顔や首に水をスプレーしてもらうといいですね。おでこに水でぬらしたハンカチを当ててもらうのもいいでしょう。
寝やすい枕: 病院で枕を提供してくれますが、ママ好みではないかも。自宅でいつも使っている慣れた枕を持って行っても良いでしょう。
リラックスできるもの:出産後は音楽や映画を楽しむ時間はなくなります!出産前に少しでもリラックスできるよう、本や雑誌、好きな音楽や映画をダウンロードしたタブレット、スマートフォンなども詰めておきましょう。
アイマスクや耳栓: 分娩室は明るくて色んなところから声が聞こえますね。陣痛の合間などにアイマスクや耳栓があれば、陣痛の合間に体を休めたり、出産後のママがゆっくりと眠ることができるでしょう。
ウェットティッシュ、除菌スプレー、マスク:陣痛の途中に汗を拭く時などに便利です。除菌スプレーは赤ちゃん用品にも使うことができますね。
おやつや飲み物:出産は時間との体力勝負。軽いスナックや水、お茶やスポーツドリンクなどの飲み物を準備しておきましょう。ペットボトルに入れておくと、陣痛中に飲むのに便利です。また、飲み物にはストローを用意しておくのもいいアイデアです。ただ、お医者さんに出産の途中で食べたり飲んだりしても良いかを確認しておきましょう。出産の後は病院で数日間過ごします。夜中にお腹が空いてしまうこともあるかもしれません。ママのお気に入りのスナックも忘れずに入れておきましょう。
スマホや充電器、モバイルバッテリー:陣痛がきたら家族やお医者さんにすぐ連絡できるようにしておきましょう。コンセントの位置を気にしなくてもいいように、モバイルバッテリーは使いやすいですね。
出産後に備えてママが病院へ持っていくものは?
出産バッグは、出産後から退院までに必要な物を入れておくバッグです。たくさん入る大きさで、持ち運びがラクなスーツケースを利用するママも多いです。入院の途中で部屋が変わる時なども移動がラクですね。
授乳用パジャマ: 前開きやおっぱいのところが二重になっている授乳用のパジャマが使いやすいですね。
ガウンやバスルーム:病院の中は意外に寒いかも。軽く羽織るものを用意しておきましょう。
産褥パッド(産褥ナプキン) :出産後の悪露対策として。病院でも提供してくれますが、万が一に備えて、ママも何枚かを準備しておきましょう。産褥パッド(産褥ナプキン)は 生理用ナプキンよりも柔らかくて吸収性にも優れています。出産後すぐは1~2時間おきにナプキンを替える必要がありますが、時間の経過とともに悪露の量は徐々に減ってきます。
産褥ショーツ: 産褥パッド(産褥ナプキン)をつけるので、大きな履き心地の良い産褥ショーツなどを入れましょう。マジックテープで開閉できるタイプなら、悪露をチェックするときや産褥パッドを替えるときに便利。
授乳ブラ:着け心地の良いよくフィットするブラまたは授乳ブラを数枚、持っていきましょう。普段のブラジャーだと、血液循環が悪くなって乳腺炎になってしまうことも。
母乳パッド:授乳時でなくても、母乳の分泌量が多いママの場合、母乳がおっぱいから出てきてしまうことがあります。母乳パッドを使っていると母乳を吸収してくれるので、服やパジャマが汚れずに安心ですね。使い捨てタイプや繰り返し洗って使えるタイプがあります。着け心地や素材など、ママにあったものを選ぶようにしましょう。
洗面用具、スキンケアセット、日用品、マスク:バスタオル、ティッシュ、ヘアケアグッズ、歯ブラシや歯磨き、シャンプーやリンス、ドライヤー、髪の毛を止めるピン止めなどもあるといいですね。 普段よりも肌が乾燥するので、乾燥用のスキンケアセットは必需品。バスタオルはおくるみとしても使えます。
メガネやコンタクトレンズ:必要なことはわかっていても、身近な小さいものはバッグに詰めるのを忘れてしまいがちです。コンタクトレンズ洗浄液やケースも忘れないようにしましょう。
スマートフォンやモバイルバッテリー:出産後も“脱デジタル”生活は無理、と思うママはスマートフォンや充電器を忘れずに。愛する家族といつも繋がっていて安心ですし、赤ちゃんの最初の写真を撮ることもできますね。
衣類: ルームウェアやガウンのほかにも病院で着る着心地のいい服を数枚持っていきましょう。病院から自宅に戻る時の服もお忘れなく。ワンピースやウエストがゴムになっているものなどゆったりとした服を選びましょう。
資料や体験談: 出産準備クラスで新生児についてのガイドや資料が配られるでしょう。お医者さんや看護婦さんもママに合ったアドバイスをしてくれます。赤ちゃんを実際に抱いたときにこれらの資料がどれほど役に立つかが分かりますよ。
骨盤ベルト:産後すぐに骨盤を締めないと元に戻すのが大変です。
乳首クリーム:授乳を始めてから数日間、乳首が痛むことがあります。乳頭を保護するクリームで、新生児が口にしても安全な成分です。
パパに持参して欲しい必需品
病院にいるママをサポートするためにパパにも持っていてもらいたいものがあります。
スナックや水:バッグにスナックや水を入れておきましょう。また、病院の自動販売機で何かを買うときのために小銭も用意しておきましょう。
電話、カメラ、ビデオカメラとバッテリー:愛する家族といつでも繋がっていられますし、休憩時にも役立ちますね。カメラは出産後の幸せな家族写真を撮るため、忘れないで持っていきましょう。(デジカメの場合は空きメモリーのチェックも忘れずに)
洋服: 出産時には思わぬことが起こるもの。入院がいつまで続くか分からないので、着替えを用意しておきましょう。
洗面用具、日用品:長い出産の後はシャワーなどを浴びて気持ちをリフレッシュしたいもの。ただし付き添いのシャワーを許可してくれない病院もあるので、事前に確認しておきましょう。
予備のメガネやコンタクトレンズ:長い1日となる可能性もあります。予備のめがねやコンタクトレンズを用意しておきましょう。
小さな枕: 休憩の合間、ちょっと休みたいときに。
リラックスできるもの:本、タブレット、音楽を聴くプレーヤーなどが役立ちます。
病院で赤ちゃんに必要なものは?
