生後6ヵ月の赤ちゃんの成長とマイルストーン
生後6ヵ月の赤ちゃんはさらに活発になります。 社交性が発達し始めて、好奇心がさらに旺盛になってきます。 生後6ヵ月は、成長が著しい時期です。 色々な発達が見られるようになるので、赤ちゃんにとっても、ママパパにとってもワクワクすることがいっぱいの時期です。 生後6ヵ月になると、赤ちゃんのコミュニケーション能力が向上します。支えられると座ったり、喃語をはっきりと発音し、知っている顔や声に嬉しそうに反応することが増えます。
生後6ヵ月の赤ちゃんによく見られる、発達の目安は以下の通りです。
身体の発育: 両方向に寝返りを打ち、支えられると座ることができるようになります。手のひらやひざで自分の体重を支えながら、体を持ち上げることができます。
知覚の発達: おもちゃを口に入れて感触や形を確かめたり、音に反応したり、新しい素材の感触を楽しんだり、鏡に映った自分に興味を持ち始めます。
社会性と感情の発達: お世話をしてくれる親や身近な人を認識します。喜びや不満をはっきりと表現できるようになり、遊びを楽しみます。
コミュニケーションスキルの発達: 「ばぶー」「あぶあぶ」というような同じ母音と子音の混じった喃語を発するようになります。名前に反応したり、理由があって泣くようになります。
生後6ヵ月の成長の目安を知っていると、自信を持って赤ちゃんの発達をサポートできますね。 以下、生後6ヵ月の赤ちゃんの成長や発達をご紹介します。また、授乳や睡眠、遊びや健康などの生後6ヵ月の赤ちゃんについて知っておきたいこと、生後6ヵ月の赤ちゃんの成長をサポートする方法にも触れています。
赤ちゃんの成長過程
生後6ヵ月になると、ますます好奇心が旺盛になり、社交性が育まれます。 動きが活発になります。 生後6ヵ月の赤ちゃんは、親などの身近な人の顔が判るようになり、名前を呼ばれると反応することも。 「ダメ」と言えば、その言葉に反応して、やっていることを止める赤ちゃんもいます。 視力発達が著しい時期で、視力は0. 1程度です。遠くで動いているものを目で追うことができるようになります。
赤ちゃんが両方向に寝返りを打つようになると、特に高い場所では注意が必要です。 もう少しすると、声を出したり、身振りで自分の意思を伝え始めます。寝返りの際には腰をひねって、体の向きを変えることができるようになります。
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生後6ヵ月の赤ちゃんの平均的な身長と体重
「赤ちゃんの成長って、あっという間だね! 」という声をよく聞くことでしょう。 生後6ヵ月の赤ちゃんの体重は、出生時の2倍ぐらいになることも。 もちろん全ての赤ちゃんが同じペースで成長するわけではないですが、生後6ヵ月の赤ちゃんの場合、1日に10〜20g程度、体重が増加します。但し、生後6ヵ月以降は赤ちゃんの活動量が増えるので、体重の増加のペースは緩やかになる傾向にあります。
赤ちゃんが順調に成長しているかを確認するために、お医者さんは数値だけを見るのではなく、グラフに身長や体重を記入して、赤ちゃんの発育曲線 のカーブに沿って成長しているかどうか、成長の過程を確認しています。
赤ちゃんは生後6ヵ月の時期に急激に成長することがあります。 非情に短期間ですが、赤ちゃんの体重や身長が急に増加します。 この時期の赤ちゃんの成長スパートは、骨や筋肉が強くなり、脂肪が蓄積されるなど、自然な発達過程です。通常は遺伝が大きく影響しますが、食事や環境、妊娠中の健康状態も成長のペースに影響を与えることがあります。
赤ちゃんが順調に成長をしているか、気になりますか?
