妊娠 中期 いつから

妊娠中の多くのママにとって 妊娠中期は妊娠期間の中で最も楽しく、心地よく過ごせる時期です。 つわり が落ち着き、大きなおなかや赤ちゃんの体重増加による身体への違和感はまだあまりないでしょう。それでも、幾つかの妊娠中期の不快な症状は現れてきます。妊娠中期に現れる一般的な不快な症状には便秘、痔、おなかと腰辺りや子宮の前のほうが痛む円靭帯痛などがあります。その間にも赤ちゃんは成長し続けています。ママの多くは妊娠中期にあたる妊娠16~27週目は快適に過ごすことができます。ママもそうだといいですね。

妊娠中期はいつからいつまで?

妊娠16~27週までを妊娠中期と呼びます。つわりが治まり、ママの体調が落ち着く安定期です。ただ、妊娠中期から後期にかけては、貧血や妊娠高血圧症候群が起こりやすい時期でもあります。妊婦健診でママの体やおなかの中の赤ちゃんに問題がないかなど、 しっかりと管理してもらいましょう。手足がむくむ、規則的におなかが張るなど、ママの体調がおかしいと思ったら、お医者さんに診てもらいましょう。

妊娠週16~19週

赤ちゃんの神経系統が発達してきます。産毛や爪が生えてきます。性別が判ります。ママの体重が増えて、おなかがポッコリとしてきます。赤ちゃんの胎動を感じ始めることも。

妊娠週20~23週

赤ちゃんはおなかの中で手を握ったり、指しゃぶりの練習をしています。羊水を飲んで、おしっこをすることも。脳が発達してきます。ママのおなかが膨らみ、妊娠していると判るようになります。ほとんどの人が胎動を感じます。シミやそばかすができやすくなります。

妊娠週24~27週

赤ちゃんの目、鼻、口がはっきりとしてきます。外の刺激を受け止めるようになり、耳もよく聞こえます。ママは足や腰が疲れやすくなり、むくみやこむら返りを経験します。頻尿、便秘や痔になりやすいです。

妊娠中期の赤ちゃんはどのように発達していくのでしょう。妊娠週ごとの赤ちゃんの成長を図で表しました。図の中の妊娠週をクリックして、赤ちゃんの成長を確認していきましょう。

妊娠中期

妊娠中期の赤ちゃんの成長

妊娠中期は、妊娠初期 に形成されはじめた基本的な器官が引き続き発達していきます。 妊娠中期には赤ちゃんのサイズはネクタリンぐらいの大きさからカリフラワーぐらいの大きさになります。赤ちゃんの急成長によりママのおなかは大きくなり、胎動を感じ始めるので赤ちゃんの動きが判るようになります。 妊娠中期 は毎週のように新しいことが起こります。例えば、妊娠16週目の赤ちゃんは耳が聞こえるようになるとも言われています。妊娠中のママは恥ずかしがらずにおなかの中にいる赤ちゃんに話しかけたり、歌ってあげたりしましょう。妊娠6ヵ月目 には聴診器で聞き分けることができるほど赤ちゃんの心音は大きくなります。寝たり起きたりのサイクルも形成され、眠る時のお気に入りの姿勢も見つけるようです。この頃になると赤ちゃんの耳は聞こえるようになっています。赤ちゃんに話しかけたり、歌ったりしてあげてくださいね。

妊娠中期にはどんなことが起こるの?