入院中、赤ちゃんに何を着せるのかは病院によって考えが違います。赤ちゃん用に何を持っていけばいいのかを予めお医者さんに確認しておきましょう。小物や重ね着用の服など、病院が用意してくれるものに追加として持っていくものも出てくるでしょう。コンビドレスやロンパースは前で留めるタイプがお勧めです。赤ちゃんと一緒に自宅に戻る時の服も季節や気候に応じて準備しておきましょう。夏であれば、カバーオールやロンパース、足を包むブーティーズ、帽子など。冬は手袋やジャケットなどの防寒具が必要です。おくるみは基本的に温度調整や防寒対策として使います。おくるみで包まれた赤ちゃんは抱っこしやすく、また赤ちゃん自身も安心できるといわれています。
季節や気候に応じて退院時の赤ちゃんの服を用意しておきましょう。
春:コンビドレスやプレオール、靴下のいらないタイプのプレオール。4月上旬の退院であれば、まだ肌寒いかもしれません。おくるみで包んであげましょう。
夏:暑い日本の夏。ただ、クーラーが効いている場所も多いので、肌着だけでは寒く感じるかもしれないので、通気性の良い薄手のツーウェイオール、カバーオールなどを着せてあげるとよいでしょう。紫外線対策に帽子もお忘れなく!
秋:9月も終わりごろになると、肌寒くなってきますね。長袖のカバーオール、ドレスオール、ツーウェイオールなどを着せてあげましょう。おくるみで体温調節をしてあげましょう。
冬:寒さの厳しい冬。車で移動するのであれば、厚着をさせる必要はないでしょう。肌着や長袖のカバーオール、ドレスオール、靴下のいらないタイプのプレオールにおくるみの組み合わせで十分です。温度調整がしやすいように重ね着で対応しましょう。
靴下や赤ちゃんの足を包むブーティーズ: 新生児は風邪をひきやすいので、念のために足を暖かく包む靴下やブーティーズを持っていきましょう。スキンシップ の間も新生児の赤ちゃんには靴下を履かせ帽子をかぶらせましょう。
おくるみや毛布:毛布は病院に用意してありますが、授乳やスキンシップの間、体温調節用におくるみや毛布があると便利です。病院から家に戻るときにも赤ちゃんを包んであげることができますね。
チャイルドシート:もちろん病院に持っていくバッグには入れなくていいですが、赤ちゃんに必要なものを持っていくときに車にチャイルドシートを装着しておきましょう。さあ、病院へ赤ちゃんを迎えに行く準備が整いましたね!
出産前用と出産後用のバッグに入れるもののチェックリストを作って準備しておくと、いざ出産、と言う時に慌てなくてもいいですね。破水やおしるしなどの出産の兆候もあわせて知っておきましょう。陣痛が始まったかどうかは、陣痛の回数が頻繁になったり、陣痛が長くなったり、強くなったりしてくるかで分かります。陣痛の兆候 に気がついたら、お医者さんに連絡を取りましょう。先生の指示に従い、準備をしたバックを持って病院に向いましょう。幸運をお祈りします!
よくある質問
陣痛バッグは陣痛がきた時、破水した時などに自分ひとりで持って行ける必要最低限の荷物を入れたバッグです。トートバッグ位の大きさが理想的。入院バッグは、出産後から退院までの入院生活で必要な荷物を入れたバッグのこと。移動しやすいようにスーツケースなどにすると便利でしょう。
おわりに
パンパースの出産・入院バッグチェックリストを参考に、ママが病院へ持って行く荷物をまとめましょう。陣痛が来ても慌てることのないよう、破水やおしるしなどの陣痛のサインについてもあわせて読んでおいてくださいね。陣痛が強くなり、間隔が短くなってきたら、いよいよお産の始まりのサインかも?!かかりつけのお医者さんに連絡をして、指示に従いましょう。病院に来てくださいと言われたら、陣痛バッグを持って、いざ出陣!パンパースすくすくギフトポイントプログラムのアプリ のダウンロードはすんでいますか? 毎日使うパンパースでポイントを貯めて、ギフトに交換。赤ちゃんやママパパに嬉しいギフトをたくさんご用意しています。赤ちゃんに会えるのはもうすぐです!
本記事の内容について 本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。
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