生後8か月の赤ちゃん

赤ちゃんはさらに活発になってきましたね。ハイハイができるようになった頃でしょうか?赤ちゃんの発達はこれで終わりではありません。生後9か月の時期にはもっともっとワクワクすることがあります。離乳食をさらに食べるようになるだけではなく、指を上手に動かすことができるようにもなります。生後9か月の赤ちゃんの発達の目安、食べる習慣と睡眠の習慣についてさらに詳しく知っていきましょう。

D 1 87 icon

生後9か月の赤ちゃんの成長

この時期になるとママやパパは赤ちゃんがどれだけ遊びを楽しんでいるか を知ることができるでしょう。赤ちゃんにとってママやパパとの遊びは格別です!ママやパパは生後9か月の赤ちゃんの成長と変化に驚いているはず。生後9か月の赤ちゃんによく見られる成長の節目をいくつか見ていきましょう。

生後9か月の赤ちゃんの成長と体の発達: 赤ちゃんのお腹がぽこんとでてきた?

赤ちゃんの発達には個人差があります(今後数か月の間もそうです)。生後9か月健診(8-9カ月健診)でお医者さんが赤ちゃんの体重や身長、頭囲などをチェックして、赤ちゃんが順調に成長しているかを確認してくれるでしょう。(8-9カ月健診は法定健診ではないので、自治体からの健診通知は届かないことが多いです。お近くの保健センターなどで日程を確認して受診してください。)

赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら、赤ちゃんのお腹とお尻がぽこんと少し突き出てきたことに気がつくかもしれません。少し変な姿勢ですが、赤ちゃんの成長段階で見られる自然なことです。2歳ぐらいになりバランスが上手にとれるようになったら、自然に治っていきます。

赤ちゃんの知覚・感覚:好きな香りを嗅がせてあげましょう

生後9か月の赤ちゃんは全ての知覚と感覚を使って周りの世界を知っていきます。赤ちゃんの嗅覚の発達を促すには、色々な香りを嗅がせてあげるのが一番。例えば、外に出かけて摘み取ったお花や草の匂いを嗅がせてみましょう。冷蔵庫の食材の匂いも嗅がせてあげるのもよいですね。もちろん、安全なものだけを嗅がせるように気をつけてくださいね!

赤ちゃんの動き: 赤ちゃんに新しい経験を!

生後9か月の赤ちゃんは、お座りの姿勢から腹ばいになり、その姿勢からまたお座りの姿勢に戻ることができるようになっていきます。これらの動きで赤ちゃんは筋肉を鍛えて、歩く準備をしています。歩けるのはもうすぐ。この時期の赤ちゃんはハイハイや腹ばいの状態で移動する「ずりばい」ができるようになっているでしょう。ハイハイをしないで立ち上がる赤ちゃんもいれば、もう少し後でハイハイを始める赤ちゃんもいます。成長の過程には個人差があることをママやパパは覚えておいてくださいね。

また、赤ちゃんの手と指の動きが発達してきます。例えば、赤ちゃんは離れたところにある何かを掴み、自分のほうに持ってくることができるようになります。指先が器用になり、物をつまんで持つ練習をしているのです。まだ上手にはできないでしょうが、何かで遊んだり離乳食を手で掴んで口に入れたりしながら、指と手を器用に動かす練習をしているのです。また、赤ちゃんは何かを掴んだり、振ったり、叩いたり投げたりして、物が床に落ちる時の音を楽しむようになります。赤ちゃんが安心して指と手の練習ができるよう、ママやパパは安全で割れたりしないおもちゃを用意してあげましょう。

赤ちゃんの知覚・感覚: 人生は単純で面白い

赤ちゃんの集中力は非常に短いので2~3分で遊んでいるおもちゃに飽きてしまい、別のおもちゃを欲しがるようになるでしょう。でも、生後9か月の赤ちゃんに新しいおもちゃを買い与える必要はありません。ヨーグルトの空き容器や、プラスティックのお皿など、お家にあるものを渡してあげれば喜ぶでしょう。赤ちゃんはこれまで遊んでいたものと少しだけ違うような何かを渡すと、喜んで遊んでくれますよ。実際、全く新しいものや知らないものを渡してしまうと、それを怖がってしまうこともあります。

