生後6ヵ月の赤ちゃん:歯を見せてニッコリはもうすぐです!
おめでとうございます!赤ちゃんは生後6ヵ月を迎えました。生後6ヵ月はママと赤ちゃんにとって大冒険の月。その理由は?赤ちゃんが自分一人で座ることができるようになり、離乳食を食べ始めるからです。生後6ヵ月の赤ちゃんの成長や発達の特徴、どのような離乳食を食べるのか、生後6ヵ月の赤ちゃんの睡眠サイクル、ママが目にする兄弟げんかなどを見ていきましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんの成長の特徴
ここ数ヵ月間で赤ちゃんは色々なことができるようになり、新しい能力を身につけてきました。例えば、離れたところにあるものを見つけたり、動くものを上手に目で追ったりできるようになります。自分の名前が聞こえるとそちらを向きますし、ダメと言われたらやっていることを止めるでしょう。右にも左にも寝返りすることができる ようになるので、ベッドから落ちないように気をつけてあげましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんの成長と身体的発達: 赤ちゃんの最初の歯!
赤ちゃんは急激に成長します。生後6ヵ月の体重は、出生時の体重の2倍ほどになっているでしょう。もちろん赤ちゃんの成長には個人差があるので、この時期に450~570グラムほど増えても驚かないでくださいね。生後7ヵ月 に入る頃には赤ちゃんの身長は1.28~2センチメートルほど伸びるでしょう。
この時期、ママは1~2本の歯が生え始めているのを発見するかもしれません。ただ、赤ちゃんによって歯が生え始める時期は違うので、まだ生えてこなくても心配しないようにしましょう。生え始めから赤ちゃんの歯と歯茎のケアをする ことはとても大切です。ママがこの最初の小さな歯をどうやって磨いていいのか分からなければ、子供用歯ブラシにお米1粒ぐらいの歯磨き粉をつけて、歯を優しくこすってあげてください。
赤ちゃんが哺乳瓶を咥えたままで眠らないよう、気をつけましょう。赤ちゃんの口の中に母乳や粉ミルクが残っている状態はボトルマウス症候群と呼ばれ、虫歯の原因になります。
赤ちゃんの知覚・感覚: 部屋の向こうも見える
生後6ヵ月の赤ちゃんには奥行き知覚が発達してきて、自分から遠く離れたものを見ることができるようになっています。寄り目になることなく物を見ることができ、色の区別もできるようになります。
赤ちゃんの動き: 支えてもらってお座り
赤ちゃんは日に日に強くなり、活発に動き回るようになります。生後6ヵ月の赤ちゃんは、左右に寝返りをうつことができるので、ベッドやソファから落ちないように気をつけてあげてくださいね。
この時期の赤ちゃんのちょっとした動きは次へのステップの練習です。首周りや体の基本的な部分が強くなってくると、ママやパパが支えてあげるとお座りの姿勢でいることができるでしょう。赤ちゃんはこうやって自信をつけていき、できることが増えてきます。胴体や首がしっかりしてくると、最後には支えられずに1人でお座りができるようになります。赤ちゃんはさらに自信がつき、安定したお座りができるようになるのはもうすぐです。
赤ちゃんの性格: 自分の名前が判るようになる
赤ちゃんは産まれた時からママやパパの声、周りの音を聞いて過ごしてきました。まだまだ聞き取りにくい部分もありますが、コミュニケーションも取れるようになります。生後6ヵ月ぐらいになると、会話を真似るようになります。赤ちゃんの名前を呼んだら、気がつく赤ちゃんもいるんですよ。また、ダメと言えば、その言葉に反応して、やっていることを止める赤ちゃんもいるでしょう。赤ちゃんは徐々に物と単語を関連させていきます。これから数ヵ月、赤ちゃんの言葉の能力が発達していきます。それを観察するのは、ドキドキワクワクしますね!