妊娠中期にはワクワクする様なことが起こります。例えば、ある時期にさしかかるとママのおなかが膨らんできます。もう一つの妊娠中期の大きな出来事は、胎動を初めて感じることです。妊娠20~27週目の間、赤ちゃんの動きがかなり活発になってきたことに気がつくかもしれません。妊娠後期にはいるとママのおなかはかなり窮屈になりますが、それまでは赤ちゃんにはまだクルクルと動き回るスペースがあるからですね。見知らぬ人々のおせっかいな助言だけでなく、妊娠中期の症状にも直面するでしょう。息切れ、めまい、背中の痛み、高血圧、便秘、痔、円靭帯痛、不眠などが一般的な症状です。この時期に頻繁に現れる一般的な妊娠の症状と役に立つ情報を以下にご紹介します。

便秘への対応:妊娠中のホルモンの変化がママの胃腸の働きを弱めてしまいます。また、赤ちゃんが成長するにつれて、大腸を圧迫するので、便秘を引き起こします。運が良ければ食事に少し変化を加えることで状況は改善するかもしれません。水分補給、プルーン、サラダなど食物繊維をたくさん取り、バランスの良い食事を心がけましょう。体調やその時の気分に合わせて、毎日、負担が少ない運動もしたいですね。15分ほどの散歩でも血行を良くし、筋肉の強化にもつながります。市販の便秘薬はお医者さんと相談してから購入するようにしましょう。

痔への対応:強くいきむことが原因で直腸の静脈が膨らむ痔の症状も、妊娠が原因で現れることがあります。赤ちゃんが成長するにつれて痔の症状は悪化してくので、症状に気がついたらすぐに治療することが大切です。長期間の立ちっぱなしを避け、痛みを和らげるために暖かいお風呂に入りましょう。痔を予防するには、柔らかい便をいきまずに排便するのが理想的です。どうしようもなければお医者さんに相談しましょう。

円靭帯痛:足の付け根に痛みや痙攣を感じた場合、円靭帯痛である可能性があります。子宮が大きくなるにつれて腹部で子宮を支える靭帯が引き伸ばされて、痛みを起こします。 残念なことに円靭帯痛を緩和する方法はあまりなく、痛みが非常に強くなってきたらお医者さんに相談しましょう。妊娠中の足の付け根や腹部の痛みは何かの合併症のサインであることもあります。お医者さんに何か悪い病気ではないかを確認してもらいましょう。

妊娠して時間が経ちましたが、まだ大きな変化の真っ只中です。気分のムラ を経験するのは普通のこと。楽観的に考えてみましょう。妊娠中期の気分の浮き沈みを経験してから、最終段階の妊娠後期に突入していきます。

めまい:大きくなる子宮に対して、循環血液量は増加して心臓への負担が増え、胎盤から作られるホルモンの影響も併せて、心拍数は増加しやすくなります。一方で、胎盤からたくさん作られる女性ホルモンの影響で、血管が弛緩しやすく、血圧は低下します。このためにこの時期に動悸や脳貧血も起こりやすくなります。さらに、立ちくらみなどを経験することも。めまいを感じた時には横になり、休むようにしましょう。水分補給を心がけて、ゆっくりと動くようにしましょう。

肌の黒ずみ:妊娠中、プロゲステロン(黄体ホルモン)がより多く分泌されメラニン色素を作る細胞に働きかけます。この結果、ママのシミやソバカスの色が濃くなったり、乳首や脇の下が黒ずむことがあります。メラニンの影響で、おへその上下に建てに伸びる正中線と言う茶色い線が出ることもありますが、出産後に消えていきます。

皮膚の痒みと妊娠線:おなかの中の赤ちゃんが大きくなり、体重が増えると、皮膚が急激に引き延ばされ、ひび割れたりミミズの這ったような赤い筋ができることがあります。また、皮膚の痒みに悩まされることも。完全に予防するのは難しいですが、産後は目立たなくなります。保湿対策やマッサージで妊娠線ができにくくなるとも言われています。

妊娠性の鼻炎や鼻づまり:エストロゲンと呼ばれるホルモンの変化で、ママの体の循環血液量が増加して、鼻の粘膜への血流が増えます。その結果、粘膜自体がうっ血して、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が出やすい状態になります。妊娠性鼻炎と呼ばれることもあります。残念なことに、妊娠性鼻炎への根本的な対処法はありません。加湿器などを使って室内の空気が乾燥しないようにしたり、室内を清潔に保ちましょう。生理食塩水による鼻洗浄も効果があると考えられています。

