生後10か月の赤ちゃん

赤ちゃんがつかまり立ちして歩き出そうとしたり、最初の言葉を話そうとしたり。赤ちゃんが新しいことに挑戦しているのを見ることほど素晴らしいことはありません。そんな赤ちゃんを見つめるママやパパは間違いなく誇らしい気分でいることでしょう。そんなママやパパにも生後10か月の赤ちゃんは何を食べるの、必要な睡眠時間は、成長や発達の特徴は、などの疑問があるはず。生後10か月の赤ちゃんについての詳しく知っていきましょう。

D 1 87 icon

生後10か月の赤ちゃんの成長の節目

生後10か月の赤ちゃんは好奇心旺盛によく動き回り、何でも自分でやりたがるようになります。 矛盾しているように聞こえるでしょうが、その一方で赤ちゃんはママやパパからは離れたがらず、姿が見えなくなれば泣き出してしまうことがあります。生後10か月の赤ちゃんが経験することや成長の節目を見ていきましょう。

生後10か月の赤ちゃんの成長と体の発達: 着実に発達を遂げる

生後10か月の赤ちゃんは成長を続け、生後1歳時には出生時の体重の約3倍になる赤ちゃんもいます。この時期はお気に入りのお洋服を買っても、すぐサイズアウトしてしまうかもしれないので気をつけて!でも、赤ちゃんの成長のスピードには個人差があり、これと言った決まりはないので安心してください。

赤ちゃんの動き: 上へ、上へ、そして遠くへ!

起きている間、赤ちゃんはずっと動き回っているでしょう。うつ伏せの姿勢の時には背中を反らせて周りを見回し、仰向けの時には足の指を掴んでいます。寝返りを打つこともあれば、手やひざを動かしていることもあるでしょう。これらの動作は筋肉を強くし体の連動性を高め、体の各部位でどんなことができるのかを学んでいます。

赤ちゃんの成長には個人差がありますが、この時期につかまり立ちを始める赤ちゃんもいます。みんなが歩いているのを見て、赤ちゃんも歩きたいと思うのでしょう。一度つかまり立ちをしたら、二度と座れないかもしれないと赤ちゃんは心配してしまうかもしれません。赤ちゃんが困っているようなら、ママやパパは膝を曲げて座るところを見せてあげましょう。赤ちゃんもママやパパの真似をして座るようになるでしょう。

赤ちゃんが自信を持って立てるようになったら、今度は手でソファや椅子などの家具や何かにつかまって歩く「つたい歩き」が始まります。最初のうちはバランスを崩して床に尻もちをつくこともあるでしょう。でも、ママやパパは焦らないで。尻もちをつきながら、赤ちゃんはゆっくりと練習をしているのです。

赤ちゃんが歩くために筋肉を強くする動きをしたり、うつぶせ運動をしたりしはじめてから何か月かが過ぎました。ママやパパは赤ちゃんの成長に驚いていることでしょう。つたい歩きが始まれば、赤ちゃんが自信を持って歩き始めるのはもうすぐです!ドキドキしますね!

赤ちゃんの知覚・感覚: 聞こえているのかな?

話し始めるずっと前から、赤ちゃんはママやパパの言っていることを理解しています。 赤ちゃんがどれだけ理解しているかを知ると、きっと驚きますよ!例えば、ママやパパが赤ちゃんの好きなおもちゃの名前を言ったとします。赤ちゃんはそのおもちゃのあるほうを見て、何のことを言っているか分かっているよ、とママやパパに示そうとするでしょう。赤ちゃんが自分だけの言葉を考えだしたら、それを赤ちゃんの言葉だと受け止めてあげましょう。例えば、好きな犬のぬいぐるみを “ワンワン” と呼んだら、そのぬいぐるみを渡しながら “イヌだよ” と優しく教えてあげましょう。このようなコミュニケーションを繰り返していると、赤ちゃんは次第に赤ちゃん言葉を大人の言葉に変えていくでしょう。“マンマ” “ママ“や “パパ”などの簡単な言葉を話し始めるのはもうすぐです!

