うつぶせ遊びの時間

“うつぶせ遊び”や “うつぶせ練習”と言う言葉を聞いたことはあるでしょうか? 単なる赤ちゃんとの遊びの1つだと思っていませんか? うつぶせ遊びは赤ちゃんのこれからの成長や発達に必要な背中の筋肉を鍛えたり、敏感に物事に反応するようになったり、などたくさんのメリットがあります。うつぶせ練習のメリット、うつぶせ遊びのやり方についてご紹介します。

うつぶせ遊びとは?

うつぶせ遊びとは、赤ちゃんが起きていて機嫌のいい時に、赤ちゃんをうつぶせの姿勢にして遊ばせるものです。うつぶせ遊びをすることで、赤ちゃんの腕や足、肩や背中などの筋肉が強くなり、ハイハイや寝返りを促すことができますよ。あのおもちゃが欲しい、あのおもちゃの所に行きたい、と赤ちゃんが思った時に、手足の筋肉をスムーズに動かして移動することにも役立ちます。

うつぶせ遊びの効果は?

うつぶせ練習をする時は、周りにクッションやタオルなど赤ちゃんの動きを妨げるものなどを置かず、赤ちゃんから絶対に目を離さないようにしましょう。うつぶせ遊びの嬉しい効果をご紹介します。

  • 赤ちゃんの筋肉を強くします:うつぶせ遊びは、寝返りやおすわり、ハイハイ、つかまり立ちや歩くのに必要となる赤ちゃんの首、肩、背中、腕、足などを強くしてくれます。赤ちゃんは体重を支えたり手足を動かしたりしながら、力の入れ具合を調節することを学んでいきます。

  • 赤ちゃんの視野が広がります:仰向けに寝ている時とは違う視界で世界を見ることができます。 うつぶせの姿勢のままで胸を上げることが大事です。赤ちゃんの腕や背中の力がつくだけではなく、仰向けの時には見られなかった視野で世界を見ることができます。

  • 向き癖や斜頭症の筋性斜頸を緩和し、後頭部が平らになるのを防ぎます:うつぶせ遊びは、赤ちゃんの片方の首の筋肉が短いことが原因による 赤ちゃんの筋性斜頸や向き癖に効果があると言われています。首の筋肉をほぐすうつぶせ遊びは、お医者さんの指示に従ってやるようにしましょう。また、赤ちゃんが起きている時にうつぶせ練習をすることで、斜頭症呼ばれる後頭部が平らになることを防ぐとも言われています。

  • 色々な素材や物に触れることができます:畳や固いマットなど、赤ちゃんの肌が色々な素材に触れることで、刺激を受けることができます。

ただ、体が沈み込んだり、顔が埋もれたりするような柔らかい物の上では絶対に赤ちゃんをうつぶせにしないでください。窒息の危険があります。また、必ず誰かが赤ちゃんの側で見ているようにしましょう。

うつぶせ遊びはいつから始めるの?

赤ちゃんの機嫌のいい時に、1回2~3分を1日に数回から始め、慣れてきたら回数や時間を少しずつ増やしていきましょう。

赤ちゃんが小さいうちは、ママやパパが床やベッドで枕を使って仰向けになり、胸やお腹の上で赤ちゃんをうつぶせにしたり、座った膝の上や、抱っこをしながら腕の上でうつぶせにしてあげましょう。生後2ヵ月頃から1日に1~2回ぐらい、10秒ぐらいでも構いません。赤ちゃんがうつぶせで遊ぶ機会を作ってあげましょう。うつぶせに慣れてくると段々と顔を持ち上げたり、休んだりすることも上手になります。興味をひくように赤ちゃんの正面から声をかけたり、目の前におもちゃを置いたりして遊んでみましょう。

うつぶせ遊びのやり方は?