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生後6ヵ月の赤ちゃんの手足の発達
生後6ヵ月の赤ちゃんの力がますます強くなります。 動作がスムーズになってきます。 両方向に寝返りをするなど、新しい粗大運動ができるようになります。高い場所では落下の危険があるので、目を離さずにしっかり見守ることが必要です。
赤ちゃんが今できることは、次の成長の節目に進むために必要な筋肉を育むための大切な動きです。 生後6ヵ月の赤ちゃんは、お座りに必要な首の筋肉や身体の中心部を支える筋肉が発達してくるので、お座りの状態が安定します。支えてあげれば、サポートがあれば座ることができますが、支えがなくても安定して座れる赤ちゃんもいます。
生後6ヵ月の赤ちゃんは、指先で物をつまんだり、手に持ったものを別の手に持ち替えるなどの微細運動 が見られることがあります。指と手のひらを使って、より上手に物を掴むことができるようになります。
知覚的な発達:視力、聴覚、コミュニュケーション
生後6ヵ月の赤ちゃんの脳が急速に発達します。 知覚の発達をより感じるようになります。周囲の世界への興味がさらに高まり、好奇心がますます旺盛になります。
視力が発達し、奥行きがわかるようになります。 数メートル先の物をはっきりと見られるようになり、目を寄せずに焦点を合わせることができます。また、色の違いを見分ける能力も向上し、動いているものをより正確に目で追えるようになっています。
音や自分の名前を聞いて反応することがあります。 顔をじっと見つめてくることもあります。これは、知覚や感覚の発達が順調に進んでいる証拠です。
生後6ヵ月の赤ちゃんの行動の変化
生後6ヵ月の赤ちゃんは、感情表現が豊かになり、動きも活発になります。 生まれてから数ヵ月の間に聞いていた、周りの音や言葉のような音を真似し始めることがあります。 もちろん意味のある言葉を話すのは、まだ先のことです。 名前を呼ばれると反応したり、「ダメ」と言われると、やっていたことをやめることがあります。これは、言われたことを認識して、理解し始めている兆候です。
最近、赤ちゃんの機嫌が悪いように感じますか?後6ヵ月の赤ちゃんが不機嫌になる理由は、いくつかあります。歯の生え始め、成長期に入った、疲れている、もっとママパパに意思を伝えたいのに思い通りに行かない、ことが挙げられます。
生後6ヵ月頃に分離不安を感じ始めることがあります。 姿が見えなくなると泣いたり、くっついて離れない、後追いをするなどがあります。 これは赤ちゃんの重要な成長の節目です。視覚と感情が発達してきたこと、姿が見えなくても存在することを理解し始めているのです。
赤ちゃんがよりたくさん動き回り、好奇心が旺盛になります。 この時期、怒りっぽくなることもあります。 この時期、一番大切なのは赤ちゃんの安全です。 やっていいことといけないことを理解してもらうために、ルール作りが大切です。 赤ちゃんがやってはいけないことをやっていたら、叱るのではなく、良い行動を褒めてあげましょう。いけないことをしているときは、これはやってはいけない、と優しく知らせ、他の興味を引く遊びに誘いましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんとできる遊び方
6ヵ月の赤ちゃんはどんなことができるの?赤ちゃんは支えられると座ったり、おもちゃをつかんだり、周りのことに興味を持っているでしょう。遊びや日常のやり取りを通して、親子の絆を深めるだけではなく、赤ちゃんの成長をサポートする楽しい時間を過ごしましょう。
赤ちゃんの成長を楽しくサポートするアイデアをお探しですか?生後6ヵ月との遊びのアイデアをご紹介します!