赤ちゃんがより活発になり好奇心が旺盛になってきたら、赤ちゃんから目を離すことはできなくなりますね。好奇心旺盛な赤ちゃんは時には困ったちゃんとなり、ママやパパを悩ますことも出てくるでしょう。やっていいこととダメなことはちゃんと教えて、赤ちゃんをしっかりと守ってあげてくださいね。赤ちゃんが危ないことをしたら、頭ごなしに叱るのではなく危険であることを教え、良いことをしたら褒めてあげるようにしましょう。赤ちゃんがやってはいけないことをやっていると気がついたら、まずは止めさせて、これはやってはいけないことだと伝えましょう。別の興味を持つような遊びに目を向けさせたいですね。
赤ちゃんの成長をサポートしましょう
ママもパパも赤ちゃんの成長と発達を積極的にサポートしましょう。本を読み聞かせたり、歌を歌ったり、お話をしたり。赤ちゃんと一緒に遊んであげることは赤ちゃんとの絆が深まるだけではなく、脳の発達も助けるんですよ。まだ小さな種の状態である赤ちゃんに聞かせる言葉をママとパパは考えてあげましょう。これらの言葉が赤ちゃんの中で育ち、やがては赤ちゃんの脳の中に言葉の森を作っていきます。読み聞かせは、新しい言葉を教えるだけでなく、聞く力をつけ、新しい考えや世界を教えてくれます。そうしてコミュニケーションの取り方を学んでいくのです。
赤ちゃんに本を読む ことは赤ちゃんの社交性と感受性を高めます。本を読む時には、本の中の登場人物になった気持ちになって感情をこめて読んであげてください。赤ちゃんはママが読むページをじっと見たり、指をさしたり、触ったりするでしょう。赤ちゃんはこうして社交性を高め、考える力を養っていきます。たくさんの言葉を聞けば聞くほど、赤ちゃんはその言葉を真似し覚え、イメージを深めていきます。毎日、赤ちゃんに本を読み聞かせる時間を作ってあげましょう。赤ちゃんと一緒に楽しむ思い出に残る時間となるでしょう。本の読み聞かせを毎日の習慣に取り入れて、赤ちゃんの能力や興味をさらに伸ばしてあげましょう。本の読み聞かせや赤ちゃんとの遊びに関するパンパースの動画を参考にしてみましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんの授乳の目安
赤ちゃんが生後6ヵ月になったら、離乳食を始める いい時期です。赤ちゃんが疲れておらず、少しお腹が空いていそうなタイミングを見つけて、赤ちゃんの様子を見ながら始めていきましょう。ママの膝の上やベビーチェアに赤ちゃんを座らせて、子供用スプーンで食べさせてあげましょう。赤ちゃんの口にスプーンを近づけて、においを嗅がせて食べさせてあげてください。最初は嫌がるかもしれません。嫌がったら、少し時間をおいて、また同じようにやってみましょう。食べ物がよだれかけやトレーなどに落ちて赤ちゃんが上手に食べられなくても、全く問題ありません。ママは焦らないで食べることの楽しみを少しずつ赤ちゃんに教えてあげましょう。
1番最初の離乳食は通常、10倍がゆを裏ごししたものなど。母乳や粉ミルクに混ぜてもよいでしょう。1日1回で1さじずつ与えましょう。でも、ママが赤ちゃんに何をあげていいか分からない時は、お医者さんに聞いてみましょう。新しい食材を離乳食に取り入れるのは1回の離乳食で1種類にして、なめらかにすり潰した野菜や果物などの別の新しい食材は数日待ってからあげるようにしましょう。離乳食を食べた後に発疹や下痢、嘔吐の症状が出ていないかを確認してくださいね。もし、このような症状が見られたら、お医者さんに診てもらいましょう。
離乳食を与える時には赤ちゃんが真っすぐに座っているかを確認し、のどに詰まらないいよう柔らかくて飲み込みやすい食事を与えるようにしましょう。
赤ちゃんが離乳食を食べ始めても、赤ちゃんにはまだまだ母乳や粉ミルクが必要です。生後6ヵ月の赤ちゃんに必要な授乳は4~5時間おきに240ml程度の母乳やミルクが目安です。
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生後6ヵ月の赤ちゃんの睡眠時間は?
