1 歳 3 ヶ月の幼児: さらに前進!

1歳3ヶ月の幼児:

さらに前進!

生後15ヶ月にもなると、さらに自信をもって歩いたり、上手に体を動かしたりすることができるようになります。できることが増えてくると、ママに褒められ、もっともっと自信がついてくるようになります。でも、ママの仕事は褒めることだけではありません。生後15ヶ月の幼児は動きがどんどん活発になり、さらに行動範囲が広がります。お家の中や外での安全に気をつけてあげましょう。

少しずつ、子供の性格が判るようになってきます。ママの子供はどんな性格でしょう?ゆったりと行動するのんきな性格?それとも、癇癪を起しやすいタイプ?ママと遊んでいる時はどんな感じ?行動力があって、自己主張するタイプ?それとも、ちょっと離れた所から見ていたり、静かに一人で遊んでいたりするタイプ?どんな性格であっても、子供の性格がはっきりと出てくるのを見るのは、ワクワクするもの。生後15ヶ月の幼児についてさらに知っていきましょう。

1 歳 3 ヶ月の幼児の成長の節目

子供にはそれぞれ個性があり、成長や発達にも個人差があります。かならずしも目安どおりの発達を示すわけではなく、時期が前後することもあります。このような違いが出てくるのは自然なことだとママは覚えておきましょう。

生後15ヶ月の時期に見られる幼児の特徴や発達について調べてみました。

  • 成長のスピードが遅くなる: 生後15ヶ月になると、生まれてから最初の1年と比べ、身長や体重の伸びがゆっくりになってきたことにママは気がつきましたか? 頭囲もこれまでは急速に成長していましたが、この時期あたりから成長は緩くなってきます。 幼児健診の時にお医者さんに成長曲線 を記入してもらいましょう。ご参考までに。今の成長期を過ぎると、次の大きな成長が子供に訪れるのは青年期なのですよ。

  • 高い所へ行きたい!:個人差が大きい歩き始めの時期。ママの子供はゆっくりと歩き始める ようになりましたか?すでに歩き始めているのであれば、次は階段に挑戦してみましょう!子供が怖がらずにやりたそうにしていれば、ママがしっかりと横に付き添って、まずは階段を上がる練習をしてみましょう。階段を下りるのは、上がることよりも難しいでしょう。もう少ししたら、大人の下り方を見て自然に覚えたり、自分で後ろ向きに足から下りたりする練習をして、上手になっていくでしょう。ただ、ママ・パパが気づかないうちに練習をしないよう、階段にはベビーゲートを設置しておきましょう。

  • 性格が現れる:子供達はそれぞれ違う性格を持っています。また、性格は簡単に変えることのできるものではありません。親として、持って生まれた性格を良い方向に導いてあげ、心配そうにしている時は、側に寄り添ってあげましょう。例えば、眠りにつく時に分離不安 のサインが見られたら、お部屋を完全に真っ暗にしないで常夜灯をつけてあげるとか、お気に入りの毛布で眠らせてあげるようにしてあげましょう。

  • 物の機能を理解する:生後15ヶ月になり周りの世界を知ってくると、物の機能を理解するようになります。これは、認知発達と呼ばれる重要なステップ。まだ上手にはできないでしょうが、ヘアブラシで自分の髪を解いたり、携帯電話を自分の顔の横に持ってきたりします。生後15ヶ月の幼児が、この2つはこう繋がるんだ、と理解した瞬間です。ママが思わず微笑んでしまう瞬間でもありますね。

赤ちゃんはちゃんと成長しているかしら、と疑問に感じたら、1歳半健診でお医者さんに聞いてみましょう。

1 歳 3 ヶ月の幼児の成長をサポート

生後15ヶ月の幼児の成長をサポートするためにママにできることをまとめてみました。

  • たくさん話しかけてあげましょう:生後15ヶ月になると、子供は言葉と言うものを理解し始めます。簡単なお願いやママが「ダメ」と言ったことは理解してくる時期です。また、何かを伝えたくて「宇宙語」と呼ばれるような自分で作った言葉を話す子供もいるでしょう。ママはできるだけわかりやすい言葉で聞きなおしたり、反応してあげましょう。繰り返しているうちに話す言葉も増えてきて、楽しいコミュニケーションの時間になりますね。

  • 大切なスキンシップ:まだ言葉を上手に話せない赤ちゃん。「大好き」とママが言っても理解してくれないかもしれません。ぎゅっと抱きしめたり、寝る前に優しくなでてあげたりして、上手にママの愛情を伝えましょう。

  • 一緒に遊びましょう:生後15ヶ月にもなると、簡単なコミュニケーションも取れるようになり、一緒にできることも多くなってきますね。手先が器用になるこの時期。パズルや積み木を高く積み上げて遊んでみませんか?手や体を使いながら童謡を歌う のも楽しいですね。お世話で毎日が忙しいママ。生後15ヶ月の幼児と一緒の時間を楽しみましょう。