一緒に本を読む: 色々な色を使ったカラフルで簡単な内容の絵本は、新しい言葉の習得に役立ちます。読む時には役になり切り、表現豊かに読んであげましょう。
話したり、歌ったりしよう: 今、何をしているか説明したり、物の名前を教えたりしましょう。 赤ちゃんが喃語を話したら、反応してあげてくださいね。 自分が出した声に同じような反応が返ってくると赤ちゃんは嬉しくなります。このようにしてコミュニケーションスキルが育まれます。
やりたいことをやらせよう! 赤ちゃんは本やおもちゃを触ったり、掴んだり、口に入れたくなるかもしれません。 赤ちゃんは五感を通じて学んでいます。赤ちゃんが色々な発見ができるよう、安全に気をつけて見守ってあげましょう。
身体や情緒面の発達をサポートしよう:
床に座って遊びましょう: うつ伏せ遊び、支えながら座る、寝返りをすることで、赤ちゃんの首や体幹の筋肉が鍛えられます。
触って遊べる安全なおもちゃを与えよう: 柔らかいガラガラやブロック、可愛い歯固めリングなど、様々な感触を楽しめるおもちゃを選びましょう。
規則的な生活習慣を守る:普段からの習慣、あやしてくれるママパパの優しい声、愛情を注いだお世話が赤ちゃんに安心感を与えます。
赤ちゃんの気分に寄り添ってあげよう: 赤ちゃんが遊びたいのか、疲れているのかを見極めて、寄り添ってあげましょう。ママパパの反応で、赤ちゃんは愛情を感じ、安心感を感じます。
生後6ヵ月の赤ちゃんと一緒に楽しめることは?絵本を読んだり、音楽に合わせて体を揺らしたり、面白い顔を見せたりすることで、赤ちゃんの発達をサポートし、絆を深める大切な時間になります。
生後6ヵ月の赤ちゃんの成長に期待できること
赤ちゃんの生活リズムが整ってくるので、予定などがたてやすくなってきます。 生後6ヵ月の赤ちゃんは何ができるの?生後6ヵ月は変化の多い時期。 生活リズムが整い始めている赤ちゃん、これから生活リズムを作っていく赤ちゃんなど、様々です。 赤ちゃんだけでなく、ママやパパにとってもワクワクする時期です。
生後6ヵ月の赤ちゃんは支えられると、座れるようになっているでしょう。 指を使って物をつかんだり、離したりすることができるかもしれません。生後6ヵ月の赤ちゃんの1日のスケジュールは、昼寝や授乳、おむつ交換、多くのことを学ぶ遊びの時間、お風呂、睡眠からなります。
生後6ヵ月の赤ちゃんの授乳や成長の節目についてご紹介します。自信を持って、赤ちゃんの成長をサポートしてあげましょう。
離乳食を始めよう:生後6ヵ月の赤ちゃんの食事
生後6ヵ月の赤ちゃんに離乳食を与え始めたい。 どんな食べ物をあげてもいいのか気になりますね。 生後6ヵ月の赤ちゃんの栄養源はまだまだ母乳やミルク が中心です。 離乳食を始める時期は、生後5〜6ヵ月頃が目安です。 離乳食を始めるサインが見られたら、離乳食を始めることを考えてみましょう。まずは食べることに興味を持ってもらい、食べる意欲を育くんであげましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんが離乳食を始めるためのポイントをご紹介します。
赤ちゃんが起きていて、おなかが空いている時間を選びましょう。
まだお座りが安定しなければ、最初のうちはママパパが抱っこして食べさせましょう。
持ちやすく使いやすい、柔らかい離乳食用スプーンを使いましょう。
飲みこむ、舌ざわりや味に慣れてもらうことが大切です。赤ちゃんの様子を見ながら、無理なく始めましょう。
赤ちゃんが嫌がって食べ物を出しても心配しなくて大丈夫です。個人差があるので、焦らないでやっていきましょう。
離乳食は10倍がゆを1さじから始めます。 3日までは同じものを与えましょう。 4日目から2さじに増やしましょう。 最初のうちは母乳やミルクを使ってなめらかにすりつぶしたペースト状にすると、飲み込みやすいです。 初めての食品は、1日1品、離乳食用スプーン1さじから始めます。 赤ちゃんが嫌がらなければ、少しずつ量を増やします。離乳食を始める詳しい方法について、こちら でご紹介しています。
