赤ちゃんを上手に寝かしつけるコツは?
赤ちゃんがなかなか寝てくれない、寝かしつけるのに1時間ぐらいかかる。寝たと思ってベッドに入れた瞬間、目を覚ます!赤ちゃんの寝かしつけで悩んでいるママはたくさんいるはず。赤ちゃんの睡眠の特徴は?赤ちゃんが寝てくれない理由は?赤ちゃんを上手に寝かしつけるコツは?一緒に見ていきましょう。
赤ちゃんの睡眠の特徴は?
生まれたばかりの赤ちゃんの眠りは、レム睡眠とよばれる浅い眠りが半分以上を占めています。睡眠時間全体の内、レム睡眠の割合は大人では 15~20%ですが、赤ちゃんではおよそ半分の50%。大人の眠りと比べて、眠りの浅い時間が多いのが赤ちゃんの睡眠の特徴です。レム睡眠の赤ちゃんはうつらうつらとしている状態で、少しの刺激でも目を覚ましてしまいます。赤ちゃんの睡眠時間には個人差がありますが、通常、新生児の時期には、3~4時間おきに目覚め、16時間ほど眠ります。生後2ヵ月 にもなると、赤ちゃんの20%ほどが0時から5時まで、起きずに眠ってくれるようになります。月齢が進むにつれて授乳の周期を中心にした睡眠サイクル ができてくるので、ママは心配しないでくださいね。生後4ヵ月目頃には夜は8~10時間ほどまとめて眠れるようになる赤ちゃんもいて、昼夜の区別がかなりはっきりとしてきます。生後8ヵ月頃には睡眠サイクルは大人と同じように、眠った頃は深く、明け方に向かって浅くなり目を覚ます、というふうに変化します。昼寝の回数や時間は年齢が進むとともに減少し、3~6 歳頃には昼寝をしなくなります。
赤ちゃんが寝てくれない理由は?
いつもの時間に赤ちゃんをベッドに入れたのに眠ってくれない。ベッドに入れて1時間近くも時間が経っているのに、どうして寝てくれないの?赤ちゃんがなかなか寝てくれない 時には、以下のような理由が考えられます。
おなかが空いている:母乳やミルクをあげましょう。
お昼寝をしすぎている:昼間に寝すぎて、夜は眠くないのかもしれません。お昼寝の時間を短くして、外に連れ出してあげましょう。
おむつが汚れている:おむつを交換してあげましょう。
怖い夢などを見た:優しく安心させてあげてください。
体の調子が悪い:お医者さんへ連絡を。
部屋の環境を確認:部屋の温度が高すぎたり、低すぎたりしていませんか?布団や毛布のかけすぎのことも。赤ちゃんが着ている服の枚数なども調節してあげましょう。また、部屋が明るすぎたり、周りが騒がしかったりしませんか?
赤ちゃんがなかなか寝てくれない場合、何か原因があるのでしょう。まずは赤ちゃんが不快に感じている原因を知り、その原因を取り除いてあげましょう。不快な原因を取り除く以外に、規則的な生活習慣を作ってあげることも同じように大切です。夜は暗くして静かな眠りやすい環境にし、昼は大人の日常生活の光や音のある環境でお昼寝させましょう。
赤ちゃんが寝やすい環境を作っても寝てくれない時は、無理に寝かせなくても問題ないでしょう。起きている時は外へ出かけたり、一緒に遊んであげてください。でも、クタクタになるまで遊ばせたり、興奮させすぎると、かえって眠れなくなることもあるので、注意してあげましょう。
寝かしつけの際に効果的なことは?
大人でも寝る時は、安心して眠りたいですね。不安を感じるような場所では、ぐっすりと眠ることはできません。赤ちゃんはまだ、「ここなら安心して眠れる」ということが分かっておらず、眠ることに不安を持っています。また、定期的に起きることで、ママやパパが自分の側にいることを確認しています。「寝かしつけ」は、ママやパパが赤ちゃんに「ここで、安心して眠っていいんだよ」と言う安心感を伝えてあげること。赤ちゃんが安心して眠れるよう、赤ちゃんを寝かしつけるための以下のことに気をつけてあげましょう。
生活リズムを整える:毎日の寝かせる時間や起こす時間、授乳や食事の時間を決めましょう。寝る時はパジャマを着せ、起きたら服を着せて、外に連れていったりしましょう。意識して規則的な生活リズムを作ることで、赤ちゃんの体内時計が整っていきます。月齢に応じて夕方の昼寝はやめさせると、夜は寝かしつけがスムーズになるでしょう。
眠る時には電気をつけたままにしない:昼間は明るくして、ママやパパの生活音が聞こえるように、夜は暗くて静かな環境を作ってあげましょう。ただ、生後1ヵ月目ぐらいまでは、お昼寝の時にはカーテンなどで部屋を暗くしてあげるのが良いでしょう。
寝かせる場所はいつも同じ場所で:眠そうにしていたら、そっとベッドに置いてあげましょう。
テレビやタブレット、スマホは刺激になってしまうことも:テレビやスマホは刺激になり、逆に赤ちゃんが眠れなくなったりしてしまうことも。ママやパパは普段からスマホなどの利用回数に注意し、特に赤ちゃんが眠る前にスマホやタブレットを使うのは避けましょう。
眠る前に絵本を読む:寝る前に絵本の読み聞かせを習慣にしてあげましょう。赤ちゃんにとって、本を読んでもらうことが入眠儀式になりますし、ママやパパとのスキンシップの時間にもなります。ただ、お話をするだけでもいいですね。赤ちゃんにとって、ママやパパの声は安心そのもの。絵本を読んでもらう時間が楽しみになること間違いなしです。絵本を読むことで、赤ちゃんが本好きになったり、想像力が豊かになると言うメリットもあります。
子守唄を歌ったり、落ち着くような音楽を聴かせましょう。:赤ちゃんの背中をトントンしながら、優しい声で子守唄を歌ってあげてください。赤ちゃんは安心して、すぐに眠ってくれるでしょう。赤ちゃんを寝かしつけるためのオルゴールやCDもありますね。
背中をさすったり、トントンしてあげましょう。:繰り返す単調なリズムは赤ちゃんの眠気を誘います。また、赤ちゃんは背中をトントンされることで、ママのおなかの中にいたときの心音を思い出すと言われています。ママのおなかの中にいた頃を思い出し、安心感に満たされて眠くなるのかもしれませんね。
添い寝をしてあげる:ママが一緒に添い寝をすると、ママが側にいることで赤ちゃんは安心して、すぐに眠ってくれますね。添い寝をしてもなかなか寝てくれない場合は、寝たふりをしてみましょう。ママが先に眠ってしまわないよう、気をつけて!