うつぶせ遊びは、授乳直後を避けて赤ちゃんの機嫌がよい時にやりましょう。赤ちゃんが小さい時は、ママやパパが仰向けになり、お腹や胸の上に赤ちゃんをうつぶせで寝かせて抱っこしたり、座った膝の上に乗せてやりましょう。赤ちゃんが大きくなり慣れてきたら、清潔な硬い床やマットの上にうつぶせにさせて、取れそうで取れないところにおもちゃを置いたりして、一緒に遊んでみましょう。 うつぶせ遊びのやり方は月齢によって違ってきます。赤ちゃんの月齢や発達に応じたうつぶせ遊びを試してみましょう。

生後0~3ヵ月の新生児におススメのうつぶせ遊び

小さな赤ちゃんは、頭や首が発達してきたばかり。自分の意志で姿勢や向きを変えることはできません。まだ赤ちゃんが小さいうちは、ママやパパが床やベッドで枕を使って仰向けになり、胸やお腹の上で赤ちゃんをうつぶせにしたり、座った膝の上や、抱っこをしながら腕の上でうつぶせにしてあげましょう。うつぶせ遊びをしながら赤ちゃんの目を見つめて話し掛けてあげると、親子のよいコミュニケーションになり、赤ちゃんとの絆が深まります。たくさん声をかけたり、スキンシップをとったり、姿勢を変えて過ごす時間を作りましょう。生後2ヵ月頃から1日に1~2回は、腹ばいで遊ぶ機会を作ってあげましょう。うつぶせに慣れてくると徐々に顔を持ち上げたり、休んだりすることもできるようになります。赤ちゃんの興味をひくように正面で声をかけたり、目の前におもちゃを置いたりして遊んでみましょう。

  1. 赤ちゃんが起きている時に、ママの胸や膝の上でうつぶせにさせましょう。

  2. うつぶせにしている時に、赤ちゃんの目を見つめて笑いかけながら、お話ししたり、歌を歌ったりしましょう。

  3. この時期のうつぶせ遊びは短く、最初のうちは1回あたり3~5分ぐらいにしておきましょう。慣れてきたら徐々にうつぶせ練習の時間を長くしていきましょう。1日に2~3回ほど、おむつ交換の後やお昼寝の後にうつぶせ遊びの時間を作りましょう。

生後3ヵ月頃になると上半身をひじで支えることができるようにもなります。ずっと仰向きだった赤ちゃんは、うつぶせになることで視界ががらっと変わり、これまで気がつかなかったものをたくさん見つけることができるようになってきます。赤ちゃんの首がすわる ようになるのは、生後4ヵ月頃。それまでは、抱っこをする時は頭を支えてあげるようにしましょう。

寝返りの時期の生後4~6ヵ月の赤ちゃんにおススメのうつぶせ遊び

寝返りを始める生後4~6ヵ月くらいの赤ちゃんには、寝ころんで自由に動き回れる機会を作り、積極的に動こうとする気持ちや姿勢を引き出してあげましょう。手で足先をもって遊ぶようになったら、寝返りももうすぐ。

  1. 生後6ヵ月頃からは、赤ちゃんの胸の下にタオルやブランケットを入れてうつぶせ遊びをするようにしましょう。

  2. 赤ちゃんと一緒にうつぶせになって遊んでみましょう。赤ちゃんの前にお気に入りのおもちゃなどを置いて、目の前の物に向かって進もうとする気持ちを上手に引き出してあげましょう。

  3. うつぶせ練習は1回あたり3~5分ぐらいが目安。赤ちゃんが楽しんでいるようであれば、うつぶせ遊びの時間を伸ばしていきましょう。1日に2~3回ほど、おむつ交換の後やお昼寝の後にうつぶせ練習の時間を作りましょう。

この時期になると、赤ちゃんはうつぶせの姿勢から腕で体を支えて、背中を反らし胸を高くして、頭を持ち上げることができるようになります。上半身がしっかりしてきて、お座りができるようになるのももうすぐです。

生後 6~7ヵ月ぐらいにうつぶせの状態で床を蹴って進んだり、手を使って前に進むようになります。このようにして寝返り 、ハイハイに必要な筋肉やスキルを鍛えているのです。

うつぶせ遊びは1日に何回ぐらいやるの?

赤ちゃんの機嫌のいいときに、1回2~3分を日に数回から始め、様子を見て慣れてきたら回数や時間を少しずつ伸ばしてあげましょう。慣れないうちは10秒ぐらいでも大丈夫です。

うつぶせ遊びはどこでやるの?