新しい食材を試すときは、アレルギーの症状が現れないかをしっかりと確認しましょう。食後2時間以内にじんましんが出たり、顔が腫れたり、下痢や嘔吐の症状が見られたら、お医者さんの診察を受けましょう。
万が一、アレルギー症状が出た場合にすぐ受診ができるよう、 かかりつけのお医者さんの診療日を調べておくと安心です。 また、お医者さんが除去するようにと指示していない食物以外を自己判断で除去することはやめましょう。 離乳食が始まると、糖分の入ったものを食べる機会が増えます。赤ちゃんの頃から、虫歯のリスクを少なくするよう、歯のケアもしておきましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんの食事スケジュール
生後6ヵ月になると、赤ちゃんの授乳リズムは少しずつ変わってきますが、赤ちゃんにはまだまだ母乳やミルクが必要です。 生後6ヵ月の赤ちゃんに必要な授乳回数は1日に5~6回程度、1回あたり200~240ml程度の母乳やミルクが目安です。 母乳やミルクだけで育ってきた赤ちゃんも、日々成長していくので、だんだんと母乳やミルクだけでは栄養が不足してきます。 離乳食を始めるタイミングは赤ちゃんによって異なります。離乳食開始のサインが見られたら、離乳食を始めることを考えましょう。
赤ちゃんの様子を見ながら、まずは1日1回、離乳食を与えます。 授乳時間の1回を離乳食にあてます。 離乳食の後は、母乳やミルクを欲しがるだけあげましょう。 まずは食べることに慣れて、飲み込むことを覚えてもらうことが大切です。最初は滑らかにすりつぶした10倍がゆ1さじから始めましょう。
赤ちゃんが飲む母乳やミルクの量は十分なの?生後6ヵ月の赤ちゃんの授乳スケジュールで分からないことがあれば、このチャート を参考にしてくださいね。 出生時から生後12ヵ月 までの授乳をイラストでご紹介しています。生後6ヵ月の赤ちゃんの授乳スケジュールをもう一度確認しましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんに起きる歯ぐずり
歯が生える時期には個人差がありますが、生後6ヵ月頃に歯が生え始めることが多いです。 歯が生え始める時に、よだれが増えたり、機嫌が悪くなってぐずったり、歯茎がむずがゆくなるので布などを噛みたがることがあります。このような症状を歯ぐずり と呼びます。
乳歯が生え始めたら、柔らかい子供用歯ブラシとフッ素入り歯磨き粉を使って、赤ちゃんの歯を優しくケアしてあげましょう。 生えたばかりの歯はやわらかく、虫歯になりやすいと言われています。早めのケアが大切です。
歯ぐずりの時期、赤ちゃんはなんでも口に入れるようになります。 赤ちゃんが物を呑み込んだり、窒息しないように注意することが大切です。噛むおもちゃは清潔で安全なものや月齢に合ったサイズの物を選び、使用後は赤ちゃんの手の届かない場所に保管しましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんのおむつ
生後6ヵ月になり離乳食が始まると、おむつの中身が変わります。 離乳開始の頃はうんちが一時的にゆるくなったり、硬くなったりすることがあります。 また、匂いが強くなり、うんちの色が変わります。 消化機能が未発達なので、食べ物がそのまま出てくることがあります。 食べ物を丸吞みしているのかもしれません。食べ物がそのまま出てきてしまっていたら、さらに小さく切る、さらに柔らかく調理する、などの工夫をしましょう。
うんちの状態が毎日違うと心配になりますね。でも、機嫌がよくて食欲があれば、そのまま離乳食を食べさせても大丈夫でしょう。
授乳時間のいずれか1回を離乳食+授乳にしましょう。 基本的には離乳食を先に与え、離乳食を食べた後に授乳します。生後6ヵ月の赤ちゃんの栄養はまだ母乳とミルクなので、授乳リズムに合わせて欲しがるだけ授乳しましょう。
