よくある質問:赤ちゃんが話し始めるのはいつから?

成長の節目の中でも最もドキドキすることの1つが、赤ちゃんが最初に言葉を話す時ですね。最初に赤ちゃんの口から出てくる言葉は、言葉と言うよりも、ただ単にかわいらしい音のようなものです。それでも、大切なことは、赤ちゃんが自分の意思や要求を言葉で表現するようになったと言うこと。赤ちゃんにとってもパパやママにとっても大きな偉業の1つですね。 いつ、赤ちゃんが話し始めるのか、言葉の発達の目安、赤ちゃんの言葉の発達をサポートする方法、などを一緒に調べていきましょう。

赤ちゃんが最初の言葉を話すのはいつ?

赤ちゃんが言葉を話し始める時期には、個人差があります。言葉の発達のスピードも赤ちゃんによって異なります。パパやママなどの最初の言葉を話すのは、9ヵ月頃は子どもの25%、1歳ごろからは50%、1歳半を過ぎると90%と言う報告がありますが、言葉の発達は子どもの個人差が大きいもの。赤ちゃんが話し始める時期が同じ年齢のよその赤ちゃんと比べて遅くても、心配しすぎないようにしましょう。赤ちゃんは生後3ヶ月ぐらいから、「あー」とか「うー」のような意味のない言葉を発し始めます。これは喃語(なんご)と呼ばれるもの。生後9~10ヶ月になると、話すことはできなくても「ダメ」とか「上手」といった普段よく聞く言葉の意味を理解し始めるようになります。一般的に赤ちゃんが「ワンワン」、ママを意味する「まんまんまん」、パパを意味する「ぱっぱっぱっ」などの意味がある単語を発するのは、1歳の誕生日 前後が多いようです。

2歳の始め頃からゆっくりと語彙が増え始め、その後はグンと語彙が増えてきます。2歳後半にもなると話せる単語が増えて、2語をつなげて文を作ることができる子どもも多くなります。ただ、言葉を話し始める時期には、個人差があります。言葉の発達のスピードも子どもによって異なりますので、焦ったり不安になったりすることはないでしょう。

赤ちゃんはどうやって最初の言葉を学ぶの?

赤ちゃんはまだ言葉を上手に使うことはできませんが、 大人が思っているよりも言葉を理解しています。 また、赤ちゃんは言葉を使う以外にも体を使ったりして色々な方法でコミュニケーションを取っているのですよ。お腹が空いたら泣いたり、喃語の前のクーイングで喜びを表現したり、欲しいおもちゃを指さしたり、嫌いな食べ物を見ると顔を背けたりするようになります。 このようなジェスチャーや言葉でのコミュニケーションは、言葉の発達の基礎になっていることを覚えておきましょう。ママやパパは赤ちゃんの動作や言葉にたくさん反応をしてあげましょう。 赤ちゃんはママやパパなどの周りの人が話すのを聞いて、言葉を覚えていきます。赤ちゃんの周りには色々な音が存在しますが、人の声が大好き。その中でも一番好きなのはやっぱりママとパパの声。赤ちゃんはママやパパの声が大好きで、声を聞くと安心するのですよ。 一般的に、赤ちゃんは甲高い声が好きだと言われています。ママやパパも赤ちゃんに話しかける時、いつもよりも甲高い声で話しかけていませんか? また、声だけでなく、ゆっくり、はっきりと発音したり、顔の表情を交えて感情を表現したりもしているでしょう。こうした工夫を取り入れることで、赤ちゃんはさらに言葉に関心を持ち、言葉の発達に繋がっていくのです。

赤ちゃんの言葉の発達の目安は?

言葉の発達の目安 を年齢別にまとめてみました。是非、参考にしてくださいね。 これらはあくまで目安なので、言葉の発達が少し遅かったり早かったりしても、気にしなくても大丈夫でしょう。言葉の発達は赤ちゃんの環境や性格によっても異なってきます。それでも赤ちゃんの発達で心配なことがあれば、かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。

言葉の発達の目安: 生後1~3ヵ月の赤ちゃん

生後1ヵ月頃になると、別の部屋にいるママやパパの声が判るようになってきます。赤ちゃんがママやパパの顔を見てニッコリと笑ったり、 キャアキャアと声を上げるのは、これらの顔の表情や笑い声がパパやママとふれあう方法の1つだとすでに理解しているのかもしれませんね。 生後2ヵ月頃 には、「アー」「ウー」「クー」のような声を出し始めます。これは、クーイングと呼ばれるものです。「アーだね」「ウーなの」と言うように簡単な言葉を足して、反応してあげましょう。さあ、赤ちゃんとの会話の始まりです!