  • 一緒に本を読みましょう:一緒に本を読んで、言葉の発達をサポートしてあげましょう。子供との良いコミュニケーションの時間にもなりますね。特に夜、眠る前に本を読んであげることはお勧めです。パパやママの声を聞いて、子供は安心して眠りにつくことができるでしょう。眠る前の読み聞かせを入眠儀式 に取り入れてみては?夜、眠る前に読む本を選んでもらい、言葉の発音などの練習を一緒にやってみるのもいいアイデアです。まだ上手に言葉を発せなくても問題ありません。ただ、淡々と読むだけではなく、“この猫ちゃんは帽子をかぶっているね”など、本に出てくる登場人物についても詳しくお話をしてあげましょう。さらにお話が楽しくなるはずです。

1 歳 3 ヶ月の幼児の食事

健康な成長のために、1日3回の食事と2回のおやつからトータルで1日に必要な栄養を取るようにしましょう。子供の食欲はその日の運動量、新陳代謝の変化や成長レベルにもよります。昨日はしっかりと食べたのに今日は食べてくれない、など食べムラがあっても心配しなくて大丈夫です。

ママが一生懸命作った料理。食べたがらなくてもママは落ち込まないようにしてください。そんな時にはいったん片付けて、夜ご飯の時にもう一度出してみましょう。子供の気持ちが変わって、喜んで食べてくれるかもしれません。

栄養を考えたバランスの良い食事を取るように心がけましょう。

  • たんぱく質: 肉、魚、大豆製品、卵

  • 乳製品:牛乳、ヨーグルト

  • フルーツや野菜

  • 穀物:米、パン、パスタ、じゃがいも

ママが一生懸命栄養を考えた食事を食べてくれる日があれば、食べてくれない日もあります。食べる量が少ないと不安になったり、せっかく作った食事を食べてくれないとイラっとすることもあるでしょう。そんな時はおやつで栄養を補ったり、食べつかみで食べられるメニュー、ちょっと味付けを変えたメニューなど工夫をしてみましょう。

1 歳 3 ヶ月の幼児の睡眠時間は?

睡眠は子供の成長にとても大事な役割を持っています。生後15ヶ月の幼児の睡眠時間は1日あたり12~14時間ぐらい。生後14~15ヶ月になると、1日のお昼寝の回数は1回に減ってくるでしょう。

生後15ヶ月の幼児が十分な睡眠をとれるよう、規則正しい生活リズムを作ってあげましょう。

  • 同じリズムで生活を:毎日のお昼寝や夜の寝かしつけの時間を守りましょう。決まった時間になると自然と眠くなってくるはずです。

  • 静かな寝かしつけの時間:夜眠る前におもちゃで遊んだりすることは避け、眠る前の静かな時間や環境を作るようにしましょう。寝かしつける前に本の読み聞かせをしたり、心が落ち着くような音楽をかけたり、温かいお風呂に入れるのもいい方法ですね。

  • お気に入りと一緒に眠らせてあげましょう:ぬいぐるみやお気に入りの毛布と一緒に眠っても問題ありません。夜中に起きてしまっても安心して再び眠りにつくことができますね。

  • 常夜灯をつけてあげましょう:部屋が真っ暗にならないよう、常夜灯をつけたり、ドアを少し開けた状態にしておいたりしても大丈夫でしょう。

  • すぐに駆けつけず、様子を見てみましょう: 夜に子供が起きて泣き出したら、すぐに駆けつけて抱き上げたりしないで、少し時間を置いてみましょう。しばらくして様子を見に行き、電気は点けずにトントンなどをして、安心させてあげましょう。今は眠る時間だと言うことを教えてあげてください。ただ、子供の具合が悪いようであれば、必要に応じて対応しましょう。

  • 我慢強く:眠りの習慣ができるまでには時間がかかるかもしれません。また、夜中に起きてしまうのも自然なことです。子供の要求に前向きに対応していきましょう。必要な時はいつもママが側にいると知って、安心してくれますね。しばらくすると自分から落ち着いて、再び眠ってくれるでしょう。

1 歳 3 ヶ月の幼児の1日のスケジュール

一般的な生後15ヶ月の幼児の1日をまとめてみました。

生後15ヶ月の幼児の1日のスケジュール

1 歳 3 ヶ月の幼児の健康と安全: 歯と歯みがきの習慣

歯が生え始める時期にも個人差がありますが、歯が生えてくるのは幼児期の成長の1つ。歯茎がムズムズして機嫌が悪くなる子供もいるでしょう。歯が生えてくるときの不快感を和らげるために、ママが歯茎を指でマッサージしたり、歯茎のむずがゆさをまぎらわせる為にはがためを使わせても良いでしょう。

