妊娠25週目

この時期の赤ちゃんの大きさは

どんぐりかぼちゃ

妊娠25週目: 妊娠25週目の赤ちゃんの成長

妊娠25週目に赤ちゃんはまるまると大きくなって、ふっくらとし始めますよ!毎日、脂肪を体に蓄えていき、この脂肪が赤ちゃんの肌のシワを滑らかにしていきます。 赤ちゃんの脳では大脳皮質が層を形成し始めますが、赤ちゃんの動きのほとんどはもっと早い時期に発達した脳の他の部分でコントロールされています。脳以外の神経組織も発達を続けます。これは、赤ちゃんが外の世界から情報を得て処理し、反応するための重要な組織となっていきます。

赤ちゃんの耳がすでに聞こえているのと、疑問に思ったことはありませんか?妊娠25週目の赤ちゃんの聴覚は急速に発達し、動いたり姿勢を変えることで、よく知っているママの声などに反応をしてくれるようになります。これが本当かどうか、ちょっと試してみましょう! ママやパパの声を覚えてくれるように、おなかの中の赤ちゃんに歌ったり、本を読み聞かせたりしてみましょう。おなかの中の赤ちゃんが1日のうちで活発になる時間帯やおとなしくなる時間帯があることに気がついたママもいるのではないでしょうか。通常、妊娠25週目に入るとママが横になったり、静かにゆったりしている時に胎動を感じやすいと言われています。

妊娠中期の後半には妊娠中のママとおなかの中の赤ちゃんにどのようなことが起こっていくのでしょう。妊娠中期 の赤ちゃんの発達や成長について知っておきましょう。

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妊娠25週目の赤ちゃんの大きさは?

赤ちゃんは南京カボチャぐらいの大きさになっています。

妊娠25週目

妊娠25週目のママの体

あっという間に妊娠後期が近づいてきました。おなかの中の赤ちゃんとママの体は日に日に大きくなっています。 妊娠25週目のママのおなかの大きさを子宮底長と呼ばれる恥骨から子宮の上までの長さで測定します。この時期の子宮底長は25センチメートルほどでしょう。次回の妊婦健診でお医者さんにママの子宮底長を測定してもらいましょう。

この時期、大きくなった子宮がママの胃や他の器官を圧迫するので、消化不良や便秘に悩まされることも多くなります。

妊娠25週目は妊娠何カ月目になるのでしょう?週の分け方にもよりますが、今ママは妊娠6~7カ月目に近づきつつあります。

妊娠25週目:ママの症状

  • 坐骨神経痛: 妊娠25週目以降、ママの子宮が大きくなり腰から足にかけて伸びる坐骨神経を圧迫して、腰や背中の下部の痛みを感じることがあります。痛みのある部分に冷湿布をすると痛みが和らぐと言われています。坐骨神経にかかる圧迫を軽くするためのストレッチ運動について、お医者さんに相談してみてもいいでしょう。また、市販の痛み止めを飲む前に、妊娠中に飲んで問題がないのか、お医者さんに相談してみましょう。 坐骨神経痛は通常、出産後には自然に消えて治っていくので心配ありません。足のしびれの症状が出てきたり、どうしても痛みが和らがない時には、すぐにお医者さんに連絡するようにしましょう。

  • 便秘の症状:妊娠中のこの時期になると、ママの大きくなった子宮が腸を圧迫するようになります。また、腸の動きを鈍くするプロゲステロンと呼ばれる妊娠中のホルモンの分泌も便秘の症状に繋がります。妊娠中のママが鉄剤を飲んでいる時にも、便秘の症状が出ることがあります。便秘の予防や不快感を和らげるためには十分に水分を取り、果物・野菜や全粒粉パンやシリアルなどの繊維質を十分に摂っているかを確認しましょう。ウォーキングや体に無理のない運動もママの便秘の改善策となるでしょう。運動を始める前にお医者さんの確認をとるようにしましょう。