言葉の発達の目安: 生後4~7ヵ月の赤ちゃん

この時期になると “喃語” と呼ばれる意味を持たない音を赤ちゃんの口から聞くことがあるでしょう。これは赤ちゃんが言葉を覚える前に発する音。通常、生後4ヵ月 から生後7ヵ月 の間に「あー」や「ばぶー」などの喃語が出てくるようになります。 また、赤ちゃんは日常生活の中のやり取りで、パパやママの声に反応するようにもなります。ママやパパの声を聞いて、おっぱいやご飯を与えようとしている、おむつを交換しようとしている、ベビーカーで散歩に連れて行こうとしているなどを理解していきます。 意味を持たない赤ちゃんの喃語。赤ちゃんが何を言おうとしているのかパパとママが理解するには、時間がかかるかもしれません。でも、まだ話すことができない赤ちゃんでさえ、パパとママが言っていることを理解していることを覚えておきましょう。

言葉の発達の目安: 生後 8~12ヵ月の赤ちゃん

赤ちゃんが発するクーイング、喃語、奇声などが減り、ダ、ガ、バ、マなどの音節に代わっていきます。しばらくすると赤ちゃんは「ママ」とか「ダダ」などの言葉を発するようになります。言葉を話すたびにパパとママが喜ぶのを見て、これらの言葉に意味があるのだと理解するようになります。 この時期の赤ちゃんは簡単な単語でしかコミュニケーションを取れませんが、パパとママが考えているよりも多くのことを理解していますよ。 また、意味のある単語を話す赤ちゃんも出てきます。1歳ぐらいで2~3つの単語を話せる赤ちゃんもいますが、赤ちゃんの多くは喃語を話します。

言葉の発達の目安: 生後13~24ヵ月の赤ちゃん

生後13~24ヵ月になると、言葉の意味をきちんと理解するようになっています。例えば、物の名前、自分やパパやママの名前が判るようになってきます。また、「ねんね」と言う単語がどういう意味かを理解できるようになっているでしょう。赤ちゃんに聞かせたくない話は、近くでしないようにしましょう。 赤ちゃんは簡単なお願いに反応してくれたり、自分の要求を簡単な言葉や指差し、しぐさなどで伝えようとするようになります。パパやママが言ったことや言葉の調子をそのまま真似しようともするのもこの時期です。語彙も増えてきて、二語文や三語文などの言葉をつなげた文を話せるようになっていきます。 「ワンワン」「ブーブー」などの赤ちゃん言葉。この時期になったら、もう赤ちゃん言葉を使わなくてもいいかもしれません。普段通りの声で簡単な単語を使って、短い文で赤ちゃんに話しかけてみましょう。 赤ちゃんが言葉を話し始める時期には、個人差があります。言葉の発達のスピードも赤ちゃんによって異なります。ここに書いた目安はあくまで目安なので、言葉の発達が他の赤ちゃんと比べて少しぐらい遅くても、焦ったり、不安になる必要はありません。 言葉が発達してくると、「か」を「た」、「ら」を「だ」など別の音に置き換えて発音することがあります。ママやパパはこのような赤ちゃん発音も理解できるでしょうが、「さかな」を「たかな」、「らくだ」を「だくだ」などと発音することもあります。年齢を重ねるうちに自然に治っていきますが、正しい発音になおしてあげてもいいですね。 少しでも上手に話せるようになったら、ママとパパは褒めてあげて、さらに言葉の発達を伸ばしてあげましょう!

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赤ちゃんの言葉の発達をサポートしましょう。

赤ちゃんの言葉の発達をサポートできる方法はあるかしら?赤ちゃん言葉は使わないほうがいいの?そんな心配をしているママやパパは以下を参考にしてみましょう。

  • どんどんお話ししてあげましょう:赤ちゃんにたくさん話しかけて、新しい単語に触れさせてあげましょう。「ママは今、お掃除をしているのよ。」など毎日の日常生活の中でやっていることを大きな声で話してみてください。また、外にお散歩に行った時には、「あのお花、キレイねえ。」「鳥さんが飛んでいるね。」など周りの状況を説明してあげましょう。おむつを交換する時に体の部位の名前を言ってあげたりしてあげましょう。

