協調 運動 トレーニング

微細運動と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?聞いたことはあるけど、はっきりと判らないと言うママやパパもいるでしょう。微細運動について、微細運動をサポートする方法について年齢別にご紹介します

微細運動とは?

微細運動とは、手や指先、腕や足を使う細かい運動のことを言います。一方、寝返りやお座り、ジャンプや歩くなどの腕、足などの体全体を大きく動かす運動を粗大運動と呼びます。 年齢に応じた遊びや活動を取り入れて、赤ちゃんや子どもの微細運動をサポートしてあげましょう。最初はおもちゃのブロックを動かしたり、お皿から小さな食べ物を掴んだりなどの簡単な動作から始めましょう。粘土やシール貼りなどの活動を通じて、字を書いたり、ボタンの留め外しなどの複雑な動作ができるようになっていきます。 赤ちゃんや子どもの成長や発達には個人差があります。粗大運動や微細運動の開始時期は異なることを覚えておきましょう。

生後0~3ヵ月の微細運動

生後1ヵ月 までは赤ちゃんの手はギュッと握られた状態です。親指を中に入れて手をしっかりと握っています。ガラガラなど、手のひらに物が触れるとぎゅっと握りしめます。握るだけで他には何もできません。 指も同じような感じです。手のひらを撫でると、指を強くつかんできます。ただし、赤ちゃんはすぐに手を離してしまうので、指を掴んだからと言って、赤ちゃんを持ち上げないでくださいね。手のひらに物が触れるとギュッと握りしめる手掌把握反射で、赤ちゃんの原始反射の1つです。 生後3ヵ月 頃になると、握っていた手を緩めて、広げたりすることができるようになります。ガラガラを与えると、持続して握るようになっています。口に持っていくこともあります。興味がなくなるとと手放します。

生後0~3ヵ月の微細運動をサポートするには?

赤ちゃんの発達をサポートするために、以下の遊びや動きで微細運動を促してみましょう。

  • 赤ちゃんの前や上でおもちゃをブラブラとさせましょう。おもちゃを掴もうとしたり、叩いたりします。

  • サイズ、形、素材の違うカラフルなおもちゃや物を与えましょう。

まとめ 

生後0~3ヵ月の赤ちゃんの微細運動には以下のものがあります。

  • 手を開いたり握ったりする。
  • 手を口に持って行く。
  • ガラガラを握って振ることができる。

 

生後4~7ヵ月の微細運動

生後4ヵ月 までには、ガラガラを握り、振ったり、口に持って行ったりでいるようになります。また、早ければガラガラを別の手に持ち替えることができるようになっています。 生後4~7ヵ月 の間に、興味のあるものに手を伸ばしたり、物の持ち替えができるようになってきます。 また、手に持ったものを近くで見ようと、腕を折り曲げて目の前に持ってくることもできるようになります。 生後4~7ヵ月の微細運動をサポートするには? 赤ちゃんの発達をサポートするために、以下の遊びや動きで微細運動を促してみましょう。

  • おもちゃに触れることができるようにサポートしましょう。

  • ブロックや柔らかいおもちゃを与え、手と目の協調性の発達をサポートしましょう。

まとめ
 
生後4~7ヵ月の赤ちゃんの微細運動には以下のものがあります。

  • わし掴みで物を掴むようになる。
  • 物の持ち替えができるようになる。
  • 物を持ち上げるために小さなものを指で掴むことができるようになる。

 

協調性運動トレーニング

生後8~12ヵ月の微細運動

生後8ヵ月 から1歳ぐらいまでの間に、ハイハイやよちよち歩きなどの粗大運動能力が急速に発達します。同じように、微細運動能力も急速に発達します。詳しくご紹介します。 この時期、赤ちゃんはズリバイ やハイハイなどの動きから、親指や人差し指を使って小さな物をつまんだりすることができるようになります。ママやパパが指をパチンと鳴らすと、真似をしようとします。 赤ちゃんが物を投げとばしても驚かないでくださいね。これは、赤ちゃんが自分の手を使ってできるようになった色々なことを何度も繰り返したり、確かめたりしているの証拠です。ママやパパが拾って自分の所に持ってきてくれることを期待しているのです。 これらの行動を通じて、赤ちゃんは原因とそれによって生じる結果との関係性、そして、ママとパパの注意が自分に向くことを学んでいきます。関心を引きたいために赤ちゃんがポイポイと物を投げる時には、長々と叱ったりせず、短く「ダメ」と伝えましょう。また、当たってけがをしないよう、割れ物や熱いやかんなどは側に置かないようにしましょう。怪我をしないよう、積み木の代わりに柔らかいボールを渡しましょう。離乳食を食べている時にスプーンなどを投げることもあります。投げても割れないプラスティックのスプーンやお皿で食べさせると安心です。花瓶などの割れ物は手の届かない所に置くなどの 赤ちゃんのためのお家の安全対策 も怠らないようにしましょう。

生後8~12ヵ月の微細運動をサポートするには?