生後6ヵ月の赤ちゃんに必要な睡眠時間は、1日に12~16時間程度。夜は9時間かそれ以上、突然目を覚ますこともあるでしょうが、まとまって眠るようになるでしょう。お昼寝は2~3回が目安ですが、睡眠には個人差があります。
寝ない赤ちゃんへの対処法は ?こちらのパンパースの動画を参考にしてみてくださいね。 <H2>生後6ヵ月の赤ちゃんの生活スケジュール<H2> 赤ちゃんには個人差がありますが、生後6ヵ月の赤ちゃんの睡眠時間、授乳スケジュールや遊びなど、生後6ヵ月の赤ちゃんの1日の生活スケジュールの目安として、参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの健康: 耳の痛みと感染性の耳の病気
赤ちゃんはより活発になり、なんにでも触りたがりますね。外の世界は細菌やウィルスがいっぱいなので、病気には十分に気をつけたいですね。一番いい方法は風邪や何らかの感染性の病気にかかっている人に赤ちゃんを近づけないようにすることですが、それでも赤ちゃんは病気になってしまいます。生後6ヵ月の赤ちゃんがかかりやすい病気を以下にまとめました。
下痢の症状 :ノロウィルスのようなウィルスや細菌が、赤ちゃんの体内に入ったことが原因と考えられます。離乳食として初めて食べた食材によるアレルギー症状のこともあります。
熱がある:赤ちゃんは簡単に高い熱を出します。熱そのものは病気ではなく、何らかのウィルスに感染していると言うこと。熱があると言うことは、赤ちゃんの体がウィルスと戦って、病気を治そうとしているサインなのです。
耳の痛みや耳の感染症: 中耳炎は生後6ヵ月の赤ちゃんから3歳の幼児がかかりやすい病気です。風邪を引いた時によく併発します。耳の痛みを抑えるためにアセトアミノフェンやイブプロフェンなどの成分を含む解熱・鎮痛薬を処方したり、年齢にあった点耳薬を処方したり、温湿布で痛みを軽減させたりしてくれるお医者さんもいます。耳の感染症の中には細菌によるものがあり、このような時は抗生物質を使って治療をしなくてはなりません。赤ちゃんが耳を痛そうにしていたら、お医者さんに診せるようにしましょう。
赤ちゃんの下痢や熱、耳の痛みに気がついたら、まずはお医者さんに診せて、早めに治療をしてもらいましょう。
いろいろな物に触れて新しい発見をしたがる赤ちゃんは、手を通してウイルスや細菌に感染しやすくなっています。ママは赤ちゃんが触れる物には気をつけましょう。赤ちゃんはなんでも物を口に入れたがるので、窒息する危険性があります。飲み込んでしまう恐れのある食べ物やおもちゃを絶対に与えないようにしましょう。また、危険なものは赤ちゃんの周りには置いておかないように気をつけましょう。
よくある質問
ガラガラ、割れない鏡や歯固めなど、赤ちゃんの成長を促すおもちゃが生後6ヵ月の赤ちゃんにおススメです。
親としての生活:兄弟間の競争意識
年上の子どもがいて、特にその上の子が2歳以下だと、兄弟間で競争意識が芽生えたことに気がつくでしょう。赤ちゃんが大きくなりもっとかまってもらいたいと言う態度を見せ始めると、上の子は自分が注目の的ではないと混乱し始めることがあります。こんな時は赤ちゃんのお世話に上の子も巻き込んでしまいましょう。一緒に本を読んだり、歌を歌ったりするのもいい方法です。みんなで一緒にお世話をすると楽しいですし、上の子は自分も赤ちゃんのお世話をやっているんだって自慢に思ってくれますね。
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