妊娠月別症状: 妊娠6ヶ月目

妊娠6ヶ月目は 妊娠中期 の最後の時期にあたります。あと数週間もすれば、お腹がかなり大きくなりママも元気いっぱいではなくなってきます。
妊娠6ヶ月目の一般的な症状
約 6ヶ月頃に現れる 妊娠の症状は以下のようなものです。これら全ての症状が現れるわけではありません。
胸焼け
手足や顔のむくみ
ふらつき
お腹、胸、お尻や太ももの周りのかゆみ
腰痛
便秘
消化不良
食欲増大
いびき
めまい
不眠
静脈瘤
足のこむら返り
妊娠6ヶ月目:ママと赤ちゃんの身体の変化
赤ちゃんの成長: 赤ちゃんのまぶたはこの時期に開きます。また、大きな音に反応するようにもなります。 食べ物の味を感じる味蕾(みらい)と言う気管が発達し、羊水を通して赤ちゃんはママが食べる様々な食べ物の味を感じることができるようになります。辛いものを食べた後に赤ちゃんの動きが活発になるのはこれが理由です。 赤ちゃんの心音は大きくなり、聴診器で聞くこともできるようになります。パパがお腹に耳をあてると赤ちゃんの小さな心音が聞こえることもありますよ。
ママの身体の変化: 出産日計算で6ヶ月に入ると赤ちゃんの成長に併せてママの体重も増加していきます。ママの足に負担がかかる時間が多くなるので、日中もできる限り足をあげるようにしてください。また、楽な姿勢で眠るのも難しくなるでしょう。休む時には多くの枕を使って身体を支えるようにしましょう。皮膚が伸びることによって肌がかゆくなることがあります。このような時は保湿剤などを使用してお肌をケアしてあげましょう。
足やくるぶし、手や顔にむくみが現れることもあります。突然、激しい痛みを伴うむくみが現れたら医師に連絡しましょう。
工夫しながら準備をしていきましょう
この時間を有効利用しましょう。例えば、ベビーレジストリ(アメリカで出産のときにもらうお祝いリストのこと)の準備や ベビーシャワーパーティー(米国発祥の妊娠中のママのお祝い行事)の主催者のお手伝い,、子供部屋の飾りつけや赤ちゃんの名前を考えることなどが挙げられます。また、ベビー服やベビーカーなど赤ちゃんに必要なものの買い物も良いでしょう。おむつもたくさん 必要になりますね。
お家や車での赤ちゃんの安全対策
さあ、安全対策を考える時期がやってきました。安全な子供部屋やその他もろもろの大仕事など、お家での赤ちゃんの安全対策 に取り掛かりましょう。一旦、赤ちゃんをお家へ迎えると時間などなくなってしまうでしょうから、今からベビーフェンスやドアロックストッパーなどを取り付け、赤ちゃんが危険なものには近づけないようにしましょう。引き出しやドレッサーなどの家具は壁にしっかりと固定しましょう。
車での赤ちゃんの安全対策 も重要です。なによりもまず月齢に合ったチャイルドシートを購入する必要があります。チャイルドシートを購入したら、慣れている人の助けを借りてしっかりと取り付けましょう。赤ちゃんを病院からお家に迎えるまでに準備をしておきたいですね。
妊娠6ヶ月目のまとめ
バースプランについて考えましょう: バースプランについて医師や助産師と話しあいましょう。 また、全てが計画通りに行くわけではないことを覚えておきましょう。特に緊急事態が発生した場合はなおさらです。バースプランには出産前のママの希望や選択肢を考えていくうえで役立ちます。 バースプランには出産時の体位や痛みへの対処法、音楽をかけるなど心地よい環境づくり、例えば、誰がへその緒を切るのかなど赤ちゃんが産まれたあとの対応も含まれます。
赤ちゃんの安全対策をはじめましょう: 妊娠後期 にはいりお腹が大きくなる前に、お家や車での赤ちゃんの安全対策や子供部屋の準備などを始めましょう。
ベビーシャワーを楽しみましょう: 妊娠6ヶ月目に 入ると親しい友人や家族はベビーシャワーのお祝い習慣について考え始めるでしょう。 これは米国発祥のお祝い行事でママに近い人たちで赤ちゃんが産まれる前に企画します。ベビーシャワーにはテーマに合わせたものや、参加者が赤ちゃんの名前を当てるというようなゲームもあります。このパーティーで赤ちゃんの性別を発表することも考えてみましょう。
出産に関する情報を集めましょう:母親学級に参加しても、出産について不安なことや質問がまだあるかもしれませんね。出産に関する情報を集め、先輩ママに経験を尋ねて見ましょう。
リラックスしましょう: 余りにも多くのやるべきことがありすぎる、と思うかもしれません休憩してリラックスする時間も作るようにしましょう。
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6 months pregnant - checklist