足のこむら返り:ふくらはぎがつりやすくなります。夜眠る前にストレッチをしたり、水分補給を心がけましょう。ふくらはぎに強い痛みを感じたら、マッサージをしたり、温かいお風呂に入りましょう。

腰痛や背中の痛み:体重が増えて子宮が大きくなると、ママの体の重心が前に移ってくるので、上半身を反らした反り腰の姿勢で立ったり座ったして、背中への負担が増えてしまいます。また、ストレッチもお勧めです。腰痛などの痛みの原因となる、筋肉の緊張を緩める効果が期待できます。正しい姿勢を意識し、長時間、立ったままの姿勢でいることは避けましょう。

妊娠による脳の働きの低下:最近、頭がちょっとボーっとしている気がしますか?妊娠中のホルモンの影響で、睡眠不足になっていたり、ストレスが原因かもしれません。妊娠がママの記憶力やメンタルヘルスに与える直接的な影響はまだはっきりと判ってはいませんが、多くの妊娠中のママが同じような症状を経験しています。大事なことを忘れたりしないよう、タブレットやスマホで管理しておきましょう。

髪の毛の変化:妊娠してから、髪の毛が太くなり、伸びるのが早い気がする?色々な理由がありますが、妊娠による自然な反応です。

妊娠中期に知っておきたいこと

折り返し地点 — 妊娠20週目 — 超音波検査で赤ちゃんの健康状態を調べ、出産予定日を確認します。ママが望めば、赤ちゃんの性別を教えてもらうこともできますよ。

妊娠中期に健康的な食事を取り続けることが大切です。運が良ければ食欲が戻ってきますが、だからと言って、2人分食べることのないように 気をつけましょうね。

これまでの運動する習慣を続けたり、あるいは新たに始めたりして、余分なエネルギーを消費しましょう。まずは、かかりつけのお医者さんに相談してみるといいでしょう。 ウォーキング、水泳、マタニティヨガなどの運動は、妊娠中のママの体への負担が少ないのでおススメです。

赤ちゃんが男の子か女の子か判ったら、ベビー服の購入や子供部屋の飾り付けを始めてもよいですね。パパと一緒に赤ちゃんの名前を考え始めるのもワクワクしますね。楽しみながら赤ちゃんを迎える準備をしていきましょう

おなかが目立ってきます:前かがみや仰向け、おなかを圧迫するような姿勢を長時間とり続けるようなこと は避け、就寝時は横向きに寝るなどの工夫をしましょう。 また、足元が見えにくく、動きにくくもなります。靴はかかとの低いものを選び、階段の踏み外しなどの危 険に注意して過ごしましょう。 重い物を運ぶ、高い所のものをとるなどの母体の負担になることは家族にも協力してもらいましょう。

妊娠報告のタイミングと伝え方:ママが妊娠していることに気がついている人も多いかもしれませんが、両親やお友だち、職場の上司や同僚にも妊娠の報告しましょう。特別な演出やサプライズで妊娠を伝えるのも楽しいですね!

赤ちゃんの性別は?:赤ちゃんは男の子でしょうか、それとも女の子?早く知りたくて待ちきれないママやパパもいるでしょう。一般的には妊娠16週目 くらいから超音波検査などで性別が判別できるようになります。超音波検査では、ママの前置胎盤などが判るケースもあります。

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注意したい妊娠中の症状は?