ただ、歯茎の不快感を和らげるためにジェルタイプの物や薬は使わないようにしましょう。歯茎に長い間残らないですし、飲み込んでしまって体に害が出るかもしれません。

歯が生える時に熱が出てしまうことがあります。一般的には微熱程度で、38℃以上まで上がることはありません。 38℃以上の幼児の熱 が出ている時は歯の生えかけではなく、別の理由がある可能性もあります。お医者さんに相談するようにしましょう。

子供のお口の中はいつも清潔にしたいもの。乳歯が生え始めたら、1日に2回の歯みがきの習慣 に慣れさせていきましょう。歯磨きが嫌な時間になってしまわないよう、歯磨きをする時には歌を歌ったり、音楽をかけたりして、楽しい時間にしていきましょう。歯磨きを進んでやってくれるよう、好きな色やキャラクターのついた子供用歯ブラシを選ばせたり、可愛いコップを使うのも1つの方法です。

7歳になるくらいまでは、自分で歯を磨いても磨き残しがあるかもしれません。ママが仕上げ磨きをしてあげるのもいい方法ですね。大人になっても虫歯になりにくいよう、小さいころから歯磨きの習慣を学ばせてあげましょう。朝ごはんの後や眠る前の1日2回。毛先の柔らかい歯ブラシを使って歯磨きを行いましょう。

よくある質問

生後15ヶ月の幼児は以下のようなことができるようになります。

  • おもちゃの積み木を積み重ねることができます。
  • 落書きや絵の具を紙につけたりします。
  • ママに付き添ってもらい階段の上り下りができるようになります。
  • 簡単な単語を発するようになります。

子供にはそれぞれ個性があり、成長には個人差があります。成長には個人差があると言うことを知ったうえで、このような特徴が見られる時期は前後すると言うことを心に留めておきましょう。

親としての生活: 子供が病気に!お家でのケア

風邪や子供がかかりやすい病気 が原因で子供が病気になるのは避けられません。子供が病気になるととても心配ですが、ママのスケジュールも変わってきてしまいますね。

保育園などで具合が悪くなると、保育園から電話がかかり、迎えに来るように連絡が入ります。ママはすぐに迎えにいけない場合、誰かにお迎えをお願いしたり、働くママの場合には会社を早退しなければなりません。

このような場合、保育園の他の子供に病気をうつさないよう、しばらくはお家にいるのがいいでしょう。子供の病状や回復の具合により、お医者さんがいつ、保育園に戻れるのかを判断してくれるでしょう。

会社が許してくれるなら、ママが看病している間、お家での勤務を考えてみてもいいでしょう。また、ママが午前中休みを取り、午後はパパに取ってもらうなど、上手く対応していきましょう。

自宅での勤務が難しい場合、子供の看病を家族の誰かにお願いすることも考えてみましょう。

子供が病気の場合、夜に眠ってくれず、ママが一晩中起きていなければならないこともあるでしょう。翌日はさらに疲れを感じるでしょう。このような場合には、パパやおじいちゃん、おばあちゃんなど家族にお手伝いをお願いしてみましょう。

子供の調子が良くない時、子供の看病をするのはいつも簡単ではありません。なかなか回復しない時には1人で悩まず、お医者さんに連絡を取るようにしましょう。風邪やのどの痛みがある場合には、通常、数日で回復します。

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*赤ちゃんの最近の測定値を入力**: **出典:世界保健機関

1 歳 3 ヶ月のチェックリスト

  • 幼児健診のスケジュールをチェック:1歳半健診の時期が近づいてきました。予約は入れていますか?予防接種のスケジュール も併せて確認しておきましょう。赤ちゃんの健康、成長や発達について疑問があれば、1歳半健診の時に聞けるように忘れずにリストを作っておきましょう。

  • チャイルドシートはまだ使える?:赤ちゃんの身長や体重が増えてきました。そろそろチャイルドシートの交換時期では?6歳未満の子どもを車に乗せる場合はチャイルドシートを着用しなければなりません。今一度、今のチャイルドシートが赤ちゃんの身長や体重、年齢にあったものかをチェックしておきましょう。

  • 赤ちゃんの靴のサイズは? 生後15ヶ月の幼児はさらに活動的になり、外に出る機会も増えてきます。正しいサイズの靴をはいていますか?できればお店で正しいサイズを測ってもらいましょう。この時期の幼児の足はドンドンと大きくなります。滑り止め機能がついた正しいサイズの靴を履いているか、チェックしてみましょう。

  • 服のサイズも確認!:靴だけではなくこの時期の幼児の服のサイズもすぐに変わってきます。フリマやセールの情報があれば、こまめにチェックしておきましょう。兄弟がいれば、上の子のお下がりがすでに着られるようになっているかもしれませんよ。近所に住む子供を持つ家庭のママと着られなくなったサイズの服を交換するのもいいアイデアですね!

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本記事の内容について
本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。

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