赤ちゃんの発達をサポートするために、以下の遊びや動きで微細運動を促してみましょう。

  • 床に一緒に座り、大きなボールを用意します。音の鳴るようなボールなら、なお楽しいです。まずはボールを赤ちゃんの方に転がします。次に赤ちゃんが転がし返してくれるのを待ちましょう。 最初のうちは受け取ったボールを叩いたりするでしょうが、そのうちにママやパパに転がして戻してくれるようになりますよ。

  • 蓋つきの箱などを渡して、蓋を開けたり閉めたりする練習をさせましょう。お気に入りのおもちゃを箱の中に隠して、蓋を開けるたびに「いないいないばあっ!」と言ってあげましょう。

  • ぬいぐるみ、柔らかいおもちゃ、木製のスプーンなどの安全なキッチン用品が入ったバスケットを渡しましょう。バスケットからこれらのものを取りだし、また元に戻してもらいましょう。取り出したものの名前、形や色なども教えてあげましょう。

  • この時期の子どもはドアのチェーンやレバーなど、基本的に自分で動かせるもので遊ぶのが大好きです。手や指先を動かすことのできる知的玩具で遊ばせてあげましょう。

まとめ

生後8~12ヵ月 の赤ちゃんは手や指先を使って以下のことができるようになっています。

  • 指で物を掴んだり、振ったり、叩いたり、手で持ち替えたりすることができる。手先を器用に動かして、落としたり、投げたりすることもできる。
  • ブロックなどをぶつけて、音を出すことができる。
  • ブロックを高く積み上げたり、壊すことができる。
  • おもちゃを箱の中に入れたり、出したりできる。
  • 人差し指で穴をあけることができる。
  • クレヨンや鉛筆を握り、左右の往復運動をし、なぐり描きができるようになる。

 

1歳の微細運動

おめでとうございます!赤ちゃんはもう1歳になりました。ママとパパはこの1年間の赤ちゃんの成長の早さに驚いていることでしょう。ズリバイ、ひとり立ち、待ちに待った最初の第一歩を踏み出すなど全身運動の粗大運動に感動を覚えたママやパパもいるでしょう。でも、掴んだり、握ったりと言う手先の運動である微細運動も同じぐらいに感動的ですよ。 粗大運動能力が発達してくると、新しい世界を発見したり、新しいことに挑戦することができるようになりますね。赤ちゃんは同時に微細運動の練習もしています。積み木やパズルなどの大きなもので遊んだり、興味を示したりするようになります。今はまだ、小さなものを掴むことはできないかもしれないですが、できるようになるのはもうすぐです。 生後1歳になると、目と手の協調性が発達してきます。どちらかの手を頻繁に使っていることに気がつくかもしれませんが、利き手が決まったわけではありません。 1歳の微細運動をサポートするには? 色々な遊びや活動を取り入れて、微細運動をサポートしてあげましょう。

  • 折り紙を折ってみましょう。

  • □、△、〇などの形の穴に同じ形のパーツをはめて入れるパズルボックスなどで遊んでみましょう。

  • 積み木を高く積み上げる遊びをしましょう。

  • 紙コップなど子どもが安全に遊べるようなもので遊ばせましょう。

  • ちぎったり、丸めたり、粘土遊びをしてみましょう。

  • 掃除、片付け、簡単で安全な調理などお家のことを手伝ってもらいましょう。

  • 外でボール投げなどをして一緒に遊びましょう。

まとめ 

1歳の子どもは手や指先を使って以下のことができるようになっています。

  • 積み木を高く積んだ後、壊すことができる。
  • 蓋つきの箱で遊ぶ。
  • 本のページをめくることができる。
  • ドアのノブを回すことができる。
  • 玉通し、型落としができるようになり、釘を穴の中に入れることもできる。
  • 鉛筆や指で殴り書きをすることができる。

 

2歳の微細運動

魔の2歳児 の時期です!でも、子どもの成長を見ていると、それほどひどい時期だとは感じないですよね。 2歳になると、手や指先がさらに発達していきます。豆などの小さいものをつまむことができるようになっているでしょう。ふたを開けるなどの協調運動が発達します。 2歳の微細運動をサポートしましょう 集中力が育つ時期です。短時間ですが、創造的な遊びに熱中します。2歳の微細運動をサポートする例を挙げてみました。

  • 一緒に本を読みましょう。子どもにページをめくってもらいましょう。

  • クレヨンや色鉛筆、手書きで自由に表現してもらいましょう。

  • 積木やブロックを組み合わせて色々な形を作り、何かに見立てて遊ばせましょう。

まとめ

2歳の子どもは手や指先を使って以下のことができるようになっています。

  • 本のページをめくる
  • 6個ぐらいの積み木を積み上げる。
  • 靴を脱ぐ。
  • ドアのノブを回す。
  • ファスナーを開ける。
  • トイトレ でパンツをあげたりおろしたりできる。
  • ビンのふたを閉めたり空けたりできる。
  • 片手でコップを持って飲む。
  • アメを包装紙から出す。
  • 鉛筆やクレヨンでぐるぐると曲線を描く。

 