安心感を感じる方法は赤ちゃんによって違います。ママの赤ちゃんはどんな方法で安心感を感じるのでしょうか?色々と試してみましょう。
授乳のタイミングを知ろう!
赤ちゃんの睡眠サイクルは授乳のタイミングにも影響します。通常、「泣いたら授乳」と言われていますが、実は赤ちゃんが泣いている段階は、授乳のタイミングとしてはすでに遅いことも。おなかが空きすぎて赤ちゃんが泣いている状態では、赤ちゃんが泣き疲れてしまい、充分な授乳ができずに眠ってしまうことがあります。また、赤ちゃんが大泣きしていると、正しく乳首をくわえてくれなかったり、おっぱいを吸ったりするのを嫌がることもありますね。
赤ちゃんがおっぱいを欲しがっているサインは?
赤ちゃんに次のようなサインが見られたら、そろそろ授乳のタイミングかな、と赤ちゃんが泣きだす前に授乳の準備をしてあげましょう。
体をもぞもぞと動かす
手を口に持ってくる
口元を触るとその方向を向く。おっぱいを探す仕草がみられる
おっぱいを吸うように口を動かす
「クー」、「ハー」というような、やわらかい声をだす
舌を出す
赤ちゃんに自分から自然に寝てもらうには?
母乳には「オキシトシン」と言う赤ちゃんとママを眠くさせる成分が含まれると言われています。赤ちゃんが寝る前におっぱいをあげるママは多いでしょう。でも、授乳 と赤ちゃんの睡眠を切り離すことで、ママは他の人にもお世話を頼みやすくなります。また、赤ちゃんが一度目を覚ましても、授乳をせずに自分で自然に再び眠りにつけるようになると言うメリットもあります。赤ちゃんがはっきりと目を覚ましてから、授乳をするようにしましょう。
特に朝はしっかりと目覚めさせて、授乳をしましょう。
生後数週間もしたら、昼間の授乳後はすぐに眠らせないで、しばらく目覚めさせておきましょう。
生後数週間もしたら、授乳しながら眠らせるのは避けましょう。眠る前にベッドへいれるようにしましょう。
夜10~11時などの遅い時間にたっぷりと授乳をしてあげましょう。
赤ちゃんをベッドで寝かしつけるコツは?
赤ちゃんがやっと寝てくれた、さあ、ベッドに入れようとした時にパチッと目を覚ましてしまうこともあります。ため息をつくママも多いでしょう。ようやく寝てくれた赤ちゃんを起こさないでベッドに入れる方法はあるのでしょうか。以下の方法を試してみましょう。
タオルなどで包んで、そのまま寝かせる:タオルやおくるみで赤ちゃんを包んで、赤ちゃんを寝かしつけるママもいます。おひなまきをすると寝かしつけしやすい、という意見もあります。
頭からゆっくりおろす:ようやく寝てくれた赤ちゃんをベッドに入れた瞬間に起きてしまうこともあります。抱っこで寝てくれた赤ちゃんをベッドに入れる時は、赤ちゃんのおなかとママの身体を密着させたまま、頭からお尻へ静かに下ろすように寝かせると、赤ちゃんが起きずにすむようです。布団におろしたら、赤ちゃんが寝ていることを確認してから、ゆっくりと体を離していきましょう。または、横抱きの姿勢で赤ちゃんをベッドに入れるのも効果的です。
ベッドの布団を温めておく:冷たい布団に置かれて、目を覚ましてしまうことも。ママの体温と変わらないよう、ベビーベッドの布団を湯たんぽや電気毛布で温めておきましょう。赤ちゃんを寝かせたら、外しましょう。
赤ちゃんが寝てくれないと、ママやパパは家のことなどができませんね。眠る時間や環境、入眠儀式を決めて、毎日同じ寝かしつけの方法を繰り返してみましょう。毎日同じ時間に同じことを繰り返すことで、赤ちゃんは安心して、スムーズに寝てくれるようになるでしょう。
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