ママやパパが何かをやっていると、その真似を赤ちゃんが始めるようになります。携帯電話のおもちゃがあれば、ママやパパがやっているように携帯電話を自分の耳にあてるでしょう。好奇心が旺盛な赤ちゃんにママやパパが普段使っているものを見せて、それらをどんな風に使っているのかを教えてあげましょう。ヘアブラシを渡すと自分の髪をといたり、歯ブラシを渡すと自分の歯を磨いたりと、大人の真似をするでしょう。食事の時にはコップやスプーンなどで遊ばせてあげましょう。

D_2_87 icon

赤ちゃんの成長をサポートしましょう

赤ちゃんの成長をサポートするためにママやパパにできることはたくさんあります。幾つかのポイントをまとめてみました。

  • 低い場所にある引き出しや食器棚に作りのしっかりした安全なものを入れて、どこにあるかを見つける遊びをしてみましょう。新しいものを発見するたびに赤ちゃんはとても喜び、自信を身につけていくでしょう。

  • つかまり立ちができるようになれば、次は階段に興味を示すでしょう。安全対策にベビーゲートを取り付けましょう。ママやパパが赤ちゃんの側についてあげ、階段の一番低い所で階段を上る練習をさせてあげましょう。

  • “バイバイ” “ごっくん” や “あんよ” などの行動を意味する単語を教えてあげましょう。“バイバイ” の時は手を振り、“ごっくん”では噛む様子を見せたり、 “あんよ”では歩いたりとママやパパが言葉と一緒にその行動も見せてあげましょう。

  • 歩行器を赤ちゃんに使わせないようにと言う専門家もいます。これらの歩行器は適切な時期に正しい使い方をしなければ、赤ちゃんにとって危険です。また、赤ちゃんの歩こうとするモチベーションを下げてしまうかもしれません。おもちゃ付きのものとかシンプルな物とか、バーのついた手押し車のようなものなど、多くの種類があります。使い方によっては発達に影響してしまう可能性もあります。転倒防止機能などが付いた安全なものを選び、ママやパパが注意しながら適切な使用を心がけましょう。

  • 生後10か月の赤ちゃんが遊ぶおもちゃは高価なものである必要はありません。空箱や卵パック、トイレットペーパーの芯なんかも曲げたり、ビリビリに破いたり、しわくちゃにしたりと十分なおもちゃになるでしょう。生後10か月の赤ちゃんはどんなおもちゃを喜ぶのかしら、と迷ったら、大きな人形や指人形、電話のおもちゃやパズルボックスなどのおもちゃはいかがでしょう?これらのおもちゃは細かい動きの発達 だけではなく、手と目の連動性も高めてくれるのです。

D_3_87 icon

生後10か月の赤ちゃんの授乳の目安

生後10か月の赤ちゃんに必要な1日のカロリーは750 ~900カロリーが目安です。栄養の半分は離乳食から、もう半分は母乳や粉ミルクからが理想的でしょう。ママやパパがスプーンで赤ちゃんの口に入れたり、赤ちゃんにスプーンで食べる練習をさせたりする他に、手づかみ食べをさせてもいいでしょう。こうして赤ちゃんは練習を重ね、ついには自分で食べることができるようになっていきます。手づかみ食べは離乳食用おやき、小さな豆腐、チーズ、豆、ドライフルーツや柔らかく煮たパスタで試してみましょう。最初のうちは食べるのが遅かったり、床や服を汚してしまったりするのでイラっとするママやパパもいるでしょう。でも、生後10か月の赤ちゃんは自分でご飯を食べるのを練習している時期なので、おおらかな気持ちで見守ってあげましょう。練習をさせてあげればあげるほど、赤ちゃんはより上手になり、自信もついてきます!

生後10か月になったら、赤ちゃんには蓋つきマグやベビーマグを試してみましょう。まずは蓋や取っ手のついたスパウトやストロー付きのもので始めましょう。最初はおもちゃだと思うかもしれませんが、それでも大丈夫。水を少し中に入れて、赤ちゃんに飲み方を見せてあげてください。すぐにママやパパの真似をして飲み始めるでしょう。慣れてきたら、水の代わりに母乳や粉ミルクを入れましょう。ベビーマグでの練習は、赤ちゃんの手と口の連動性を高める練習でもあるのです。また、やがては来る卒乳への準備にもなりますね。コップで飲めるようになるにはまだまだ時間が必要です。まずは赤ちゃんの手を慣らすためにベビーマグを試してみましょう。

赤ちゃんとの外食

赤ちゃんと一緒に外食ってちょっと心配ですよね。でもたまには行きたい!そんな時試してもらいたい、いくつかのコツをご紹介します。

  • まずはレストランに赤ちゃん連れで行ってもいいか、ハイチェアーやお座敷があるかを確認しましょう。椅子をきれいに拭くためのウェットティッシュもお忘れなく。

  • レストランに到着する前に授乳を済ませておきましょう。案外、レストランではすぐに眠ってくれるかもしれません。

  • 赤ちゃんと一緒に食べるのであれば、赤ちゃん用の離乳食、スプーンやお食事エプロンを忘れずに持って行きましょう。

  • 赤ちゃんが泣きだしても焦ったり、困ったりすることはありません。あやしたり、お会計を早めに済ませたりするなど柔軟に対応しましょう。

  • おもちゃやベビーブックを持って行きましょう。おとなしく静かに遊んでくれるかもしれません。

D_4_87 icon

生後10か月の赤ちゃんの睡眠時間は?