赤ちゃんは鏡も大好き!これまで鏡に映っている「赤ちゃん」が「自分」とはわからず、別の赤ちゃんが映っているか、もしくは何かのトリックだと思っていたはずです。この時期の赤ちゃんは鏡に映るのは自分だと理解し、自分の姿に反応することができます。例えば、鏡を見ながら自分の髪の毛を1本つかんだり、自分のほっぺについた何かを手でこすり落とすこともできるようになります。赤ちゃんの前で鏡を見せてこの “自己認識” 能力を高めてあげましょう。鏡の前で赤ちゃんの体の部位を指して、各部位の名前を教えてあげたり、色んな顔の表情を見せて、ママやパパが今どんな顔をしているか教えてあげても楽しいですね。

この時期の赤ちゃんはとても敏感なことを知っていますか? 生後9か月の赤ちゃんは、ママやパパの顔の表情でママやパパの感情が読めると言われています。赤ちゃんが驚いて困ったりしないように負の感情はできるだけ顔に出さないようにして、 赤ちゃんには優しく笑顔で接してあげましょう。赤ちゃんは愛されていると感じることでとても安心するでしょう。

D_2_87 icon

赤ちゃんの成長をサポートしましょう

生後9か月の赤ちゃんの成長や発達に役立つヒントや方法をまとめてみました。

  • 赤ちゃんと一緒に床で遊びましょう。赤ちゃんがすでにハイハイをするのなら、枕、箱やクッションなどの障害物を床に置いて、ハイハイ障害物競走も楽しそうですね。

  • 助け舟を出す前にちょっと待ってみましょう。赤ちゃんを助けてあげるのはどんな時?自分でやらせて学ばせるのはどんな時?この違いを知るのは難しいですね。例えば、赤ちゃんがおもちゃで遊んでいて枕の下に転がってしまったら。こんな時、ママやパパは助けてあげますか?または、赤ちゃんが自分でおもちゃを取るまで待ちますか?赤ちゃんがイライラしているようなら、助けてあげるのも一つの手ですが、赤ちゃんが自分で取ろうとしていたら、ママやパパは助け舟を出さずに自分で取らせてあげましょう。

  • 自分の手を使って力の強さや方向などを調整できるような、安全なおもちゃを与えてみましょう。例えば、積み木、お風呂に浮くアヒルのおもちゃ、前にも後ろにも動かせる木製の列車などはお勧めです。

  • 別の赤ちゃんやその赤ちゃんのご両親に会うような機会を作ってみましょう。知らない人たちに会うと初めのうちはちょっと驚くかもしれませんが、新しい人や環境に慣れるような時間を与えてあげるのはよい刺激になります。

D_3_87 icon

生後9か月の赤ちゃんの授乳の目安

生後9か月の赤ちゃんに必要な1日の栄養の半分は離乳食から、もう半分は母乳や粉ミルクからが目安です。

自分の手を使って離乳食を食べる赤ちゃんも出てきます。蒸した野菜や柔らかいバナナがお勧めです。小さな離乳食用スプーンにヨーグルトを少し乗せて、赤ちゃんに渡してみるのはどうでしょう。赤ちゃんはもう自分でスプーンを口に持って行くかもしれません。赤ちゃんが自分で離乳食を食べる時、ごはんがテーブルや床に落ちることもあるでしょう。最初から上手に食べることはできないので、必ずママやパパが側についていてくださいね。また、離乳食をあげる時は柔らかい離乳食を少量ずつあげるようにしてください。この時期の赤ちゃんは離乳食を噛まずに呑み込んでしまうので、一度に大量の離乳食を口に入れると、のどを詰まらせてしまう可能性もあります。気をつけてあげましょう。

D_4_87 icon

生後9か月の赤ちゃんの睡眠時間は?

生後9か月の赤ちゃんは午前と午後1回ずつのお昼寝をあわせて、平均して1日10~12時間ほど眠ります。この時期の赤ちゃんにはもう夜の授乳は必要ないと思いますが、ママやパパを探して夜中に起きてしまうことがあります。自分の指をしゃぶったり、毛布のような抱き心地の良いものに抱きついたりすることもあるでしょう。赤ちゃんが泣きだしたら、まずは赤ちゃんの側に行って安心させてあげましょう。赤ちゃんがどうしてぐずっているのか、調子が悪くないかも必ずチェックしましょう。もし何の問題もいのであれば、電気を点けたりするのはやめましょう。大切なのは、必要な時にママやパパはいつも赤ちゃんの側にいることを穏やかに教えてあげること。すると赤ちゃんは心配することなく、安心して眠りにつくことができるでしょう。

D_5_87 icon

生後9ヵ月の赤ちゃんの1日

赤ちゃんの1日: 太陽の下で楽しく安全に遊びましょう!