生後0~3ヵ月頃のまだ小さな赤ちゃんの場合、赤ちゃんが起きている時に、ママやパパの胸や膝の上でうつぶせにさせましょう。生後4ヵ月以降は、清潔な床や畳の上にプレイマットやブランケットを置いて、うつぶせ遊びをしましょう。赤ちゃんが動いた時にブランケットが滑ったり、動かないようにしっかりと固定しましょう。

その他、うつぶせ遊びはどこでできるのでしょう?窒息のリスクや高いところから落ちてしまうことを避けるために、やわらかい布団やベッド、ソファなどの高くて柔らかい場所ではやらせないようにしましょう。うつぶせ遊びは必ず必ず畳や硬いマットの上で行い、布や枕は近くに置かないようにしましょう。

うつぶせ遊びを1日の生活に取り入れましょう。

首が座った後は 1日数回、うつぶせ遊びをして毎日の生活に取り入れましょう。下のアイデアを参考にしましょう。

  1. 手を伸ばせば届きそうなところにお気に入りのおもちゃを置きましょう。うつぶせにして、おもちゃの所まで行きたいと言う意欲を引き出してあげましょう。おもちゃの代わりに、ママやパパがしゃがんだり、うつぶせになると、赤ちゃんが近くに行こうと頭を持ち上げることもあります。

  2. うつぶせにした赤ちゃんの周りにお気に入りのおもちゃをいくつか置きましょう。「あのおもちゃを持ってきて」などと声をかけ、赤ちゃんがうつぶせの状態でおもちゃの方に行くのを応援してあげましょう。寝返り、ズリバイ、ハイハイやよちよち歩き に必要な筋肉が強くなります。

  3. 床やマットにうつぶせになせるのではなく、ママやパパの胸でうつぶせにしてもいいでしょう。この方法は特に生後3ヵ月までの小さな赤ちゃんにおススメです。胸でうつぶせをさせたら、ママやパパの顔が見たくて、腕を使って頭を持ち上げようとするでしょう。うつぶせ遊びをする時は、赤ちゃんにたくさん話しかけながら、応援してあげましょう。

  4. 上の子がいる場合には、うつぶせ遊びに一緒に参加してもらいましょう。兄弟の絆も深まりますね。

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赤ちゃんがうつぶせ遊びをしたがらない時は?

最初のうち、赤ちゃんはうつぶせ遊びをしたがらないかもしれません。うつぶせ遊びが苦手な赤ちゃんには、ママやパパが仰向けに寝て、赤ちゃんを胸の上に乗せて、うつぶせの状態に慣らしてあげましょう。赤ちゃんが嫌がる時はパパやママの上でうつぶせにしてあげると赤ちゃんも安心ですね。うつぶせが苦手だったり、ひじを後ろに引いてしまうような赤ちゃんは、タオルを丸めて胸の下に敷いてあげるよいでしょう。

赤ちゃんがうつぶせ遊びをしたがらない場合、以下を試してみましょう。

  • 手を伸ばせば届くような範囲にカラフルなおもちゃを置いてみましょう。おもちゃのある所に行きたいと言う気持ちを促します。

  • ママやパパが一緒にうつぶせになって遊んだり、歌ってあげましょう。目の先にママやパパが見えたり、おもちゃがあると、赤ちゃんも嬉しくなってうつぶせになり、近くに来ようとするでしょう。

  • それでもだめなら、誰か別の人に赤ちゃんを楽しませてもらいましょう。

  • ママやパパの隣によこむきに寝かせてみましょう。赤ちゃんの背中を丸めたタオルで支え、頭にきれいな布をあてがい、倒れないようにしましょう。赤ちゃんの腕は体の前方に、足は腰から前方に出しひざは曲げた状態です。この体勢なら嫌がらないかもしれません。

  • 最初はうつぶせ遊びを嫌がってた赤ちゃんも、いつかは慣れて好きになってくれるでしょう。赤ちゃんがどうしてもうつぶせ練習をしたくないようであれば、お医者さんに相談してもいいでしょう。

うつぶせ遊びは、親子のよいコミュニケーションになり、絆が深まります。赤ちゃんとママやパパにとっても楽しい時間ですね。また、お座り、ハイハイ、よちよち歩きなどの赤ちゃんのこれからの成長や発達に必要な筋肉を強くし、手や足を動かす練習になります。毎日、わずかの時間でもうつぶせ練習をすることは、赤ちゃんの発達や成長に嬉しいメリットがあります。

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本記事の内容について
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