生後10か月の赤ちゃんは午前と午後1回ずつのお昼寝を併せて、平均して1日10~12時間ほど眠ります。午前中にはお昼寝をしない赤ちゃんも多くなります。

この時期、ママやパパと離れることで赤ちゃんが不安になる分離不安 の状態になる赤ちゃんがいます。夜に突然赤ちゃんが起きてしまい、ママやパパが側にいないと分かると泣き始める。これはママやパパにとってはとても辛いですね。赤ちゃんが夜中に突然起きてしまったら、以下の方法を試してみてください。

  • 元気でいるか、病気じゃないかをチェックしましょう。

  • 大丈夫、側にいるから安心して寝てね、と静かに教えて優しくトントンとしてあげましょう。

  • おむつを交換しなければならない時は、さっと済ませましょう。その後はすぐにベッドに寝かせましょう。

D_5_87 icon

生後10ヵ月の赤ちゃんの1日

D_6_87 icon

赤ちゃんの健康: 歯のケアは大切

赤ちゃんの最初の歯が出てきましたか?まだ、生えてきていない?大丈夫です。赤ちゃんの歯が生えてくる時期には個人差があります。通常、3歳になる頃には全ての乳歯が生え揃っているでしょう。赤ちゃんに歯が1本でも生えてきたら、赤ちゃん用歯ブラシで歯と歯茎を毎日磨きましょう。赤ちゃんと一緒に楽しく歯磨きトレーニングをやってみましょう。

  • 1日に2回、赤ちゃん用歯ブラシと赤ちゃん用の歯磨き粉で歯を磨きましょう。まだ歯が生えてきていない赤ちゃんは、柔らかい歯ブラシで歯茎を磨いてあげましょう。赤ちゃんの歯のケア を参考にしてくださいね。

  • 授乳をしながら寝かせるのは止めましょう。赤ちゃんの口の中にミルクや母乳が溜まり、虫歯の原因となります。

  • 赤ちゃんがイライラしたり、泣いたり、歯茎が腫れたり過敏になっているようであれば、歯が生えかけている時の歯ぐずりが原因かもしれません。ママやパパが指で歯茎をマッサージしたり、歯固めを与えて歯ぐずりの痛みを和らげてあげましょう。

  • 歯が折れてしまったりすることもあります。そんな時は、 赤ちゃんが歯を傷つけた時の対処法 を参考にしてみましょう。

赤ちゃんの健康に関して、以下のことも知っておきましょう。

  • 食物アレルギー:牛乳、卵、ピーナッツ、大豆、小麦などで食物アレルギーを起こす赤ちゃんや子供がいます。食物アレルギーの症状には軽度の症状もあれば重度の症状もあり、下痢、呼吸困難、血色が悪くなるなどの症状が一般的です。このような症状が現れたら、小児科のお医者さんにどの食物が原因でアレルギーになるのかを調べてもらい、アレルギーのある食物は食べさせないようにしなければなりません。大きくなるにつれて少量でもアレルギーの原因となる食物を食べられるようになる可能性もあります。

  • 突発性発疹:39~40度の熱が出た後に体中に発疹が出てきたら、ウィルスが原因の突発性発疹の可能性があります。鼻水、のどの痛み、リンパ腺が腫れる、咳が出る、イライラしているなどの症状が見られることも。赤ちゃんが突発性発疹ではないかと疑ったら、小児科のお医者さんに診てもらいましょう。

D_7_87 icon

よくある質問

どうしたら夜中にずっと寝てくれるの?

夕方にお昼寝をさせないのも1つの方法です。そうすれば、夜には疲れてぐっすりと眠ってくれるでしょう。夜のお休み前にはおむつの交換を忘れないようにしましょう。夜中に赤ちゃんが突然起きてしまったら、部屋は暗くしたままで赤ちゃんに優しい言葉をかけ、トントンしてあげましょう。これを繰り返していると、赤ちゃんは安心して眠ってくれるようになるはずです。お気に入りのぬいぐるみや小さな毛布が側にあれば、ママやパパがいなくても一人で眠ってくれるかもしれないですね。赤ちゃんが泣きだしても泣き疲れて眠るまで泣かせておいたほうがいい時もあります。赤ちゃんを信じてひとりでに泣き止むチャンスをあげましょう。

生後10か月の赤ちゃんのお昼寝の回数は?