暖かくなってきたら赤ちゃんと一緒に外に出てみましょう。でも、日焼けは赤ちゃんの肌には大敵。太陽の光を長時間浴び続けることは、赤ちゃんの肌にダメージを与える可能性があります。寒い時期にも紫外線が強い日があります。季節を問わず、お勧めの赤ちゃんの日焼け対策をまとめました。

  • 最も日が強い時間帯、午前10時~午後4時の間は直射日光を避けましょう。

  • 軽いコットン素材の服を着せて、赤ちゃんの肌を守りましょう。長袖や長ズボンを着せてあげるのがおすすめです。

  • 外で遊ぶときはつばの広い帽子をかぶせてください。散歩をする時には赤ちゃんに日が当たらないようにベビーカーの日よけを使いましょう。

  • 外出前にSPF 30程度の日焼け止めクリームを塗ってあげましょう。赤ちゃんのお肌にも使える日焼け止めが最近たくさん販売されています。2時間ごとにクリームを塗りなおすのが理想です。

  • 赤ちゃんがうっかり日焼けしてしまったら?冷たいタオルを日焼けしてしまった部分にあててあげましょう。その後はベビーローションやベビークリームで保湿ケアをしてあげましょう。水ぶくれの症状が出てきた場合には治療が必要となることもありますので、小児科の先生に診てもらいましょう。うっかり日焼けをしてしまった時の対処法 を参考にしてくださいね。

赤ちゃんの日焼け対策や肌のケア対策のほかに、百日咳や中耳炎などのこの時期の赤ちゃんがよくかかる病気をまとめてみました。

  • 百日咳:百日咳は細菌が原因の上気道感染症の病気です。 短い咳が断続的に起こり、その後に息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出てきます。赤ちゃん、小さい子供や大人でもかかってしまうことがあります。赤ちゃんが咳をしてぐったりしている場合、大至急にお医者さんに診てもらうようにしましょう。咳こんで息ができずに苦しそうにしていたり、唇や指先が青みがかっていたり、咳こみの後によだれを垂らしたり嘔吐の症状があるときも、出来る限り早くお医者さんを受診し、お医者さんの指示に従ってしっかりと治療しましょう。

  • 中耳炎:0~2歳の間に約7割の赤ちゃんが中耳炎にかかると言われています。9か月の赤ちゃんはママやパパに耳が痛いと上手に伝えることはできませんが、何らかのサインを見せるはずです。母乳やミルクを吸ったり呑み込む時に耳が痛んで泣く、眠れなかったり熱が出てくる、聞こえづらそうにしているなどの症状が現れたら要注意です。中耳炎は寒い時期にかかりやすい病気です。中耳炎になったかな、と心配な時はお医者さんに相談しましょう。症状によりお医者さんが抗生物質などを処方して治療を行ってくれるでしょう。抗生物質を処方された場合は、症状が良くなったからと言って途中で飲むのをやめずに最後まで飲み切りましょう。

よくある質問

生後9か月の赤ちゃんには何を食べさせればいいの?

生後9か月の赤ちゃんに必要な栄養の半分は離乳食から、もう半分はママやパパの母乳や粉ミルクからが理想です。この時期の赤ちゃんにお勧めの離乳食は以下の通りです。

  • ピューレ状にした果物や野菜

  • 蒸した小さな野菜

  • 柔らかくすりつぶしたバナナ

  • 柔らかく煮たパスタ

  • 小さなパン

  • 小さな鶏肉

  • スクランブルエッグ

  • ヨーグルト

  • 離乳食用のおやきなど

生後9か月の赤ちゃんが手で食べれるものは?