3歳の微細運動

3歳になると、上手に筋肉を動かすことができるようになります。 手先の細かい運動も発達して、大人のように鉛筆やクレヨンを持って直線や〇を描くのが上手になります。はさみを使えるようにもなります。(はさみは一人では危ないので大人と一緒に練習しましょう。)箸や鉛筆が正しく持てるようになるためには、指先でつまむ動作が大切です。ビー玉や小さな積み木をつまんで器に入れる遊びや大き目のビーズにひもを通すといった指先を使った遊びも楽しみましょう。

3歳になると周りの環境や物を意識し始めるようになります。遊びの時におもちゃを適切な場所において、ふさわしいやり方で扱うようになるでしょう。また、大人と同じように物を使えるようになります。例えば、はさみを使って形を切り取ることができます。はさみは一人では危ないので、ママやパパと一緒に安全ばさみで練習しましょう。また、何かを作ることに興味を示すようになります。ビー玉や積み木をつまんで箱に入れる遊び、ビーズにひもを通すといった指先を使った遊びも楽しんでやってくれるようになります。

3歳の微細運動を以下のようにサポートしましょう。

  • 積み木を積み上げて遊びましょう。

  • 簡単なパズル遊びを一緒にやってみましょう。

  • 色とりどりのペグ(小さな杭)を白いボードにさすペグボード遊びをやってみましょう。

  • ビーズでネックレスを作りましょう。

  • 塗り絵を塗ったり、チョークで道にお絵描きをしてみましょう。

  • 砂場でお城を作りましょう。

  • ボタンやファスナーのついた服を着せたりできるような、人形遊びをやってみましょう。

子どもに簡単な用事をお願いしてみましょう。喜んでママやパパのお手伝いをしてくれるはずです。

  • こねたり、混ぜたり簡単な調理をしてもらいましょう。

  • 食後の空になったお皿を運んでもらいましょう。

  • ゴミ拾いをしたり、ゴミ箱にゴミを入れてもらいましょう。

  • 簡単な拭き掃除やこぼしたものを拭き取ってもらいましょう。

まとめ

3歳ぐらいの子どもは以下の微細運動ができるようになっています。

  • クレヨンや鉛筆を大人のように持ち、〇や十字架を書くことができる。
  • 大人のようにお箸を使うことができる。
  • こぼすこともありますが、1人で食べられるようになる。
  • 9個ぐらいの積み木を積むことができる。
  • コップに飲み物を注ぐことができる。
  • ボタンの留め外しができる。
  • ハサミで何かの形に切ったり、粘土で色々な形を作ったりできる。

 

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4歳の微細運動

4歳になると、手や指先を上手に動かせるようになっています。 4歳の微細運動をサポートしましょう。 4歳になると、図画工作やゲーム、その他手先の器用さを必要とする活動に興味が広がっていきます。

  • 人を描く時に顔だけではなく、手や足も描くようになります。

  • 字を書くことに興味を持ちます。

  • △、□、〇などを描くようになります。

  • 絵筆や指を使って絵を描きます。

  • 粘土で形を作ります。

  • 安全ばさみを使い、形を切り取ることができます。

  • 積み木で遊んだり、タワーやお城を作ったりします。

  • カードやボードゲームで遊びます。

まとめ

4歳ぐらいの子どもは以下の微細運動ができるようになっています。

  • クレヨンや鉛筆を大人のように持ち、〇や+を書くことができる。
  • 大人のようにお箸を使うことができる。
  • こぼすこともありますが、1人で食べられるようになる。
  • 9個ぐらいの積み木を積むことができる。
  • コップに飲み物を注ぐことができる。
  • ボタンの留め外しができる。
  • ハサミで折り紙を何かの形に切ったり、粘土で色々な形を作ったりできる。

よくある質問

微細運動とは、手や指先、腕や足を使うような細かい運動のことを言います。遊びや活動を通じてこれらの筋肉を発達させていきます。微細運動は、ボタンの留め外しや物を書くのに必要な運動です。

微細運動には以下のものがあります。

字を書いたり絵を描いたりする

ふたを開ける

物をつまんだり、引っ張たりする

ハサミを使う


体全体を大きく動かす粗大運動には以下のものがあります。

歩く

ジャンプする

走る

飛び降りる

微細運動は、書く、物を掴む、ドアを開ける、靴ひもを結ぶ、服を脱いだり着たりなどに不可欠なスキルです。複雑な動きができるよう、小さいうちから微細運動能力の発達をサポートしてあげましょう。

微細運動は、メールを書いたり、服を着たり、お箸を使うなどの日常の動作に必要なスキルですね。赤ちゃんや子どもとの遊びは楽しいだけではなく、日々の生活に必要なスキルの発達にも役に立つのですね。 これから赤ちゃんはどのような成長をしていくのでしょう? パンパースすくすくギフトポイントプログラム に登録して、月齢別の赤ちゃんの成長や発達に関するニュースレターを受け取りましょう。毎日使うパンパースのパッケージの内側に貼ってあるポイントコードシールを確認。 シールのQRコードをパンパースアプリで読み取ってポイントゲット!

本記事の内容について
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