この時期の赤ちゃんのお昼寝は午前に1回、午後に1回の2回が目安です。

生後10か月の赤ちゃんは何を食べるの?

生後10か月の赤ちゃんは母乳と粉ミルクを混合で飲んだり、離乳食を食べたりするでしょう。小さな鶏肉、柔らかい果物、野菜、離乳食用おやき、パスタ、パン、スクランブルエッグやヨーグルトがお勧めです。

生後10か月の赤ちゃんにチーズをあげてもいいの?

はい、大丈夫です。チーズを小さく切ってあげましょう。カッテージチーズを少量あげてもいいですね。

生後10か月の赤ちゃんに卵をあげてもいいの?

はい、大丈夫です。スクランブルエッグなどをあげてみましょう。

親としての生活: パパとママの役割分担

子育ての悩みについてパパと話をするのはちょっと難しい?気をつけておきたいのは、完璧な家族がないのと同じで、完璧な子育て方法もありません。子育ての役割や責任分担も変わっていきますね。子育てや家事をどう分担するかを決めるのは難しい問題。でも、ストレスや怒りをためないためにも、ママやパパが正直に心を開いて話し合うことが大事です。下の方法を試してみましょう。

  • 家事を分担する:日、週、月単位での家事のリストを書き出し、これらを平等に分担する方法を考えてみましょう。平日はパパとママどちらかの負担が多くなるけど、週末はその逆と言うのも1つの方法ですね。

  • 赤ちゃんのお世話は分担して:ママは専業主婦かもしれないし、共働きかもしれません。でも、パパもママも子育てに関わって行きたいと思っているはず。夜中に赤ちゃんが突然に泣いて起きてしまった時、赤ちゃんをあやすことの分担はできていますか?朝はパパとママのどちらかがご飯をあげて、夜はその反対とか? 赤ちゃんが病気になったら、交代でお休みをとれますか?病院にも交代で連れて行けますか?

  • 柔軟性を持って:状況は変わりますし、家族のニーズも変わります。定期的にパパとうまくいっていることといっていないことを語り合う時間を持ちましょう。

  • 家族として時間を過ごす:ゆっくりとリラックスしながら家族で過ごせる時間を持ちましょう。みんなで床に座って遊ぶのもいいですし、一緒に食事をしたり、週末にお散歩に行ったりするのもいいでしょう。

  • 問題を解決するために助けを求める:パパとママ、家族の間で意見が対立するのは自然なこと。でも、赤ちゃんは自分のお世話をしてくれる人々の感情にとても敏感です。意見が対立して助けが必要な時は、友人やお医者様にカウンセラーを紹介してもらうのもいい方法でしょう。

Flexible banner

生後10か月のチェックリスト

  • 赤ちゃんは歯医者さんへ行ったことがありますか?まだなら、予約を取りましょう。歯医者さんへ行く前に赤ちゃんを歯医者さんへ連れて行く を読んでおきましょう。

  • 救急箱には痛み止め、鼻詰まりの薬、虫刺されや軽い発疹用にかゆみ止めなどの応急処置用の薬を入れておきましょう。 赤ちゃんに薬を与える時には必ずお医者さんに確認しましょう。薬は赤ちゃんの手の届かないところに保管し、開封後は冷蔵庫での保存が必要な薬もあるので注意しましょう。薬には使用期限があります。使用期限が過ぎて未使用の薬は処分するようにしましょう。お医者さんや薬局でこれらの薬の処分方法について聞いてみましょう。

  • お家や車の中に救急箱を用意しましょう。以下のものを入れておきましょう。 • サイズの異なるバンドエイド • ガーゼ • 綿 • 軟膏 • 石鹸や除菌用ジェル • ワセリン • デジタル体温計 • ハサミ • ピンセット • 冷湿布 • 温湿布 • 子供用虫よけスプレー • 赤ちゃん用日焼け止めクリーム • 救急対応のやり方が載った救急対応ハンドブック

  • パンパースのすくすくポイントをためていないママやパパはいらっしゃいますか?パンパースすくすくギフトポイントプログラムのアプリ でポイントをためて素敵なギフトと交しましょう。1パック買っただけで交換できるギフトもありますよ★

  • 少し落ち着く時間ができたら、生後11か月の赤ちゃん について詳しく調べておきましょう。

  • 子育てに関する情報やパンパースの情報をメールマガジンでお届けしています。ぜひ登録してくださいね。