生後9か月になると自分の手で掴んで食べる赤ちゃんも出てきます。手づかみ食べはスプーンや箸を使って上手に食べられるようになるための練習ですね。蒸した野菜、柔らかい果物、離乳食用のおやき、パスタ、鶏肉、スクランブルエッグなどが手づかみ食べにはお勧めです。この時期の赤ちゃんは食べ物を噛まずにそのまま飲み込んでしまおうとするでしょう。食べ物をのどに詰まらせることのないように柔らかく小さく切った離乳食を与えるようにしましょう。

生後9か月で赤ちゃんは歩き始めるの?

通常、1歳になるぐらいの時期に赤ちゃんは歩き始めます。赤ちゃんの成長や発達には個人差があるので、1歳よりも早い子もいれば遅い子もいます。

生後9か月の赤ちゃんのお昼寝の回数は?

通常、この時期の赤ちゃんは午前に1回、午後に1回お昼寝をするでしょう。

親としての生活:赤ちゃんと一緒に旅行を計画

家族で旅行に行きたいと考えていますか?でも、赤ちゃんと一緒の旅行は少し不安?大丈夫です。赤ちゃん連れの旅行を成功させるアドバイスをまとめてみました。

  • ゆっくり過ごせる、安全な目的地を選びましょう。過去にママやパパが行った場所や行って良かった場所もおすすめです。

  • スケジュールを詰め込まないようにしましょう。どちらかと言うとのんびりとゆっくりできるプランがおすすめです。

  • 赤ちゃんが寝る時のことも頭に入れておきましょう。赤ちゃん用の簡易布団などを持っていく場合は、一度お家で寝かせて慣れさせておきましょう。

  • お昼寝や離乳食の時間、赤ちゃんが安心できるようにお気に入りのおもちゃを持って行くなど、旅行先でもできるだけ家にいるのと変わらない、赤ちゃんに無理のない1日のリズムや環境を作ってあげましょう。

  • ウェットティッシュをたくさん持って行きましょう。ショッピングセンターなどの公共の場所で赤ちゃんのおむつを交換するベッドをきれいに拭き取ることもできますね。

  • ふんわり厚手シートで赤ちゃんの肌にやさしいおしりふき もたくさん持っていきましょう。

  • 赤ちゃん連れの旅行のアドバイス を参考にしてくださいね。赤ちゃんと一緒の旅行へは何を持って行きましょうか?服、水や食べ物、そしてパンパースのおむつをお忘れなく!

  • 飛行機に乗る場合は、赤ちゃんとの空の旅 を参考にして、楽しい空の旅を楽しみましょう。

  • ママやパパはリラックスして気楽に構えていましょう。 そんなママやパパを見て、赤ちゃんもリラックスして旅行を楽しんでくれるはずです。

生後9か月のチェックリスト

  • まだ8-9か月健診を受けていなければ、受けることをおすすめします。(前半にも書きましたが、8-9カ月健診は法定健診ではないので、自治体からの健診通知は届かないことが多いです。お近くの保健センターなどで日程を確認して受診してください。) 健診で小児科の先生は、赤ちゃんの食事の量や睡眠時間が十分であるか、成長や発達の目安などを確認します。また、お医者さんは親としてのママやパパの生活態度をチェックし、赤ちゃんの成長や発達をサポートするためのアドバイスをくれるでしょう。わからないことや、不安なことがあれば、この機会を利用して先生にどんどん質問しましょう。

  • お家での安全対策:生後9か月かもう少ししたら赤ちゃんはつかまり立ちを始めるでしょう。赤ちゃんの腕の筋肉は足の筋肉より強く、お家の家具などにつかまって立ち上がることもあります。つかまった際に家具が動いたり、倒れたりすることのないように、早めの対策を取りましょう。

  • ベビーベッドでつかまり立ちした赤ちゃんが柵から落ちてしまわないように、マットレスはできるだけ下の段に取り付けましょう。これは赤ちゃんが立ち上がるまでにやっておきましょう。

  • パンパースのすくすくポイントをためていないママやパパはいらっしゃいますか?パンパースすくすくギフトポイントプログラムのアプリ でポイントをためて素敵なギフトと交しましょう。1パック買っただけで交換できるギフトもありますよ★

  • 生後10か月の赤ちゃん にはどんなワクワクすることが起こるのでしょう?成長や発達の目安を知り万全の対策を取っておきましょう。

  • 子育てに関する情報やパンパースの情報をメールマガジンでお届けしています。ぜひ登録してくださいね。

Flexible banner