2人目の妊娠中の症状の違い

お腹のふくらみが早くから目立ち始めるとか赤ちゃんの動きを早くから感じ始めるなど、1人目を妊娠したときに経験した症状と2人目が違う点、出産予定日カレンダーをお医者さんに相談するタイミングなどをまとめてみました。

2人目の妊娠の症状はどう違うの?

以下の妊娠の症状はママがすでによく知っているものもあるでしょうが、2人目の妊娠の場合には違った妊娠 兆候症状も現れます。

  • お腹のふくらみ:2人目の妊娠でお腹がふくらみ始めると、1人目の時とは違うことに気がつくでしょう。最初の妊娠でお腹の筋肉が緩んでいるので、多くのママのお腹のふくらみは早い段階で目立ってきます。最初の妊娠を経験し、腹筋が妊娠前の強さには回復していないのが理由です。 このためにお腹が大きくなるのが早いのです。

  • 胸の変化2人目の妊娠時はママのおっぱいはそれほど敏感にならず、サイズも前回の妊娠時のように大きくならないようです。

  • 胎動の感じ方:2人目の妊娠は赤ちゃんの動きやお腹を蹴るのを感じる時期が異なります。一般に2人目の妊娠では赤ちゃんの動きを早くから感じることができます。これはママがお腹の中の赤ちゃんの動きと言うものを最初の妊娠ですでに知っているためで、赤ちゃんの動きを少し早く感じるのです。

  • 前駆陣痛(ブラクストン・ヒックス収縮):2人目の妊娠で早い時期に感じる症状に前駆陣痛(ブラクストン・ヒックス収縮)があります。 偽陣痛とも言われるものでママの体が本陣痛への予行練習をしているのです。この症状はママが動いたり姿勢を変えたりすることで治まっていきます。 これは妊娠の症状ではありませんが、 陣痛が違うことにも気が付くでしょう。陣痛が始まってから出産までの時間が短いので、早く赤ちゃんに会えますね。これらの2人目の陣痛の初期サインに気づいたら、お医者さんに連絡を取るようにしましょう。すぐに病院へ向うのが良いかもしれません。

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最初の妊娠と同じような症状もあるの?

最初の妊娠時に経験した妊娠の症状が2人目の妊娠時にも現れます。

1人目の子供をお世話しながらこれらの妊娠の症状に対処していくのは簡単ではないでしょうが、 前回の妊娠中に見つけた対処法もあることでしょう。それら対処法をうまく利用して、上に挙げた症状を乗り越えていきましょう。

妊娠合併症の再発の可能性はあるの?

1人目の妊娠時に妊娠合併症を経験していれば、今回も発症する可能性は高いかもしれません。前回の妊娠で早産、高血圧症、妊娠高血圧腎症(子癇前症) 、 妊娠糖尿病、産後うつ などの合併症を経験しているママには、次の妊娠時にも同じような問題が発生するリスクが高いと言えるでしょう。 もちろん妊娠はそれぞれ違うので、最初の妊娠で現れた症状が次の妊娠時でも発生するかについては、お医者さんに相談するようにしましょう。

いつお医者さんに相談すればいいの

最初の妊娠で子癇前症や早期陣痛を経験したママは、2人目の妊娠の早い時期にお医者さんに相談するようにしましょう。お医者さんがママと赤ちゃんのためにリスクを減らす方法を取ってくれるでしょう。ママは既に妊娠を経験しているので少し自信がついているでしょうが、注意したい症状 に気が付いたり、いつもとちょっと様子が違うと思ったりしたら、お医者さんに相談するようにしましょう。

2人目の妊娠の症状は最初の妊娠時と似たようなものです。再びエキサイティングな旅の始まりですね。今回の妊娠が前回とどう違うのか、楽しみにしているかもしれません。前回の妊娠と比べると、何が起こるかがもう判っているので楽だと思うかもしれません。2人目を妊娠しているママは、楽しく過ごしましょう!