赤ちゃんの便に変化があったり、アレルギーなどの症状が出たら、お医者さんに診てもらいましょう。、「何」を食べて、「どんな症状」が出たのか、を伝えられるようにしておきましょう。
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生後6ヵ月の赤ちゃんの睡眠時間
生後6ヵ月の赤ちゃんの睡眠スケジュールは?気になりますよね。 夜はまとまって長く眠るようになります。 お昼寝は2~3回が目安ですが、赤ちゃんによって個人差があります。目を覚ますこともありますが、夜は約9時間かそれ以上、眠ります。
睡眠サイクルが整ってきた生後6ヵ月頃に睡眠退行が現れることがあります。 生後6ヵ月頃によく見られますが、一時的なものなので心配することはありません。 発達の節目や環境への理解が深まることで、いくつかの段階で睡眠の変化が見られることがあります。 赤ちゃんの睡眠リズムが大人に近づくことで、睡眠リズムが乱れる、運動機能が発達して脳が活発に動き、興奮していることなどが理由と考えられています。 生後4ヵ月頃に睡眠退行を経験することもあります。 睡眠退行は一般的に1歳までの間のあらゆる月齢で見られます。発達の過程で見られる、一時的なものです。
睡眠退行の時期には、夜中に頻繁に目を覚ましたり、お昼寝を嫌がったり、寝かしつけに時間がかかることがあります。 赤ちゃんの睡眠リズムを安定させるためには、日中の生活リズムを整えることが大切です。毎日同じ時間に起こす、日中はしっかりと体を動かす、昼寝の時間を調整する、毎日同じ時間に眠るなど、生活リズムを作っていきましょう。
赤ちゃんの健康について
ママの胎盤や母乳からもらった免疫は、生後4ヵ月〜半年頃にはほとんどなくなってしまうと言われています。 赤ちゃんは生後半年〜1歳半の時期が免疫力が一番低い時期と考えられています。 この時期、より多く動き回り、好奇心が旺盛になるので、病原菌に触れる機会が増えて、病気にかかりやすいです。 免疫力がある程度安定するのは6歳頃と言われています。免疫力が不安定な赤ちゃんの健康を守るには、予防接種を受ける、外遊びで自然免疫力をつける、半年までは人込みを避けるなど、赤ちゃんが病気にかかるのを防いであげましょう。
どれだけ予防しても、赤ちゃんは食べたものやウイルスで病気になることがあるものです。 できる限り、病気の人には近づけないようにしましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんが気をつけたい、健康に関するポイントをいくつかご紹介します。
下痢 : ノロウィルスのようなウィルスや細菌が赤ちゃんの体内に入ることで、下痢になることがあります。食物過敏や食物アレルギー、ジュースを与えることが原因で起こることがあります。
発熱: 発熱 は赤ちゃんの免疫がウイルスや細菌と戦っている証拠です。まずは安静と水分補給を心がけましょう。
耳の感染症 : 特に生後6ヵ月~3歳の間に見られる症状です。風邪の症状の後に発症することが多いです。
赤ちゃんの様子があきらかにおかしい、熱が3日以上続、機嫌がずっと悪い、食欲がなく眠らない、等の場合はお医者さんに診てもらいましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんの健康診断とワクチン接種
生後6ヵ月健診 では、身体測定や育児や栄養に関して確認します。 生後6ヵ月からは日本脳炎ワクチンやインフルエンザや新型コロナワクチンが受けれるようになります。 予防接種は、さまざまな病気から赤ちゃんの健康を守ってくれるものです。大切な赤ちゃんをワクチンで防げる病気から守るために、予防接種のスケジュールを確認して、積極的に受けていきましょう。
日本脳炎: 蚊を介して感染します。 突然に高熱が出たり、頭痛や嘔吐の症状があります。意識障害や麻痺などの神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症が残ったり、最悪の場合には死に至ることもあります。