  • 胃酸の逆流:プロゲステロンと呼ばれる妊娠中のホルモンが胃の入り口を保護する弁の筋肉を緩めます。胃の中の内容物が食道に押し上げられて、胸やけの症状を引き起こすのです。このような症状が現れた場合、1回あたりの食事量を少なくして食事の回数を増やしたり、香辛料の入った食事や胸やけの原因となるような食品は避けるように心がけましょう。妊娠中に避けたい食品もお医者さんに聞いておきたいですね。

  • 足のこむら返り: 妊娠中期、特に夜に足のこむら返りに悩むママもいます。体に無理のない適度な運動や眠る前にふくらはぎのストレッチ運動で不快感を和らげましょう。

妊娠25週目: ママのやること・気をつけること

  • 出産時の無痛分娩などについて考えたことはありますか?無痛分娩には鎮痛剤を投与するものから麻酔までいくつかの種類があります。無痛分娩の種類などをお医者さんに聞いておきましょう。ママはいつでも分娩方法について自分の考えを改めることができますよ。

  • 見知らぬ人が見てもママが妊娠していると分かるほどおなかが大きくなってきたら、お友達や見知らぬ人から色んなことを聞かれることでしょう。もちろん、妊娠25週目のママのおなかなどママの妊娠中の健康状態に関することや体重、食生活や運動の習慣などの情報はママとお医者さんとの間だけの情報。無理に答えることはないですね。一方的な質問や意見などでママが不快に感じることがあれば、単に “心配してくれてありがとう” とだけ答え、それ以上聞かれないようにしておけばよいでしょう。

  • 痛みでママが辛いようであれば、ママの運動の習慣 を少し変えてみましょう。妊娠中の運動にバランスボールはとてもお勧めです。特にママの背中、腕や肩などのストレッチや筋肉強化に役立ちます。バランスボールを使った無理のない安全な運動について、お医者さんに聞いてみましょう。軽いポーズのヨガが痛みの緩和に役立ったと言う妊娠中のママもいます。

  • マタニティクラスへの申し込みは終わっていますか?まだ何も始めていない妊娠中のママは、産後ケアのサポートもしてくれるマタニティクラスを探して申し込みましょう。乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らす赤ちゃんの眠らせ方などの大切なことも教えてくれます。赤ちゃんを眠らせる時は固めの布団やマットに仰向けで寝かせ、ベビーベッドには毛布やおもちゃなどは置かないようにしましょう。

妊娠25週目: お医者さんに聞いてみましょう

  • 妊娠糖尿病検査は必要なの?妊娠期間中に妊娠糖尿病検査を受けていないママは、妊娠糖尿病にかかっていないかを調べるために、妊娠25~28週目の間にお医者さんに検査を受けるように勧められるでしょう。

  • 膣から出血が。これは普通のこと?この時期の出血の原因として、子宮頸部に炎症が起きている可能性があります。膣から出血があった時には、まずはお医者さんに相談してみましょう。

  • 早期陣痛 について知っておくべきことは?お医者さんが気をつけるべき兆候やどのように対処すべきかを教えてくれるでしょう。

  • 仕事を持っているママは、いつまで仕事を続けていいのかも相談してみましょう。

妊娠25週目: チェックリスト

  • 無痛分娩について調べ、出産時の可能性についてお医者さんと相談しましょう。

  • どのようなマタニティクラスがあるかを調べ、申し込みましょう。できれば、パパも一緒に参加したいですね。出産時にどのようなことがママに起こるのか。ママは心の準備ができますし、パパもきっと一緒に参加してよかったと思うでしょう。

  • 産休の計画を立てていきましょう。

  • 臍帯血バンクについて調べておきましょう。興味がある場合は、お医者さんと話してみましょう。

  • お医者さんの指導を受けたら、胎動カウントを始めてみましょう。赤ちゃんが10回動くのにかかる時間を測り、ママがどのような動きを感じたのかを書き留めておきましょう。お医者さんが胎動カウントをする時に注意することなどを説明してくれるでしょう。

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妊娠25週:チェックリスト

  • 医師と相談して、妊娠糖尿病のスクリーニングをうける

  • 妊娠中によく見られる、尿路感染症のサインを知っておく

  • 働いている方は、産休の予定を組む

  • 妊娠週別アドバイスを受け取る

本記事の内容について
本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。