赤ちゃんの睡眠リズムについて

赤ちゃんの健康な成長と発達に睡眠はとても大切なもの。赤ちゃんの睡眠メカニズムを学び、生まれてから幼児になるまでの各段階で、赤ちゃんが十分に睡眠を取れているかを学びましょう。 赤ちゃんの睡眠とママやパパの健康と幸福度は切り離せないものです。赤ちゃんが眠っている間、ママやパパは二人だけの時間を過ごしたり、趣味の時間を見つけたり、疲れた体を休ませることができますね。また、赤ちゃんの睡眠メカニズムを知ることで、予定を立てたり、赤ちゃんのお昼寝の時間を予測することができます。さらに、赤ちゃんが疲れている、お腹が空いている、おむつが濡れているなど、赤ちゃんが泣いている理由を簡単に理解することもできますよ。

月齢別の理想的な睡眠時間は?

赤ちゃんの睡眠時間は、成長や日々の経過とともに変化していきます。生後間もない赤ちゃんの理想的な睡眠時間、夜の睡眠時間やお昼寝の回数、時間は赤ちゃんの成長に従ってどのように変化していくのでしょう?赤ちゃんの月齢別の特徴を下の表にまとめてみました。

月齢別の理想的な睡眠時間

月齢理想的な平均
睡眠時間
夜の睡眠時間お昼寝の時間
新生児生後4~6週間は16~20時間。その後は14~17時間。夜と昼の睡眠時間は半分ずつです。母乳を飲む赤ちゃん はまとめて2~3時間眠ります。
ミルクを飲む赤ちゃんは 3~4時間眠ります。
生後3~6ヵ月14時間授乳のために目覚めますが、8~9時間眠ります。1回のお昼寝は2時間程度。1日に3回ほどお昼寝します。
生後6~12ヵ月14時間授乳のために起きることなく、8~9時間まとまって眠ります。1回のお昼寝は30分~2時間程度。2~3回お昼寝します。
1歳以上の幼児 12~14時間10 時間 1~2回、2~3時間程度お昼寝します。

 

赤ちゃんの睡眠時間には個人差があり、絶対にこれと決まった時間はありません。赤ちゃんの睡眠について心配なことがあれば、お医者さんに相談するようにしましょう。

赤ちゃんの睡眠サイクルとは?

睡眠サイクルと言う言葉は、一日24時間の中で、赤ちゃんが起きている時間や眠っている時間を広い意味で語る時に使われています。赤ちゃんの睡眠サイクルは、大人の睡眠サイクルと比較すると、レム睡眠 (急速眼球運動) が2倍ほど多くなっていて、睡眠時間の50%を占めています。レム睡眠は浅い眠りで、赤ちゃんは少しの刺激やちょっとした物音でも目を覚ましてしまいます。ノンレム睡眠は深い眠りです。赤ちゃんの成長とともにレム睡眠の割合が減ってきます。 赤ちゃん、特に生まれたばかりの赤ちゃんには、朝に起きて夜に寝ると言うような大人の睡眠リズムができあがってはいません。赤ちゃんによって個人差がありますが、およそ2~3時間ぐらいの睡眠サイクルが一般的です。 生まれたばかりの赤ちゃんは睡眠サイクルができてないために、昼と夜の区別がなく、授乳の時以外はほとんど眠っています。また、赤ちゃんの胃は小さいので、一度にたくさんのおっぱいを飲むことができませんね。このために何度も起きて、おっぱいを飲まなければなりません。生後2~3ヵ月頃にもなると昼と夜の区別がついてきて、徐々に赤ちゃんの睡眠リズムが作られていきます。 赤ちゃんの5つの睡眠サイクル: ① ウトウトとして、眠りに落ちる段階

② レム睡眠、浅い眠りの段階

③ 浅い眠りの段階が継続。赤ちゃんの動きが減っていきます。

⑤ ノンレム睡眠で深くぐっすりと眠っています。赤ちゃんが動くことはほとんどありません。起こすのが難しい段階です。 赤ちゃんが出す「眠いサイン」を知っておきましょう。 寝かしつけるタイミング が判ります。赤ちゃんを楽に寝かしつけることができるだけでなく、赤ちゃんの健やかな眠りにも繋がりますね。

  • 目をこする

  • あくびをする

  • 泣いたり、ぐずったりする

新生児の睡眠サイクル

待ちに待った赤ちゃんが生まれました。でも、慣れない育児でママもパパも疲れているでしょう。これは子育てをするママとパパにとって自然なこと。家族に新しいメンバーが加わり、毎日の生活が変わってしまいましたね。一方、生まれたばかりの新生児 は多くの時間を眠って過ごします。新生児の睡眠サイクルは短く1~2時間に40分ほど眠ります。赤ちゃんが起きると、ママも起きることになりますね。 こんなことを聞くと、また夜に眠れなくなるのでは、と心配になるママやパパもいるでしょう。赤ちゃん中心の生活になり、授乳スケジュールや赤ちゃんの睡眠サイクルをいつからどうやって作っていけばいいのかと心配になるかもしれません。でも、授乳スケジュールや睡眠サイクルができると、子育ては格段に楽になります。また、赤ちゃんにとってもスケジュールを作ることで、いいことがたくさんあるのですよ。例えば、毎日、理想的な睡眠時間 を確保できるようになります。赤ちゃんがしっかりと寝てくれれば、ママやパパも十分に体を休ませることができますね。 パンパースがママやパパに伝えたいメッセージは、赤ちゃんの睡眠サイクルについては、心配しないでと言うこと。赤ちゃんの睡眠サイクルはこれから作られていきます。ママやパパも自分たちの予定やスケジュールを作っていくことができますよ。

赤ちゃんの睡眠サイクルを作っていきましょう!