インフルエンザ: インフルエンザには治療薬がありますが、予防のためにはワクチン接種が推奨されています。
COVID-19ワクチン: 生後6ヵ月以降、受けることができます。
生後6ヵ月の赤ちゃんの免疫力は低いです。 ママから受け継いだ免疫力は、生後6ヵ月の頃には弱くなってしまいます。 重い後遺症が残ったり、命に関わる病気もあります。 なんと言っても病気にならないように、予防が一番です。安全で確実な予防接種を積極的に受けていきましょう。
生後6ヵ月の赤ちゃんの成長過程リスト
赤ちゃんはそれぞれのペースで成長や発達をしていきます。 それでも生後6ヵ月の赤ちゃんによく見られる、成長や発達の節目があります。このチェックリストを使って、赤ちゃんの成長の目安や発達をポートしてあげたい分野を確認しましょう。
両方向に寝返りを打つ
支えがあれば、座れる
両手で体を支える、意図的におもちゃに手を伸ばす
興味のあるものを手や口で確かめる
「ダメ」と言われると動きを止める、名前を呼ばれると反応する
「ばぶばぶ」「あぶー」などの喃語を発する
好奇心が旺盛になり、顔や音などの周りの世界に興味を持つ
分離不安の兆候が見られる
母乳やミルクの他に離乳食を始める
1日の睡眠時間は12〜16時間、お昼寝は2~3回
生後6ヵ月以降に受けれる予防接種を確認する
赤ちゃんの成長や発達のスピードは異なりますが、赤ちゃんの成長や発達に心配があれば、お医者さんや保健師さんに相談しましょう。
赤ちゃんが生後6ヵ月の時にやるべきこと
生後6ヵ月の赤ちゃんはますます活発になり、好奇心が旺盛になり、周りの世界に興味を持ち始めます。生後6ヵ月の時にやっておきたいポイントをご紹介します。
お部屋の安全対策を見直しましょう。 赤ちゃんが活発になるこの時期に、お家の安全をもう一度しっかり確認しておきましょう。お家の安全ガイド を参考に、家の中のリスクを取り除きましょう。
コーナーガードを取り付ける
ベビーゲートを取り付ける
コンセントカバーの設置
家具をしっかり固定する
生後6ヵ月健診に向けて、授乳や睡眠、成長、予防接種についての質問をまとめておきましょう。
ハーフバースデーを素敵な写真でお祝いしよう!ベビーマイルストーンカード をダウンロードして、印刷したカードで大切な瞬間を家族やお友達と楽しくシェアしましょう。
生後7ヵ月の発達が気になりますね! 生後7ヵ月の成長や発達をチェック!
赤ちゃんのための必需品を揃えましょう。離乳食用のハイチェアやベビーフード、月齢に合ったおもちゃ、乾燥対策の加湿器、赤ちゃん用体温計、おむつやお尻拭き、肌を守る保湿クリーム、お家の安全対策に必要なアイテムなど。
子育てに関するアドバイスや便利アイテムを知る! メールアドレスを登録してくださいね。子育てに関する情報が満載です。
よくある質問
ガラガラ、割れない鏡や歯固めなど、赤ちゃんの成長を促すおもちゃが生後6ヵ月の赤ちゃんにおススメです。
結論
ママパパと赤ちゃんにとって、生後6ヵ月は成長や発達の特別な節目です。 赤ちゃんは成長と学びを繰り返し、周りの世界に興味を持ち始めます。 親としての生活リズムも少しずつ整ってきますね。離乳食の導入、夜にまとまって眠ったり、喃語でコミュニケーションをとれるようになるのは、赤ちゃんの成長と親の愛情によるものです。
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本記事の内容について 本記事に掲載されている情報は、信頼のおける医療機関や政府機関からの情報にもとづいたものです。 参考及び参照のリンクにつきましては、以下をご参照ください。また、掲載された内容につきましては十分な注意を致しておりますが、医療従事者などの専門的な意見に取って代わるものではありませんので、ご注意ください。 診断や治療法につきましては、必ず 医療従事者などの専門的な意見を聞いていただきますよう、お願い申し上げます。
生後6ヶ月の赤ちゃん-チェックリスト