性別お披露目パーティーを計画しよう!海外では、赤ちゃんの性別を発表する性別お披露目パーティーが大人気です。親戚や仲の良い人たちが集まって、赤ちゃんの性別を当てたり、性別を知らせたりするサプライズパーティー。男の子かな、女の子かな?ドキドキしますね。

妊婦健診を受けましょう: 妊娠中期では、妊娠23週までは4週間に1回、妊娠24週以降は2週間に1回が目安です。妊婦健診では恥骨~子宮上端までの長さである子宮底長を測定して、おなかの中の赤ちゃんの大きさ(発育状況)や羊水量を推定します。糖負荷試験などの結果、娠性糖尿病などの可能性がある場合、お医者さんはさらに詳しく調べてくれるでしょう。ブドウ糖負荷試験などで妊娠糖尿病かどうかを診断します。.

マタニティーブラを試してみましょう:妊娠中期はママのおっぱいやおなかが大きくなります。通常、妊娠5ヵ月目ぐらいになるとマタニティーブラやマタニティーウェアを使うママが多いようです。 きつすぎない、着け心地の良いブラを選びましょう。ママのおっぱいが痛かったり、張ったりする時には、おっぱいの不快な症状を和らげる 方法を参考にしたり、お医者さんに相談しましょう。

元気が出てくる! 妊娠中期は妊娠安定期とも呼ばれ、つわりも落ち着いてきます。この時期、ママは少しは楽になり、元気が出てくるでしょう。お医者さんが問題ないと判断すれば、ウオーキング、水泳、マタニティヨガ などの体に負担の少ない運動を試してみましょう。また、子ども部屋の準備や出産のための入院バッグの準備、必要なベビー用品 のリストを作ってもいいでしょう。体に負担をかけないよう、無理のない範囲で準備をしていきましょう。

バランスの取れた食事で、適正体重を保ちましょう!: おなかの中に赤ちゃんがいるからと言って、2人分食べなきゃと言うわけではありません。妊娠中は塩分を控えた、良質のたんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミン類を含むバランスのとれた食事 を取りましょう。また、便秘にならないように、食物繊維の多い野菜や果物を積極的に摂っていきましょう。妊娠中の体重増加は、多すぎても少なすぎてもリスクがあるものです。妊娠中の理想的な体重増加 を参考にしてみましょう。パンパースの妊娠体重計算 で妊娠中の予想される体重増加を週ごとに確認ししょう。

妊娠中期のチェックリスト

  • マタニティーウェアやマタニティーブラを購入しましょう。

  • 出産前教室などに参加しましょう。出産前教室についてご紹介しています。

  • 妊婦健診の予約をしましょう。 妊婦健診時に聞きたい質問をまとめておきましょう。

  • 出生前診断を受けたほうがいいの?お医者さんに聞いてみましょう。

  • 分娩の種類についてお医者さんに聞いてみましょう。どこで出産するのかも考えておきましょう。

  • バースプラン、出産計画について考え始めましょう。

  • 骨盤体操を始めてみましょう。パンパースのケーゲル体操ガイド をチェックしましょう。

  • ママは立会い出産を希望しますか?誰に立ち会ってもらいたいですか?考えてみましょう。

  • 仕事をしているママは、上司に妊娠を報告しましょう。

  • 地域に住むママ友とのネットワークを作りましょう。情報交換やお互いにサポートもできますね。

  • 小児科の先生を探し始めましょう。

  • 赤ちゃんの名前は決めましたか?

  • 妊婦健診の時にエコー写真をもらってますか?アルバムにきちんと保存しましょう。

  • パンパースへ登録をしましょう。さらにお役に立つ情報やニュースレターをお送りします。

よくある質問

  • 妊娠後期には、おなかの赤ちゃんの聴覚が徐々に発達してきます。おなかの中の赤ちゃんに話しかけたり、音楽を聴いてみましょう。赤ちゃんが喜んで、胎動が活発になるかもしれません?

  • 妊娠中はリステリア菌に感染しやすいと報告されています。加熱処理が十分にされていない食品は避けましょう。塩分や脂肪が少なく、保存料や着色料などの添加物などが多く含まれていないものを食べるようにしましょう。

  • 妊娠中期は妊娠16~27週目までの時期を指します。

本記事の内容について
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