  • 赤ちゃんの言葉に反応してあげましょう:目の動きや指差しで赤ちゃんの興味の対象に注意して、反応してあげてください。例えば、赤ちゃんが犬を見て喃語を話したとします。そんな時には犬を指さして、「イヌ」と言う言葉や「毛がフサフサしているね」「犬がワンワンとほえているね」など見ているものの特徴などを説明してあげましょう。

  • 日常生活とその繰り返し:普段の日常生活の中でママやパパがやっているお風呂や食事の時間、おむつ交換の時間は赤ちゃんと会話をするためのとっておきの機会。たくさん話しかけて、赤ちゃんの語彙を増やしてあげましょう。今、何をやっているのか、ママやパパの行動を赤ちゃんに分かりやすく話しかけて、言葉と動作が繋がるようにしてあげましょう。

  • 工夫して赤ちゃんに話しかけましょう:赤ちゃんの言葉の発達を促すために、ゆっくり、はっきり、短い文章で話しかけてあげましょう。ママやパパが言ったことを赤ちゃんに繰り返して言ってもらうのもいいでしょう。また、遊びを通じて言葉を教えるのも良い方法。例えば、「ここにボールがあるよ、ママが取っちゃうね!」とボールを取り、赤ちゃんがそのボールを指さしたら、「このボールが欲しいの?」と聞いてあげましょう。慣れてきたら、少し長い文章でお話ししてみましょう。赤ちゃんが文章の構造を理解したり、赤ちゃんが何を言おうとしているのか、理解するのに役立つでしょう。

  • 赤ちゃん言葉を使うとか使わないとかは、あまり気にしなくても良いでしょう。赤ちゃんがママやパパのの言っていることを理解してくれているのか、楽しく赤ちゃんとコミュニケーションを取ることが大切ですね。

  • 正しい発声をするには唇や頬、舌の動きが関係しています。ストローでシャボン玉を作りながら吹いたり吸ったりする練習、うがい遊びで口周りの筋力や感覚を高めたり、ソフトクリームを舐めて舌先の動きを発達させるのも効果的だと言われています。

赤ちゃんが話し始めない時は?

同じ年齢の赤ちゃんと比べて話す単語の数が少ないと、不安や焦りを感じることもあるのではないでしょうか。ぐんぐんと語彙を増やす赤ちゃんもいれば、話し始めるのが遅い赤ちゃんもいます。赤ちゃんによってかなり大きな言葉の発達の差があると言えるでしょう。通常、生後1~2年の時期に話し始めることが多いですが、余り多くを話さなくても、よく話す赤ちゃんや子どもと同じくらいの単語を知っています。ただ単に話さないだけで、恥ずかしがりで引っ込み思案だけなのかもしれませんね。 一般的に言葉の発達は女の子の方が男の子よりも少し早いと言われています。参考までに覚えておいてくださいね。 それでも赤ちゃんがなかなか話をしなくて心配、気になる、と言うパパやママがいるかもしれません。赤ちゃんに言葉を話す準備ができているかどうかが需要なポイントとなるでしょう。音がちゃんと聞こえているか、噛む、・飲む・声を出すなどの口の働き、誰かと一緒に遊ぶのは好きか、人の言うことを聞こうとするか大人との間で体験を共有できるか、身振りや声のまねをしたり、指で指して伝えたりできるかどうかなどのポイントです。これらができているようであれば、1歳半ぐらいの時点ではそれほど心配しなくても大丈夫でしょうが、パパやママが心配であれば、かかりつけのお医者さんや専門家に相談してみましょう。 赤ちゃんの発達をチェックして、必要があれば聴覚検査や言語聴覚士などの適切な医療機関を紹介してくれるでしょう。

赤ちゃんが話す最初の言葉は何かしら?ママやパパはワクワクしてその日を待っていることでしょう。赤ちゃんは今、言葉を話すための準備中です。もう少し、我慢して待ってあげましょうね。一方で、積極的に赤ちゃんに話しかけて、言葉の発達を促してあげましょう。赤ちゃんが最初の言葉を発して、ママとパパを驚かせる日はもうすぐ。早く赤ちゃんの口から出てくる楽しいお話やたくさんの質問を聞きたいですね。 赤ちゃんが話し始めるこの時期。毎日たくさんのおむつを交換しているのではないでしょうか?パンパースなら「すくすくギフトポイントプログラム」 でポイントがたまります。パンパースをダウンロードしてポイントを貯めてみてくださいね。

本記事の内容について:
本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。 また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。

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