赤ちゃんの睡眠サイクルを作るには、赤ちゃんの体内時計を考慮する必要があります。でも、今はまだはっきりといつ、どのように赤ちゃんの体内時計を作っていけばいいのか分からない時期ですね。こんな時には、まずは赤ちゃんの睡眠パターンを書きだしてみましょう。 睡眠パターンを書き出すことで、赤ちゃんが毎日、十分な睡眠をとっているか、赤ちゃんの生活リズムを調整すべきでは、などが判ってきます。 赤ちゃんの発達 をさらに知ることで、お腹が空いているのか、おむつを交換してほしいのか、お昼寝をしたいのか、が判るようになってきますよ。赤ちゃんの睡眠サイクルを書き出してみましょう。赤ちゃんの生活リズムをこう調整したほうがいいんじゃないかとか、赤ちゃんが毎日、十分な睡眠をとっているかなどが判ってきます。 一方、赤ちゃんの夜の睡眠も大切ですが、赤ちゃんの昼の生活パターンやお昼寝も、理想的な赤ちゃんの睡眠サイクルや生活リズムを作っていくために重要な要素です。

新生児の赤ちゃんの睡眠サイクルは?

生れて数週間、赤ちゃんはほとんどの時間を眠って過ごします。1~3時間おきに目を覚まします。 生後6~ 8週間 になると、生活リズムが整ってきて、お昼寝の時間になったら眠いサインを出すようになります。赤ちゃんの睡眠サイクルに変化が出てきて、夜は3~5時間おきに目を覚ますようになります。 疲れると、泣いてお昼寝をしたいと言う合図を出すようになります。このようなサインに気がついたら、すぐに眠れるようにしてあげましょう。 一旦、睡眠サイクルが作られたら、年齢を追うごとに自分から自然と眠ってくれるようになります。 赤ちゃんを寝かせたり、もう少し起きていてほしい時には、こちらも参考にしてみましょう。快適で安全な睡眠 は赤ちゃんには大切ですね。厚着をさせず、ベッドには何も置かないようにしましょう。 赤ちゃんをおくるみで巻いて寝かせていますか?巻いているおくるみがゆるかったり、逆にきつすぎたりすると、赤ちゃんが頻繁に起きてしまいます。 赤ちゃんが眠る部屋の温度 も大切な要素の1つ。暖房を使う冬は室温を20度前後に調整しましょう。生まれたばかりの赤ちゃんであれば、23~25℃でもいいでしょう。冷房を使う夏は28℃を目安としましょう。室内外の温度差がありすぎると赤ちゃんは体温調節がうまくいかず、体調を壊してしまうので、室内外の気温差は5度以内にしましょう。 赤ちゃんをベッドに入れる前に、おむつチェックを忘れずに! おむつが濡れていると、赤ちゃんの快適な睡眠の妨げになってしまいますね。朝までぐっすりお肌さらさらのパンパース® さらさらケア を試してみてください。朝までぐっすり、お肌もさらさらです。 赤ちゃんが夜、お腹が空いて起きてしまわないように、眠る前にはたっぷりと授乳をしてあげましょう。誰だって、お腹を空かせて眠るのは嫌ですものね!

生後3~6か月の赤ちゃんの睡眠サイクル

赤ちゃんが成長するにつれて、赤ちゃんが疲れている時やお昼寝したい時が簡単に判るようになってきます。お昼寝の回数が減り、夜にはまとめて眠ってくれるようになる時期です。 赤ちゃんが疲れている時は、好きなだけお昼寝をさせてあげるようにしましょう。また、眠るのに安全で快適な環境づくりに気をつけてあげてくださいね。生後4ヵ月頃 には、赤ちゃんは1人で寝つける ようになっていきます。また、赤ちゃんが夜中に泣いても、すぐに赤ちゃんの所へ行かないのも1つの方法です。こうしていると、次第に赤ちゃんは夜中に泣いても、ママやパパがすぐに来てくれないことを学んでいきます。その結果、赤ちゃんは指をしゃぶったり、布団をこすったり、頭を揺らしたりして、自分で再び眠る練習をしているのです。赤ちゃんは練習をしながら、成長をしているのですね!

よくある質問

赤ちゃんによって違うのですが、生後3~4か月の間に睡眠サイクルが整ってくることが多いです。この時期になると、お昼寝の回数が少なくなり、夜にまとまって眠ってくれるようになります。

生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で大変ですね。夜にゆっくりと眠ることなんてしばらくは無理、と感じているのではないでしょうか。でも、そんなことはありません。赤ちゃんの睡眠サイクルを理解し、家族の睡眠サイクルや生活リズムを作っていきましょう 。

本記事の内容について
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